【WRESTLE-1】征矢学&AKIRAが土肥孝司&熊ゴロー破りタッグ王座奪取!試合後、熊ゴローがNEW ERA脱退表明!!
「WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM」
4.18東京・後楽園ホール大会
【開催日】 2018年4月18日(水)
【開始時間】19時00分
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】751人
▼メインイベント WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第12代王者組】×土肥孝司&熊ゴロー
(19分17秒ムササビプレス→片エビ固め)
【挑戦者組】征矢学&〇AKIRA
※第12代王者組・土肥孝司&熊ゴローが3度目の防衛に失敗。征矢学&AKIRAが第13代王者組となる。
先発の征矢と土肥はド迫力のタックル合戦。
代わったAKIRAは熊ゴローのセントーンを自爆させると征矢と一緒にダブルのタックルをぶちかまし、久々のワイルドポーズを決めてみせた。
一方の熊ゴローもセントーンでAKIRAにお返し。さらに征矢を場外に落とすと追いかけて客席に投げ込んでみせる。
土肥もAKIRAを場外でいたぶり、リングに戻ると熊ゴローがこの日2発目のセントーンをAKIRAに投下。
土肥熊は代わる代わるボディスラムでAKIRAを叩きつけていたぶっていく。
土肥はAKIRAに逆エビ固め。征矢がカットに入っても、ショルダータックルで吹っ飛ばす。
そして熊ゴローもハンマーパンチでいたぶってからベアハッグだ。勢いに乗る土肥熊の2人はAKIRAの腰にこれでもかとエルボーを投下。
土肥はセントーンまで繰り出していためつける。
さらにコーナーでラリアットを2人で代わる代わる食らわせてから、土肥がギロチンドロップ、熊ゴローはセカンドロープからセントーンを投下だ。
AKIRAも熊ゴローに低空のドロップキックを食らわせるが、土肥が先回りして征矢を場外に落としてタッチを許さない。
ならばとAKIRAは気力のDDTで熊ゴローを倒してようやく征矢にタッチだ。鬱憤の溜まっている征矢は熊ゴローにスピアーからブルドッキングヘッドロック。
さらにカットに入ってきた土肥を捕まえて、まとめてで蹴散らした。だが、熊ゴローも続く征矢のワイルドボンバーを避けてフライングソーセージ。
土肥がショルダータックルを連発して征矢を黙らせる。ならばと征矢は逆水平チョップ。土肥もこれに対抗し、2人はチョップ合戦を展開だ。
そんな中、土肥はドロップキックを決めて、パワーボムの体勢に入る。しかし、征矢はこれをショルダースルーで切り返し、AKIRAにタッチ。
代わったAKIRAはドロップキック、ミサイルキック、延髄斬りで土肥を追い詰め、フライングラリアットを炸裂させる。
さらに征矢のワイルドボンバーと延髄斬りのサンドイッチ攻撃だ。ワイルド軍は征矢がデスバレーボム。
そしてそこにAKIRAがムササビプレスを狙う。しかし、熊ゴローがこれをカット。
その隙きに土肥はコーナーに上がったAKIRAをファイヤーマンズキャリーで抱え上げる。
そして熊ゴローがその土肥をさらに肩車して、後方へ倒れるという荒業を見せた。
残る征矢にもダブルのラリアット。そしてAKIRAにはダブルインパクト式のフェイスバスターから、サンドイッチラリアット、ワシントン条約と合体攻撃を次々と炸裂させる。
さらに2人揃ってアルゼンチンバックブリーカーを決めた土肥熊。
熊ゴローが征矢を場外に連れ出すと、土肥はAKIRAをアルゼンチンバックブリーカーの状態から後方に叩きつけてみせた。
そして、パワーボムの体勢へ。しかし、リングに戻ってきた征矢がAKIRAを投げさせまいと足を掴んで防御。
ならばと熊ゴローが征矢を持ち上げカナディアンバックブリーカー。土肥がAKIRAをパワーボムで叩きつけると、熊ゴローもそのままフェイスバスターだ。
しかし、AKIRAも沈まない。丸め込みで土肥を焦らせてみせる。だが、土肥はラリアットでAKIRAの反撃を遮断。
そしてハーフネルソンスープレックスの体勢に入る。しかし、ここで征矢がリングに帰還。
ワイルドボンバーで土肥をなぎ倒し、熊ゴローもなぎ倒す。そしてカナディアンバックブリーカーに持ち上げると、そこにAKIRAがニードロップを投下。続けてAKIRAはトドメのムササビプレスを発射だ。
一度は熊ゴローがカットしたが、征矢が食い止めている間にAKIRAは2発目を発射!
そして、AKIRAはそのままカバーにいかず、もう一度コーナーへ! 3発目のダメ押しのムササビプレスを発射し、土肥から3カウント!
土肥熊が王座陥落。復活new Wild orderがタッグ王座を奪取したのだった。
【試合後】
熊ゴローが倒れている土肥にストンピング!
止める若手をはねのけ、カナディアンバックブリーカーからのフェイスバースターで叩きつけ、さらにセントーンまで投下して土肥をいたぶった。
稲葉が土肥の介抱に向かうが、熊ゴローはリング下からイスを取り出し、征矢とAKIRAをイスで蹴散らす。そして稲葉の腰にイスで一撃食らわせてみせた。
場内がざわつく中、熊ゴローはマイクを持つと、「ノコノコ出てきてんじゃねえよ。試合もやらねえでよ。てめえのチームと腰、腰を選んだんだろ?そんなリーダーに俺はついけていけねよ」とNEW ERAリーダーである稲葉に反旗を翻したのだ。
ここでNEW ERAのアンディ、吉岡、イケメン、伊藤、さらにジェイもリングに駆けつけてきたが、反対側のコーナーからは芦野、児玉、立花、ドランクのEnfants Terriblesが登場!リング上は大混乱状態となってしまった。
NEW ERA勢を蹴散らした芦野はマイクを握ると、「おい、熊ゴロー!お前めちゃくちゃいいじゃねえかよ。見たらわかんだろ。土肥、お前もよ、熊ゴローがいつまでもお前の下でやってると思うなよ? (熊ゴローに向かって)お前も一人だろう? Enfants Terriblesでやろうぜ。答えを今聞かせてくれよ」と手を差し出した。
熊ゴローはなんとその手をガッチリ握ってしまう。再びNEW ERAたちが入ってくるが、Enfants Terriblesが蹴散らす。
またもマイクを握った芦野は、「俺も復帰して、新メンバーの熊ゴローが加わった。手始めに俺と熊ゴローでタッグのベルトに挑戦する。俺はこいつのこと大嫌いだよ。でも、Enfantsはそういうユニットじゃねえんだよ。上にいくユニットなんだよ。おい、征矢、AKIRA聞いてたか? そういうことだ。これからもW-1はEnfantsが仕切っていく!」と宣言し、大混乱の後楽園大会を締めくくったのだった。
芦野&熊ゴローのコメント
芦野 新メンバー! 熊ゴロー、一言言ってやれ!
熊ゴロー 見ての通りだよ。自分のチームを捨てて腰を守りたかった。そんな奴と一緒に仲間でやってらんねえよ。それだけだ。NEW ERAと分かれてEnfants Terriblesと出会った。それだけ。
征矢&AKIRAのコメント
征矢 なんとか獲りましたね。
AKIRA 二冠だね。
征矢 二冠とかいいんですよ。その前に何回挑戦した? 一番タッグに挑んでるぞ。だからこそAKIRAさんと獲りたかったんです。AKIRAさんと一番組んでるんですから。どうしてもAKIRAさんとベルトが欲しかった。俺の一つのわがままですよ。わがままに付き合ってくれてありがとうございました。
AKIRA あんまいい思い出ないんですけど、そんな中で暖かいものを得られました。熱い思い出ですかね? うれしいです、すげえ。征矢学に声をかけてもらって本当によかった。たまらないですね。
征矢 まあキャリア、年齢は上だし、若さは野上さんは遠のいている。俺も30半ばですよ。20代の2人がタッグチームでやってきた若さ、それ以上のものを生み出したと俺たちは思っています。絶対に折れない気持ち、絶対にベルトを獲る。その気持ちが強い意志に繋がったと思います。熊ゴローが試合後、訳のわからない行動に出ましたよ。いくらでもいいです。あいつが思った通りやればいいです。パートナーを変えて芦野? 次タッグに挑戦して来る。大いに結構だ。新しいパートナーが代わった。そんなのどうでもいいんだ。お互いの熱い信頼と絆なんだよ! 絶対お前らに負けねえぞ!