【新日本】23歳カラム・ニューマンが辻撃破でIWGP奪取「俺が史上最年少王者だ」 鷹木信悟が「次は俺が相手だ」と挑戦表明

4月4日、春の両国国技館は新たなる「絶対君主」の誕生を目撃することとなった。

新日本プロレスのビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2026』のメインイベントで、挑戦者のカラム・ニューマンが辻陽太の保持するIWGPヘビー級王座を強奪。

23歳7ヶ月という史上最年少での戴冠記録を打ち立て、UNITED EMPIREによるプロレス界の完全支配を高らかに宣言した。

『NEW JAPAN CUP 2026』を最年少で制覇した勢いそのままに、大一番へ臨んだ若き侵略者。

セコンドには盟友ウィル・オスプレイが就き、盤石の体制で王者・辻陽太と対峙した。

試合は両者の意地と肉体が激しくぶつかり合う、まさに死闘となった。

中盤、辻の強烈なエプロンでのカーフストンプで脳天から場外に突き刺さったカラム・ニューマンだったが、驚異的なタフネスで息を吹き返す。

終盤には、反則のパイプイス攻撃をウィル・オスプレイが制止する場面も見られたが、最後はダーティーファイトを厭わないカラム・ニューマンの冷酷さが上回った。

怒涛のジーンブラスター攻勢を耐え抜き、レフェリーを盾にして辻の急所を攻撃。

そこから必殺のMAKE WAYを完璧に炸裂させ、残酷なまでに3カウントを奪い取った。

新日本プロレスの棚橋弘至社長から真新しいIWGPヘビー級のベルトを受け取ったカラム・ニューマンは、リング中央で正座しベルトと対峙。

ウィル・オスプレイの手によって腰に王者の証を巻かれると、場内は新時代の到来を告げる異様な熱気に包まれた。

しかし、その歓喜の裏で、新日本マットに新たな影が蠢いていた。

突如として正体不明の覆面男がリングに乱入し、敗れた辻陽太を急襲。

その正体は、なんとAEWのTシャツを着込んだゲイブ・キッドであった。

ゲイブ・キッドは救出に駆けつけた鷹木信悟を張り手で退け、辻をバックステージへと連れ去るという暴挙に出た。

この異常事態の中、ファンの大コールに背中を押されてリングに舞い戻った鷹木信悟が、新王者に対して宣戦布告の咆哮を上げた。

■鷹木「バカ野郎! 黙って帰るヤツがいるか!!カラム~! カラム~! お前、やりやがったな。だが最後! なんだよ、あのマネは!? あれがお前のやり方か!? これがEMPIREのやり方か、オイ!? 昨日今日海外から来て、そんな若造がIWGP獲ったら、俺が黙ってるわけねぇだろ、オイ!カラム! Next! I will challenge you! 次は俺が相手だ!まあまあまあ、去年までは、ベルトもない、ユニットもない俺だったが! いまは、Unbound Co.という仲間たちがいる。そして! 守るべき家族ができた!次は! IWGPをいただくぞ!!」

これを受けたカラム・ニューマンは「お前にはもう1度勝っている。そしてよろこんでもう1度対戦しようじゃないか(日本語で)IWGP、やってやるよ」と不敵に受諾。鷹木信悟が退場すると、新王者はマイクを握り、王としての絶対的な権力を誇示した。

■ニューマン「オイオイオイーーカラム・ニューマン…史上最年少『NEW JAPAN CUP』覇者…そして、いまや史上最年少IWGPヘビー級王者だ!(※大『カラム』コールと一部のブーイングに耳を傾け)もう誰1人として俺を疑うことはないだろう。俺は新日本の頂点に立った。イギリスのプロレスのトップに立った。俺が、BULLET CLUBを滅ぼした。俺は“KING SLAYER”、そしてプリンス。プリンスのために道を空けるんだ。そして王冠にキスをしろ」

バックステージに戻った新王者の祝勝会は、UNITED EMPIREの結束と、さらなる野望を浮き彫りにした。

カラム「改めて、お前らカンパイだ。帝国に!(※と言って、缶ビールで乾杯)。これで誰も俺を疑うことはできないだろう?アァ?誰が準備できてないって? 誰がカップを獲れないって?誰がこの会社に入るのが早すぎたって?誰がこの王座戦に勝てないって?俺が史上最年少王者だ。オカダの記録を破り、シンスケの記録をも破った。歴史本で俺の名前を探してみろ。6度も名前が刻まれてるんだ。帝国が、この会社を制している。帝国がBULLET CLUBを滅ぼした。帝国が、Unboundも滅ぼすことになりそうだ。次はどうする?タカギを潰す?Unboundのヤツらも泥に叩き込んでやるか? 俺たちがトップに立つユニットだ。この会社、そしてプロレス界を支配してるんだ」

オスプレイ「アァ、その通り」

カラム「これ以上言うことはない。プリンスに道を空けろ。そして王冠にキスをしろ。行くぞ」

無敵の権力を手にした新王者と、それを支える強大な帝国。

しかし、ウィル・オスプレイの口からは不穏な相談も漏れ聞こえた。

オスプレイ「じつはお前たちに話したいことがあるんだ……。他の皆の前でしたくなかったし、お前の大事な瞬間を奪いたくなかった。じつは、仕事でトラブルに巻き込まれた……手を貸してほしいんだ。試合終わりだってことは分かってるけど、力を借りたい」

カラム・ニューマンの史上最年少戴冠という偉業の裏で、ゲイブ・キッドの不気味な暗躍やオスプレイの抱えるトラブルなど、新日本マットにはかつてない規模の嵐が吹き荒れようとしている。

<写真提供:新日本プロレス>

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