【全日本】ジュニアタッグの祭典は反逆者と絶対王者の頂上決戦へ! 井上がジェラシー爆発、HAYATOは「顔じゃない」と一蹴
全日本プロレスのジュニア戦線を熱く焦がす『ゼンニチJr.タッグフェスティバル』。
3月15日の後楽園ホール大会において、ついに決勝進出の2チームが出揃った。
勝ち上がったのは、ドロドロとした嫉妬心を力に変える新鋭コンビ「LOVE&UGLY」(井上凌&望月ジュニア)と、現在の全日本ジュニアを牽引する絶対的エースタッグ「アツハヤ」(青柳亮生&ライジングHAYATO)である。
激闘の準決勝2試合は、勝者の歓喜と敗者の無念が入り交じる、感情むき出しの空間となった。

第4試合で行われた準決勝第1試合は、井上凌と望月ジュニアが、実力者コンビ「変態男児」(田村男児&佐藤光留)と激突した。
試合は、ベテランの佐藤光留とパワーに勝る田村男児が、若き2人を徹底的に追い詰める厳しい展開となる。
しかし、ローンバトルを耐え抜いた望月ジュニアが意地を見せると、代わった井上凌が爆発。
最後は佐藤光留の猛攻をしのぎ切り、執念の連撃で大金星を奪い取った。

敗北を喫した田村男児は、バックステージで悔しさを隠しきれなかった。
田村「チキショー。敗退しちゃった。クソ…。まだ、まだ、まだ始まってねぇよ。これからだよ、まだ始まってねぇ」
続くセミファイナル(第5試合)では、大本命の「アツハヤ」が、「ススヨシ」(吉岡世起&進祐哉)の壁に挑んだ。
高度な連携と息もつかせぬ空中戦が展開される中、吉岡世起と進祐哉の卓越したテクニックがアツハヤを苦しめる。
しかし、驚異的な粘りを見せたアツハヤは、怒涛の連携技からライジングHAYATOが吉岡世起を粉砕。実力者コンビを退け、堂々の決勝進出を決めた。

敗れた吉岡世起と進祐哉は、悔しさを滲ませながらも次なる戦いを見据えた。
進「大本命がやられちゃったよ、大本命が」
吉岡「クソ…。初めて食らったけど、なんだあの2人で降って来るの?強烈だな。あれは食らっちゃダメなヤツだって、分かってたけどね。こっちにもある、食らっちゃダメな技。あれをHAYATOに決めきれなかったからね。次は2人ともあの技でグロッキーにしてやる。沈めてやるよ」
進「またお願いします」
吉岡「またやりましょう」

メインイベントを前に、リング上には決勝で激突する両チームが対峙した。
熱きジェラシーを燃やす井上凌がマイクを握り、王道のエースたちへ牙を剥く。

井上「20日の八王子、決勝。オマエらの相手は、この俺たち、LOVE&UGLYだ!一戦一戦、勝ち上がってきたんだよ。20日、俺たちが溜めに溜めたジェラシーでオマエらという壁ブチ壊してやる!」
これに対し、ライジングHAYATOの態度はどこまでも冷酷であった。
HAYATO「今の試合見て、よくノコノコ出てこれたね。井上凌、望月ジュニア、顔じゃないよ」
圧倒的な格の違いを突きつけた後、青柳亮生とライジングHAYATOは、いつものように華やかに大会の中締めを行った。

亮生「このあとメインイベントを控えていますので、中締めをしてお別れしたいと思います。みなさんよろしいでしょうか?(大歓声)全日本プロレス、さらに向こうへ!Plus Ultra!」
HAYATO「Let’s Punk!」
控室に戻っても、両陣営のスタンスは明確に分かれていた。アツハヤは、反逆者たちの挑戦をどこ吹く風とあしらう。

HAYATO「井上凌と望月ジュニアが来たけど、リング上でも言ったけど顔じゃないよ」
亮生「顔じゃない、顔じゃない」
HAYATO「顔じゃないってどういう意味かっていうと、そのレベルじゃない。格が違うっていう意味。アツハヤ、普通にやって普通に勝つよ」
亮生「そういうことだ!」
一方の「LOVE&UGLY」は、強敵を打ち破った興奮そのままに、タッグフェス制覇とその先にある巨大な野望を口にした。

井上「ヨッシャー!ジュニア、夢じゃねぇぞ。優勝夢じゃねぇぞ。いやぁ、手強かった。変態男児、めちゃくちゃ手強かったよ。やっぱアツハヤとは違う、別の色気持ってるしさ、本当に大田区から見てて、スゴい何でも持っている、そういう恐怖を味わった、今日は本当に怖かった。だけどさ、勝ったのは俺たちだ」
望月「今日もよ、アホの親父が上(バルコニー)で偉そうに見てたけどよ。俺たち、こんなところで負けるわけにはいかねぇんだよ。オイ!アツハヤ、全日本のエースだか、なんだか知らねぇけど、勝つのは俺たちだ。覚悟しとけよ!」
井上「そうそうそう!20日楽しみにしとけよ!俺ら絶対優勝して、オヤジ狩り?」
望月「おぉ!」
井上「オヤジ狩り、アジアタッグ必ず獲ってやるから。まぁ、あと一歩だ。やってやるよ!」
エリート街道を突き進む「アツハヤ」か、嫉妬と野心を武器にのし上がる「LOVE&UGLY」か。
3月20日、八王子大会で行われる優勝決定戦。対極に位置する2つのチームが、全日本ジュニアの頂点を懸けて激突する。
<写真提供:全日本プロレス>
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