【WRESTLE-1】3.14後楽園ホール大会でW-1のリングに久々に帰って来る中之上靖文選手インタビュー!「武藤さんと試合ができる最後のチャンスかもしれないので、今の自分を思いっきりぶつけたい」

3月14日(水)に開催される後楽園ホール大会。武藤敬司が人工関節を入れる手術をする前の最後の試合を行なう。そこに集うのはかつて武藤の元で薫陶を受けてきた教え子たち。一昨年の夏を最後に退団し、現在大日本プロレスに所属する中之上靖文もその一人だ。武藤の付き人を約7年間務め、プライベートでもかわいがられた男は、現在大日本のBJW世界ストロングヘビー級王座に挑戦するほどに成長した。中之上はストロングBJで培ってきたパワーを武藤やかつての仲間たちに見せつけたいと誓い、3月14日、後楽園ホールのリングに上がる。

──まず、中之上選手がW-1に上がるのは久々ですけど、その心境から教えてください。

中之上 まさかまた上がるとは思ってなかったから、ちょっとビックリですよね。そういうお話が来るとは思ってもいなかったので。

──今回は武藤選手が人工関節を入れる手術をするということで、その手術前最後の試合のために武藤全日本時代の選手が集合することになったわけですが、この手術をするということを聞いた時はどのように思われましたか?

中之上 前から入れたいというか、入れようかなという話は聞いていたので、ついにヒザに限界が来たのかなと思いましたね。まあ、ヒザがよくなってほしいという気持ちもあるんですけど、もしかしたらカムバックできない可能性もあるという話も聞いたんで、それを考えると寂しい気持ちはありますよね。

──中之上選手は武藤選手の付き人を長い間やられていたんですよね?

中之上 はい、全日本、W-1とずっとやってましたね。7年か8年ぐらいかな? 他に運転できる人がいなかったんですよ。運転できる先輩はみんな遊びに出かけちゃってたし、結局寮にいる僕が自然とそうなっていた感じですね。

──そうなると普段から武藤選手のヒザの状態をよく知ってらっしゃいますよね。

中之上 常に痛い痛いって言ってましたからね。私生活ぐらいは不自由なく送ってほしいですよね。試合の時はヒザにテーピングを巻くんですけど、もの凄く分厚かったですからね。自分やったら絶対やめてます。そこまでしてまで試合はしないと思います。だから、見ていて本当に凄いなと思いましたね。

──なるほど。そういう状態をよく知る中之上選手ですから、古巣への参戦は複雑な気持ちもあったと思うんですけど、やっぱり武藤選手から声をかけられたら断るわけにはいかない、と。

中之上 そうですね。僕は辞めた人間だし、ある意味裏切った部分もあるわけですから。ただ、そういう辞めた人間に声をかけてくれたわけですからね。でも、今回の試合のメンバーを見ると、僕が全日本プロレスの寮に住んでいたあの時代のメンバーが集まるわけですよね。

──はい。武藤敬司&浜亮太&SUSHI&宮本和志vs河野真幸&大和ヒロシ&中之上靖文&KAIという組み合わせになりました。

中之上 名前を聞くと、やっぱりあの時代は武藤さんの中でも思い入れがあるのかなと思ったりしますね。

──武藤選手も自分の生きた証だからとおっしゃっていましたからね。率直にこのカードについてはどのように思われますか?

中之上 ほとんど久々に当たる選手ばかりですよね。辞めた期間で学んだものを見せられたらなと思いますね。

──大日本プロレスに入られてから、身体も大きくなられたし、凄く充実した日々を過ごされているように見受けられるので、その成果を見せつけたいところですよね。

中之上 皆さんに凄くよくしていただいて、試合にも多く出してもらっていますから。以前よりもパワーアップしたところを見せつけたいと思っています。

──特に中之上選手にとってはみんな先輩ですもんね。

中之上 今回の試合だと僕が一番後輩になるんですね。全日本とW-1では先輩に負けることが多かったんで、今回は私がおいしいところをいただこうと思っています。

──実は中之上選手はこのあとタイトルマッチが控えているんですよね(取材日は2月27日)。

中之上 はい。

──タイトルマッチ前なのに取材に応じていただきありがとうございます。でも、この2月はKAI選手が全日本の三冠に挑戦して、新日本ではSANADA選手がIWGPに挑戦し、そして今日は中之上選手がBJW世界ストロングヘビー級王座に挑戦する、と。

中之上 凄い偶然ですね。

──そして征矢選手も3月14日の後楽園大会でW-1チャンピオンシップに挑戦するんですけど、奇しくも各団体のチャレンジャーが昔は同じリングで闘っていた仲間たちになりました。武藤選手も教え子たちががんばっているので喜んでいると思うんですよ。

中之上 そうですね。ベルトを持っていけたら一番いいですけどね(残念ながら王座奪取ならず)。

──でも、こうやって大日本さんに移籍して、シングルのタイトルマッチに挑戦できるところまで力をつけたというところを見せたいですよね。

中之上 今、大日本プロレスでやっていることをW-1のリングで出さないとダメですよね。多くのお客さんは武藤さんを見に来ると思うんですよ。最後のムーンサルトって言ってますからね。それも楽しみではありますけど、そう簡単にはおいしいところは譲らないですよ。他のみんなも狙っていると思うんで。

──今回対戦という形になりましたけど、いつ以来か憶えていますか?

中之上 久々ですね。最後にやったのはグレート・ムタだったかもしれないですね。W-1になってからムタとやっているんですよ。

──全日本時代にはシングルマッチで闘っていますよね。

中之上 本当にデビューして1年か2年ぐらいの頃ですよ。本当にペーペーの頃にやってますね。

──でも、今回は武藤選手の対角線に立つということで、武藤選手から教わってきたこと、そしてその元を離れてから学んだことを直接ぶつけられるいい機会だと思います。

中之上 はい。もしかしたら試合できるのは最後かもしれないですよね。僕はW-1を辞めちゃったし、武藤さんも今後どうなるかわからないし。もちろん復活してくると思うんですけど、自分にとっては武藤さんと試合ができる最後のチャンスかもしれないので、今の自分を思いっきりぶつけたいですね。

──ちなみにムーンサルトについては何か思い出はありますか?

中之上 いろんな人のムーンサルトを見ますけど、武藤さんが一番カッコいいですね。僕は憧れていましたし、これで最後だと思うとちょっと寂しいですよね。ただ、僕がいた当時はずっと痛がっていながらもやってましたから。今回も手術を決意するぐらいなので相当痛いはずなんですけど、それでもやると言っていますし、凄まじい覚悟でやるんでしょうね。

──その覚悟に応えるようなファイトを見せたいところですよね。今回の試合ではどのような中之上靖文を見せたいですか?

中之上 大日本に入ってから体重も増えましたし、今までよりもヘビー級の部分を見せたいと思いますね。

──連日、関本大介選手のような大きな選手とぶつかり合っているんですもんね。

中之上 おかげで身体も強くなったと思うんで、ちょっとやそっとの攻撃じゃ効かないよっていうところを武藤さんや、先輩たち、そしてファンの方たちに見せたいですね。そして、8年ぐらい武藤さんのもとでやってきたこと、離れてから2年ぐらいの中で教わってきたこと、学んできたことをぶつけます。

ー 大会詳細 ー

【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」3.14東京・後楽園ホール大会

【日時】
018年3月14日(水)19時開始/18時開場

【場所】
東京・後楽園ホール

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