【WRESTLE-1】覚悟を決めた征矢が魂のワイルドボンバーで芦野をなぎ倒す!!次の目標はAKIRAとタッグで2冠王に照準を定める!

覚悟を決めた征矢が魂のワイルドボンバーで芦野をなぎ倒す!!

次の目標はAKIRAとタッグで2冠王に照準を定める!

「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」
【開催日】 2018年3月14日(水)
【時間】 19時試合開始
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】1521人(超満員)

試合結果

▼メインイベント WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第11代王者】●芦野祥太郎
(23分14秒 ワイルドボンバー→片エビ固め)
【挑戦者】〇征矢学
※第11代王者・芦野祥太郎、8度目の防衛に失敗。征矢学が第12代王者となる。

 

序盤からじっくりとした攻防を展開する芦野と征矢。まずは征矢がショルダータックルで芦野を吹っ飛ばす。

芦野がエプロンに出ると、さらにぶちかまして、場外に転落させてみせた。しかし、芦野は場外から征矢の傷めている右腕を引っ張ってアームブリーカー。

 

征矢は痛みをこらえながら、張り手を打っていく。芦野のエルボースマッシュにも一歩も引かずにワイルドチョップ。さらにブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカーを決めてみせた。

 

一方の芦野もカウンターのドロップキックで反撃。征矢が場外に逃げると追いかけて、征矢の右腕を鉄柱に2度も叩きつける。

リングに戻ると右腕にエルボースマッシュを食らわし、征矢が倒れるとそのままマットに右腕を叩きつける。

さらにストンピング、ニードロップと攻撃の手を緩めない。芦野は征矢の右腕をアームロックに固めてダメージをさらに与えていく。

しかし、征矢は気力で立ち上がり、芦野をショルダースルー。続けて首を抱えてからヒザ蹴りの連打、ジャンピングDDT、ブレーンバスターと決めてみせた。

一方の芦野もアンクルロックで反撃に出るが、征矢は極めさせない。芦野のジャーマンを何度も回避し、逆にスピアーでなぎ倒してみせた。

ならばと芦野もエルボースマッシュアタックで反撃。

それに対して征矢は再びスピアーをかまし、ジャーマンで投げ飛ばす。

芦野もすぐさま立ち上がり、ラリアット。

両者ダブルダウン状態となった。ここで先に立ち上がった芦野は征矢にエルボースマッシュ。征矢も傷めた右腕からのチョップでやり返す。

しかし、芦野は効いてないと胸を突き出し、続けて右腕にエルボースマッシュを連打する。ならばと征矢は芦野に鈍い音のするヘッドバット。

さすがの芦野もこれにはヒザから崩れ落ちてしまった。だが、征矢に立ち上がらせると、お返しとばかりに強烈な張り手で征矢の顔面を張り飛ばす。

そして、ジャーマンスープレックスから必殺のアンクルロックへ! 征矢が足で突き放そうとするも、芦野は放さない。

顔面を蹴られても体勢を入れ替えて、征矢の足首を締め上げる。ところが、征矢は足の力を振り絞って、芦野をコーナーに激突させる。

肩にテーピングの張ってある芦野は肩をぶつけてさすがにつらそうな表情。

しかし、征矢は容赦せずに雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、フラフラとした芦野にスピアー、デスバレーボムを連続して放ったみせた。

これを芦野が返すと、パッケージドライバー。これもキックアウトした芦野の後頭部にワイルドボンバーだ。さらに続けて正面からワイルドボンバーを発射した征矢。

しかし、芦野はまだ死んでいなかった。征矢の右腕を掴んで、脇固めに切り返してみせたのだ。

ここをなんとか逃れた征矢の右腕を掴むと、思いっきり後方にのけぞるアームブリーカー。そして、博多大会でギブアップを奪った腕極め式のアンクルロック!

これで万事休すかと思われたが、征矢はなんとかロープブレイク。ならばと芦野は腕ひしぎ、さらに三角絞めに移行し、ギブアップを狙う。

だが、征矢は渾身の力を振り絞って強引に芦野を持ち上げると、そのままリングに叩きつけて脱出。

芦野も立ち上がってまたも脇固めに出るが、征矢はニーリフトでこれを遮断。ショートレンジのワイルドボンバーで芦野をなぎ倒す。

そして、今度こそはとコーナーで腕を突き上げ、正面からのワイルドボンバー! これが見事に炸裂し、あさうがの芦野も返せず。

ついに無敗の王者・芦野を倒し、征矢が新王者となった。

試合後、マイクを握った征矢は、「俺の中の時計の針は動き出したぞ!」と絶叫。さらに「W-1は旗揚げして5年目です。まだまだ底知れぬ若さと未知の力がある団体だと思っています。そこで俺のお願いを聞いてくれ。これからのW-1の成長を、W-1をあんたらの目ン玉で見届けてください!」とファンにお願いをした。そして、セコンドについたAKIRAと岩石に感謝の言葉を述べると、AKIRAに対しては「俺をここまで目覚めさせておいて、これで終わりってわけじゃねえだろう? 俺とAKIRAさんでタッグのベルトを獲りにいこう! 俺たちタッグのベルトは巻いてねえよな?」とタッグ王座挑戦をぶち上げた。戸惑うAKIRAを尻目に征矢は、「会社がどう決めるかわかりませんが、俺とAKIRAさんでタッグに挑戦したいと思います」ときっぱりと宣言してみせたのだった。

(写真:伊藤ミチタカ氏)

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