【プロレスリングWAVE】浜田文子選手についての重要なご報告(5/15新木場大会)

5.15新木場大会にてプロレスリングWAVE二上社長から欠場中の浜田文子選手に関する重要な報告があった。

試合後、スーツ姿の二上美紀子社長と阿部由美子専務がリングに上がる。

二上社長「本日、すべての皆様に、私たちから大変重要なご報告がございます。 一昨日13日から欠場している浜田文子についてのご報告です。現時点で明らかになっている事実について,皆様に包み隠さずお伝えしたいと思います。

浜田は、13日の仙女大阪大会を欠場しました。この日は、大会直前に、浜田から出場できないと連絡があり、連絡内容から明らかに体調不良と判断されたため、あまりに突然ではありましたがやむなく欠場することとし、皆さんにそのとおりご報告しました。

しかし、同じ日の深夜になり、浜田がその後,別の深刻な事態になっていることが判明し始めました。結論を申しますと、浜田は、この日の夕方頃に、犯罪行為により警察に逮捕されていました。犯罪行為の罪名は、覚せい剤の使用です。

私たちがこの事実を正確に把握したのは翌日,つまり昨日の明け方近くで、浜田と深夜に面会した担当弁護士さんから、その時点での浜田の状況を具体的に報告された時でした。

プロレスリングWAVEといたしましては、このような事態が生じたことを大変重く受け止めており、また、極めて残念に感じております。

同時に、可能な限り早く、この事実を公表するべきと考え、現時点までに明らかになってる事実につき、今回、取り急ぎご報告させていただいた次第です。

また、できるだけ早く皆様に事実を公表したいというのは、浜田本人の希望でもあると,弁護士さんから伝えられております。

浜田のことを良く知ってくださっている方の中には、浜田がこのようなことをするにはよほどの事情があったに違いないと考えて下さる方もいらっしゃるかもしれません。

また、担当弁護士さんからは、浜田には『常習性を疑わせるような事実は一切なく,初めて覚せい剤を使用し,そのまま逮捕されたようだ』と報告を受けています。

どのような経緯であったかは、関係ありません。違法薬物の使用は、いかなる理由があっても、ぜったいに許されない重大な犯罪であり、どのようないいわけも、一切耳を傾けてはならないものであります。

現在は、捜査の進展を見守っている段階でございますが、さらなる事実関係が明らかになり、浜田による犯罪の事実が明白となり次第、私たちは、即刻、厳正なる処分を行う方針です。

具体的には、事実が明確になり次第、浜田との全ての契約を解除する方針です。この点についての私たちの姿勢と強い決意を、ここに表明させていただきます。

浜田がこのような重大な過ちを犯したことは、浜田を十分に支えることができなかった私たちにも、責任の一端があると考えております。このような事態を招き、関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。

また、現在浜田は身柄拘束中であり、直接謝罪できる状況におりませんが、謝罪を表明できる状況になり次第、本人からも深い謝罪を表明したい旨が伝えられていることを、重ねてご報告いたします。ご報告は以上です。この度は、誠に申し訳ありませんでした(四方に一礼してリングを降りた)」

 

◎バックステージ

二上社長「今回は本当に申し訳ありません。あの、申し訳ございません以外、私の口からは言えないので」

阿部専務「まだ本当にハッキリしたことがわからいので、何とも言えないのですが」

二上社長「いまリングで言ったことがいまわかっているすべてなので。それ以下でもそれ以上でもなく、これで現状の浜田文子のすべてなので」

——文子さんに面会などしていく?
二上社長「面会ができるようになれば、面会に行きますけど、まだ面会ができる状態でないそうなので。もうそこは弁護士の先生にすべて任せています。

——今回はじめてという報告を受けたそうだが、悩みがあったとか何か異変は?
二上社長「悩みはみんな持っていると思うので、とくに変わったとことかもなく、普通っていうか、まあ普通に仲良かったので、凄くみんなウチ選手仲良いし、しょっちゅう飲みに行ったりするという間柄で、結構、明るかったし。こういうことあったのはちょっと残念ですね」

——WAVEの選手の反応は?
二上社長「一番は信じられない。残念……じゃないでしょうか。みんな思っていることは一緒だと思います」

——会見ではなくなぜリング上での報告に。
二上社長「昨日の深夜というか、朝方にわかったことなので、早く報告したかったのと、仙女さんの大会を休んでしまったじゃないですか。タイトルマッチを休んでしまったという責任もあるし、ウチの大会も明日のSEAdLINNNGさんも休むということで、みなさん心配されると思うので、いち早く報告をした方がいいのかなと思って。本当に偶然ですけど、ウチの大会が直近であったのでファンのみなさんの前で堂々とすべて言ったほうがいいのではないかという判断で。で、今日、表明しました」

——8月に文子さんの20周年興行も控えてのこの事件となるが。
二上社長「えーっと」

阿部専務「今の時点では……」

二上社長「今の時点ではちょっと……。大阪をやろうと言ってたのは明らかに中止です。でも8月19日の文子20周年で、ウチの11周年で、桜花17周年という大会は、文子の20周年だけ外してやります」

阿部専務「一応、チケットに浜田文子シートがあったんですが」

二上社長「一旦、払い戻しをさせていただいて、またどうなるか考えて」

阿部専務「決定次第、発表させていただこうかなと。あまりにも突然でそういうところまではちょっと手が回ってないので」

 

◎文子担当弁護士のコメント
——最初に明らかになったのは?
担当弁護士「私が連絡を受けまして、来てほしいと言われたのが、13日の深夜。11時とかそのくらいだったと思います」

——具体的にはどういった状況で警察から連絡が来た?
担当弁護士「警察署から直接連絡来まして、浜田さんが弁護士に会いたいということで呼んでいらっしゃるということで行って参りました」

——そのときは大阪にいられた状態で?
担当弁護士「東京だったんじゃないかと思いますけど」

——浜田さんからお話があったということだが。今回は常習性がなく?
担当弁護士「私が話をうかがったところでは常習性はまったくなく、依存もまったくないように感じます」

——種類としては覚醒剤?
担当弁護士「覚醒剤と聞いております」

——どういう状況で文子さんが警察に見つかったのか?
担当弁護士「通常の礼状を取った逮捕ではないし、現行犯逮捕ではないと聞いております。凄く様子がおかしくて、警察に保護を求める感じで、それで警察のほうで様子がおかしのでちょっと検査してみましょうということで、1回ほぼ覚醒剤を使ったらしいというのがわかったという状況だったと思います」

——これからはどういった段階を踏んでいく?
担当弁護士「いままだ逮捕されている段階で、はじめて検察官に送致されました。おそらくですけど、明日拘留請求があり、10日間拘留される決定が出るのだと思います。で、事案によりますけれども、その後も10日間拘留が延長されるかもしれなくて、そのあと起訴するかどうか検察官が判断するということになると思います」

——会っての印象は?
担当弁護士「あまりにも皆様に申し訳ないともの凄く泣いていて、会話にならないところもありまして、弁護士としての印象ですが、こういったことになってしまったのにはかなりの事情があって、本人として何か辛い状況があって過ちをおかしてしまったのかなと思っておりまして、極めて深く反省して、凄く泣いていらっしゃるというのが一番の印象です」

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