【マリーゴールド】女子プロレス史上初の靖国奉納プロレス! 満開の桜の下で王者ラ・ビアン・ローズが若き“蕾”たちを退けV2達成「正直こんなに追い込まれると思ってなかった」
3月29日、女子プロレス界に新たな歴史が刻まれた。
マリーゴールドが東京・靖国神社相撲場にて、女子団体としては史上初となる奉納プロレス「大和神州女祭り」を開催。
満開の桜が会場を彩る中、513人の大観衆(満員)が見守る歴史的舞台のメインイベントでは、世代闘争の熱を帯びたタイトルマッチが繰り広げられた。

大会は越野SYOKO.による国歌斉唱と、ワールド王者・青野未来の開会宣言で厳かに幕を開けた。

祝祭ムードの中で迎えたメインイベント(第6試合)は、3Dトリオス選手権試合。
初代王者組である「ラ・ビアン・ローズ」の桜井麻衣、翔月なつみ、山中絵里奈に、昨年デビューしたばかりの生え抜きルーキートリオ、山岡聖怜、心希、山崎裕花が挑んだ。

試合は、挑戦者組が若さと勢いに任せて王者陣営に猛然と襲い掛かる展開となった。

山岡聖怜の鋭いスピアーや、心希の気迫あふれるサソリ固めなど、新世代トリオは再三にわたり王者組を窮地に追い込む。

しかし、キャリアと連携力で勝るラ・ビアン・ローズは要所でペースを握り直す。

山中絵里奈が場外へのプランチャで流れを引き寄せると、最後は桜井麻衣が心希をバックドロップから合体ライダーキック、そして必殺のグロリアスドライバーへと繋ぎ、14分47秒で3カウントを奪取。

初代王者組が貫禄の2度目の防衛を果たした。
試合後、リングの中心でマイクを握った桜井麻衣は、いつもの高貴な振る舞いの中に、後輩たちへの確かな労いを込めた。
「靖国神社大会にお越しの庶民の皆様ごきげんよう! 桜の季節に桜井麻衣が勝って3Dトリオス2度目の防衛に成功しましたわ! 正直こんなに追い込まれると思ってなかったから、成長した姿を見せてくれてうれしかった。ありがとう」

最後は出場全選手がリングに集結し、「シャインフォーエバー・マリーゴールド!」の大合唱で、史上初の女子奉納プロレスは大団円を迎えた。
バックステージに戻った王者陣営は、歴史的な舞台で防衛を果たした喜びと、次世代の前に立ちはだかる高い壁としての自負を語り合った。
桜井「靖国神社大会でラ・ビアン・ローズ2度目の防衛に成功しましたー! 満開の桜の中、そして雰囲気にも恵まれて、そして勝てて本当に嬉しいです。これからもラ・ビアン・ローズ、もっともっとたくさん防衛していく姿皆さん、見ていてください。ありがとうございました」
山中「このラ・ビアン・ローズの3人でV2ということで、ありがとうございます。すごく嬉しい。靖国神社の奉納プロレスに出場させてもらえたのも、本当に光栄だし、史上初の3Dトリオスチャンピオンの私達が、史上初のこの女子プロレスによる奉納プロレスで無事防衛できたことも、本当に喜びいっぱいです。皆さんにも2人(桜井と翔月)にも本当に感謝してます。そして、引き続きよろしくお願いします」
翔月「もう本当にね、貴婦人がいるからめっちゃ大雨じゃないかと思って、めっちゃ心配だったんですけど、こうやって桜満開の中でできて本当に幸せですし、あの子たちはね、まだまだこれからの時代の子で、私達がまだまだ高い壁となって咲き続けて、蕾が咲くのか咲かないのかわかんないけど、そのときにはまた余裕を持って、私達が迎えてあげましょう。王者の貫禄を持って、これを磨き続けて、またこういうところでできたらいいなと思います」
桜井&翔月&山中「トレビアン! バラ色の人生! フゥー!」
対照的に、敗れた新世代トリオの口からは、仲間を助けられなかった悔しさと、いつか自分たちが美しい花を咲かせるという強い決意が溢れ出ていた。
山岡「自分がカット行けなかったっていうのもあって、負けちゃった。この3人でベルトを巻くはずだったけど、負けちゃって巻けなかった。でも、まだまだ自分たちにはチャンスあるし、たしかになつみさんが言ってたように、まだつぼみかもわかんない。つぼみもついてないぐらい。だから、どんどんどんどんつぼみになって、花咲かせて、きっとこの3人でベルトを巻けるように頑張り続けて、絶対巻きましょう。ありがとうございました」
心希「今日は靖国のこの大事な大会のメインイベントでタイトルマッチができたこと、まずはすごく嬉しかったです。でも今日はデビュー戦の相手である(桜井)麻衣さんから負けてしまって、3人で黄色いベルトが今ここにないっていうのが、すごくすごく悔しいです。でも私達はマリーゴールドの生え抜き。そして同期。私達にぴったりなベルトは3Dトリオスだと思うので、そのベルトが次は巻けるように、私達がどんどんどんどんマリーゴールドに綺麗な花を咲かせていきましょう」
山崎「まず自分は心希を最後助けに行けなかったのが後悔残ってます。次に絶対、また挑戦するときが来ると思います、3人で。絶対に挑戦するので、そのときはもっと視野を広く、というか、もう自分がガンガンガンガン取りに行く気持ちで、自分が3カウント取りに行く気持ちで、もっともっと前進して試合で勝ちたいと思います。悔しいー! また頑張ろう」
山岡&心希「はい!」
靖国の杜に咲き誇る大輪の桜のように、リング上で眩い輝きを放ったラ・ビアン・ローズ。
そして、敗北の悔しさを養分とし、これから開花の時を迎えようとする若き蕾たち。
女子プロレス界の歴史に刻まれた春の祭典は、未来へと繋がる生命力に満ち溢れていた。
<写真提供:マリーゴールド>














