【超日本】CIMAが電撃来場し、永田裕志と29年越しの奇跡の合体!存続決定の超日本5・27上野で髙木三四郎&ポイズン澤田JULIEと激突

 髙木三四郎がプロデュースする超日本プロレスが3月24日、東京・新宿FACEで「超日本プロレス~Judgement~」を開催した。“エース”の永田裕志がCIMAと奇跡の合体を果たし、5月27日の東京・上野恩賜公園野外ステージ大会で髙木三四郎&ポイズン澤田JULIEと対戦することが決まった。

 1997年3月25日、DDTは東京・日比谷ラジオシティで「Judgement」の大会名でプレ旗揚げ戦を行った。その際、観客に「旗揚げしていいか?」を問い、過半数の支持が得られたため、正式な旗揚げに至り、先の3・22後楽園ホール大会で29周年を迎えた。

 もともとは髙木の30周年記念プロジェクト大会として、昨年2月3日、新宿で「NEVER SAY NEVER」を開催され、その流れで「M&Aプロレス~MatchMake & Agent~」と名を変えて実施。その「M&Aプロレス」は昨年6・25新宿で解散し、同年8・19上野で「超日本プロレス」を旗揚げ。

10・14新宿を経て、12・29新宿で第3弾大会を開催したが、髙木は30周年イヤーが終わることでラスト興行となることをアナウンスした。

ところが、メインイベント終了後、永田が3月24日に新宿FACEを押さえたことを明かし、今大会を迎えることに。ただし、DDTの旗揚げ時にならい、「存続して良いか?」というお客さまアンケートを実施し、過半数を超えた場合、存続することになった。

 まずはオープニングで髙木が元全日本プロレス社長、元プロレスリング・ノア会長、元爆破甲子園連盟(爆破連)理事長の内田雅之氏をリングに上げ、「団体っぽくしなきゃいけない」という理由で超日本の顧問就任を発表。

内田氏は「永田裕志をまた業界のトップに押し上げていこうと思っております」と意気込んだが、「超日本が解散になったら解任」の条件付き。そして髙木は「報連相がうまくいかず、次回大会が5・27上野に決まった」とアナウンス。

観客のアンケート結果により、解散になった場合は超日本ではなく別の大会になるとした。「爆破甲子園」は新型コロナウイルスの渦に巻き込まれ、内田氏の立場はうやむやになってしまった経緯があり、内田氏は「私が出るときはいつもこんな感じなんです。どこに行ったんだ?爆破連!」と突っ込むも、気を取り直して本部席で大会を見守った。

 第1試合から超日本ならではの試合が続くなか、第4試合では髙木とDDTの“レジェンド”澤田が17年ぶりに一騎打ち。澤田は1981年に新日本プロレスに入門したが、ケガのため退団。渡米して、マレンコ道場でトレーニングを積んでデビュー。

1999年からDDTに参戦し、邪神が降臨して、ポイズン澤田JULIEとなり、髙木とは幾多の激闘を展開。KO-D無差別級王座も2度戴冠したレジェンド中のレジェンドだ。

 髙木は呪文対策として、全身にお経を書いて出陣。場外戦になると、戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で澤田をひいた。髙木は雪崩式ブレーンバスター、ストーンコールド・スタナーで猛攻も、澤田はグリーンミストも胸に噴射してしまう。

それでも澤田は呪文から顔面に毒霧を吐く。さらに澤田は変型パイルドライバーを見舞った。

窮地に陥った髙木はスタッフからスマートファンを受け取り、呪文を防御。最後はテキサス・クローズラインからストーンコールド・スタナーを決めて、かつてのライバルから3カウントを奪取した。

 髙木は「ポイズン澤田、10万62歳になっても、おまえの呪文の切れ味は変わってない。超日本プロレスはどうだ?ここではDDTのclub ATOM時代、ジオポリス時代、すべての歴戦の勇者たちが集う極楽浄土。ここではDDTの世界線じゃねぇんだ。俺とおまえが手を組む世界線になってもいいんじゃねぇか?30年間戦い続けたけど、おまえとシングルやって初めて分かり合えた気がする。この極楽浄土を紅蓮の炎で包まないか?」と提案。

澤田は「今日は負けたがな、次はもうないかもしれない。だがな、おまえの気持ちは分かる」と握手を交わした。

バックステージで澤田は「おまえとシングルはもうしねぇ。戦わねぇ。タッグを組まねぇとは言ってない。やってやろうじゃねぇか」と髙木の持ちかけを受け入れた。

そして、メインイベントではエースの永田が阿部史典と初の一騎打ち。グラウンドでアキレス腱固めを極め合えば、場外ではエルボー合戦。

リングに戻って、永田が腕を攻めれば、阿部はサッカーボールキック、PK連打。張り合い、エルボーの打ち合い。

阿部がグラウンドでお卍固めもエスケープ。阿部は伊良部パンチをぶち込むも、永田はバックドロップ、延髄斬り。最後はバックドロップ・ホールドでトドメを刺した。

 試合後、内田顧問がリングに上がり「永田選手、どうしてもおまえと組んでもらいたい選手がいて、今日呼んでるんだ。このタッグは素晴らしいと思うんだ」と言うと、昨年末でGLEATを退団し、現在は手術した左肩の治療のため欠場中のCIMAがサプライズで登場。

CIMAは「永田さん、お久しぶりです。どういうつながりがあるか、皆さん分かりますか?今から29年前、米国WCWで、デビューしたてのCIMA19歳が永田さんとシングルマッチをさせていただいたんですよ。そしてウルティモ・ドラゴンさんが支持してくれて、CIMA少年は当時WCWに遠征に来ていた永田さんのウエイトトレーニングのパートナーに抜擢してくれた。今ここでようやく僕も29年目にして、永田さんの隣に立たせてもらいたいと思います。組んでいただけますか?」と問うと、永田は「いいとも」と快諾。

CIMAは「CIMAは当時WCWでおそらく勝ったことはないけど、29年プロレスやってきたんやから。永田裕志、CIMAのWCW最強タッグに挑戦してくる奴、誰でもいいから出てこいよ!」と言うと、髙木と澤田が登場。

 髙木は「WCW最強タッグに挑むのは、この私、そしてポイズン澤田JULIEだ!」と対戦表明。

永田は「ポイズン澤田、いや澤田先輩初めまして。澤田先輩は新日本プロレスの練習生だったのはよく存じてます。今は澤田先輩からポイズン澤田JULIEになってしまったようですが、新日本プロレスのあの熱い道場で汗をかいた者同士、面白い試合にしましょう。よろしくお願いします」と先輩に礼を尽くして受諾。

CIMAが澤田を襲おうとするも、澤田は呪文で阻止。髙木が「呪文を食らう勇気はありますか?内田さん、5月27日に組んでください!」と要望。

内田顧問は「もしかしたら超日本プロレスじゃないかもしれないけど、日付が決まってるので。最後の仕事になるかもしれないけど、ぜひこのカードを組みましょう」とGOサインを出した。

永田は「すごいもの見たな。ヤバいね。CIMAと組んだら100人力。恐れるものは何もない。まだまだ続くようなので CIMAと組んで。よし行くぞ、1、2、3、ゼアッ!」で大会を締めくくった。

 バックステージで永田は「超日本プロレスだろうが、どこのリングだろうが、このテーマだけは残ったわけです。あれ(呪文)はちょっとヤバいな。どこかで対策練りましょう。いろんなプロレスの世界観を体験させてもらってるけど。CIMAという、とてつもない選手と組むことになったと思いきや 。ポイズン澤田、先輩なんだよね。それもすっかり変わり果てた澤田先輩と戦うってことで。やると言ってしまったからにはやらなきゃいけないし、CIMAという心強いパートナーがいるんで全力でぶつかっていきます」と気合を入れた。

 一方、髙木が「俺とポイズン澤田JULIEが30年の時を経て組んだからには、おまえら恐ろしいことが起きるぞ!」と言えば、澤田は「永田裕志、貴様に呪文かけて、いや貴様をヘビ人間にしてやるわ!」と意気上がった。

 永田とCIMA、永田と澤田、髙木と澤田の人間模様が交錯するなか、5・27上野で究極のドリームマッチが実現する。

 なお、大会終了後、「超日本プロレスは存続して良いか」というお客さまアンケートの集計を実施した結果、「はい=258票」「いいえ=6票」「どちらでもない・無回答=51票」となり、支持が過半数に達したため超日本プロレスの存続が決定。これにより、5・27上野は超日本プロレスの大会として行われ、内田顧問の解任も回避された。

【大会名】超日本プロレス~Judgement~
【日時】2026年3月24日(火)
【会場】東京・新宿FACE

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○イービル・ウノ&ラム会長 vs 翔太●&小橋マリカ
9分5秒 片エビ固め
※サムシング・イービル

▼第二試合 3WAYマッチ 30分一本勝負
▲大和ヒロシ vs 一般人・澤宗紀▲ vs ジムトレーナーKotoka▲
9分17秒 三者KO

▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
バラモンシュウ&○バラモンケイ&Mac松下 vs 佐々木貴&佐野直&デモニオ・ウノ●
8分17秒 五体不満足

▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○髙木三四郎 vs ポイズン澤田JULIE●
9分2秒 片エビ固め
※ストーンコールド・スタナー

▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○黒潮TOKYOジャパン vs 隈取●
10分32秒 横入り式エビ固め

▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
×村上和成 vs 青木真也×
11分16秒 無効試合
※収拾付かず

▼メインイベント スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○永田裕志 vs 阿部史典●
16分4秒 バックドロップ・ホールド

〈写真提供:超日本プロレス〉

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