【W-1】イケメン&田中がW-1タッグ防衛失敗、近藤&土肥が新王者となる!試合後STRONG HEARTSのT-Hawk&リンダマンが挑戦表明!

©WRESTLE-1

「WRESTLE-1 TOUR 2018 FLASHING SUMMER」
8.11東京・後楽園ホール大会

【開催日】 2018年8月11日(土)
【開始時間】18時30分
【会場】東京・後楽園ホール

▼メインイベント WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第15代王者組】×黒潮“イケメン”二郎&田中将斗
(21分18秒 南京錠固め)
【挑戦者組】近藤修司&〇土肥孝司

※第15代王者組・黒潮“イケメン”二郎&田中将斗組が初防衛に失敗。近藤修司&土肥孝司組が第16代王者組となる。

先発はイケメンと近藤。腕の取り合いを展開するが、イケメンは場外に逃亡。戻ってきて再び近藤に腕を取られるが、バックを奪取。そして、珍しくジャーマンを仕掛けてみせる。だが、ここで近藤は土肥にタッチ。その土肥はイケメンを放り投げて、田中へのタッチを要求する。

これに応じて登場した田中は土肥のショルダータックルを「来いよ」と受け止めるが、土肥の意地の一撃にダウン。その土肥は田中をコーナーに追い込み、ストンピングを連発だ。すると田中は立ち上がって土肥に張り手。土肥も張り手でお返しすると、両者意地のエルボー合戦だ。

熱くなった田中はついにジャケットを脱ぎ捨てる。そして土肥をエルボーでついにダウンさせてみせた。ここでイケメンにスイッチ。イケメンはヘッドシザースに土肥を捕獲。近藤が頭を蹴飛ばしてカットしてきても離さない。だが、再三に渡るカットに怒りのイケメンはドロップキックで近藤を場外に追いやった。

そして田中とダブルのエルボーアタックを土肥に食らわせる。再び出てきた田中はコーナーで土肥をエルボーで追い込む。そして「フィニッシュ!」と叫んで串刺し式エルボーアタックだ。続けて首4の字に捕らえた田中。土肥はタッチを受けたイケメンを無視して田中に突っかかるが、エルボーで黙らされる。

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そのイケメンは土肥をロープを飛び越えてのギロチンドロップを炸裂させる。土肥もイケメンの胸板に逆水平チョップを食らわし、イケメンがロープに走ったところをスパインバスターだ。そしてタッチを受けた近藤はイケメンをロープに吊るしてのハングマン式ストンピング。ランサルセは一度はかわされたものの、すぐさま背後からのランサルセで叩きつける。

さらにザ☆オリジナルを炸裂させた近藤。イケメンのジャケットパンチを余裕で受け止めると、エルボーで一撃だ。しかし、イケメンもロープ越しに蹴りを食らわせると、スワンダイブ式ミサイルキックでお返しして田中にタッチ。

田中はエルボーで攻め込むが、近藤もラリアットで応戦。しかし、田中はDDTで串刺しにし、ブレーンバスターを連続で放つ。近藤もバックを奪われたところからKUBINAGEでお返しだ。そして再び土肥にタッチ。

土肥はスクラップバスター、エルボーで田中に攻め込む。田中もエルボーで打ち返すが、土肥はこれを逆水平チョップで遮断。そしてハーフネルソンスープレックスの体勢に入る。しかし、田中はこれを踏ん張り、土肥のラリアットも自らの腕で撃墜。スタナーを食らわせてみせる。

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ここで代わったイケメンはアラビアンプレス。カットに入ってきた近藤もトップロープ越しのミサイルキックで場外に追いやり、トペ・コンヒーロも炸裂させた。そして、田中がリングインして土肥にラリアット。イケメンがイケメン落とし、田中のスライディングD、さらにイケメンのハイブリッドブラスター、田中のスーパーフライ、イケメンのムーンサルトと大技が次々と土肥に決まる。

だが、イケメンの2発目のムーンサルトを土肥は剣山で阻止。田中がすぐに反撃するが、近藤がラリアットだ。そこに今度はイケメンのジャンピングニーが決まる。そしてイケメンは土肥をコーナーに設置して、スワンダイブ式の飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーだ。

だが、土肥はこれを踏ん張ると雪崩式のパワーボムに切り返す。イケメンのキック、ヒザ、張り手の反撃を食らっても引き下がらない。逆にロープに走ったところをラリアット。さらにハーフネルソンスープレックスで投げ飛ばし、もう一発ラリアットだ。

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そしてシットダウン式のラストライドでイケメンを叩きつけた土肥。近藤が田中を場外に追いやると、垂直落下式ブレーンバスター。さらにヒザを食らわせてから、後頭部にラリアット。そして、必殺の南京錠固めだ。

田中がカットに入ってくると、近藤がクロスフェースで捕獲。これでイケメンも万事休す。土肥がイケメンからギブアップを奪い勝利。近藤&土肥が新王者となった。

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試合後、リンダマンとT-Hawkが登場。リンダマンは土肥の入場曲の「き〜た〜へ〜」と口ずさみながら、「このタイミングで俺たち2人が来る! もちろんお前にもわかるよな。お前の口からしっかり教えてくれよ」としゃべってから、土肥にマイクを渡す。土肥は、「おい、リンちゃん、よくしゃべるね。この間、お前らの所属するOWE、俺と吉岡でガタガタ言わせてやったんだよ。もう用はねえだろう」と追っ払おうとする。

しかし、リンダマンは「お前の言っていることは半分は合っている。確かにお前と吉岡がボロボロにしてくれたな。ただ、それは半分だ。俺が一番怒っているのは俺の留守中に俺の電動式バイクを勝手に乗り回していたことだ! どうなってんだ、お前!」と怒りを爆発させた。

これに対して土肥は、「そのへんに置いてあったのを拝借したんだよ。だいたい中国に法律があるのか!」と大暴言。これを聞いたリンダマンは、「川崎では許されるのかよ!」と怒り、「俺も中野のリンちゃんでまあまあ名は通っているぞ」とアピールした。ここでT-Hawkがマイクを握り、「9月2日、横浜文体、お前らの持っているタッグのベルト、俺とリンダマンに挑戦させろ!」と挑戦表明だ。

これを聞いた土肥は、「お前ら勝手に上がってきてよ、好き勝手やって、今度はタッグのベルトだ? 図々しいのもほどほどにしろ。上等だやってやるよ」と挑戦を受諾。T-Hawkも「粋がってられんのも9月2日までだ。一発で引っ剥がしてやるよ。お前ら、T-Hawkとリンダマンに期待しろ!」と応戦したのだった。

一方、黙って聞いていた近藤は、「昔から嫌いなんだよ。紙切れで決まるとか、それが俺らのやり方だよな。ああやって昔から圧をかけてきたんだよ。だから嫌いなんだよ」と感情を爆発させる。そしてまだ場外に残っていたイケメンに、「お前、最近、ようW-1を盛り上げてがんばってるよ。でも、本当に背負う気持ちがあるんだったら、ここを締めてくれ」となぜかイケメンに締めを託そうとする。

これを受けてリングに上がったイケメンと田中。まず田中が「俺はこのジャケット着続けるし、イケメンさんとも組み続ける」とタッグ継続を宣言。続いて、イケメンが「敗者にマイクで締めろって、これはパワハラでしょうか? 今日は言うぞ! 近藤修司、マジで嫌いです!」とコメント。しかし、締めようとしたところで、CIMAがバケツを持って乱入! イケメンをノックアウトしてしまったのだ。

マイクを握ったCIMAは「おい、イケメン! まだ大会は終わらへんぞ。俺は宣言したよな。とんどころと、もう一人狙っている人間がいるってな。イケメン、お前のことや! お前の試合を6月、7月と見させてもろうたけど人気あるやんけ。もしこいつが一番人気あるなら、こいつを叩けば話が早いやろ。俺は21年間この業界で生きてきてるんや。お前ととんどころ、俺が横浜文体で腰の軽くなったお前の相手してやる。イケメン、とんどころとかかってこい!」と対戦表明だ。

ここで名指しされた頓所が登場。CIMAに「事件は現場で起きてるんやな。やるのかやらないのかだけ聞かせてくれや」と問われると、イケメンは頓所と並んで「人数はどうであろうと、CIMAvs黒潮“イケメン”二郎やってやる」と対戦を受諾だ。

そこに今度はこの日、文体での復帰を宣言した稲葉と立花が登場。まず稲葉がマイクを持つと、「おい、CIMA! 早速事件を起こしに来たぞ! 俺と立花も9月2日、対戦カードが決まってないんだよ。俺たち2人も入れろ!」と、自分たちも#STRONGHEARTSとの対抗戦に加えることを要求。さらに立花も「てめえの仲間のちっちぇ奴、中野で名前通ってんのか? 新宿で聞いたことねえぞ? 覚悟しとけ」とこちらもやる気満々だ。

CIMAは「話がややこしくなってきたやないか。2vs 2で現場で決めたところや。まあええやないか。イケメン、こいつら入れて4人。上海には40人いるから、あと2人やろ。4vs4でどうですか?」と4vs4での激突を提案。イケメンも「お前、俺を倒しに来たんだろ? 大将で行きます。キャプテンが取られたらそのチームが負けっていう試合あったじゃないですか?」とキャプテンフォールマッチを逆提案したのだった。CIMAも、「お前とCIMAがキャプテンになって、どちらかが負けるまで試合は終わらないということやな? ええやろう」と受諾。最後に「9月2日、横浜文化体育館で#STRONGHEARTSが完全に乗っ取るから楽しみにしとけや」と言い残して去っていった。

近藤&土肥のコメント
土肥 ベルトが戻ってきました。なんか入ってきたけど、ずっと気に食わないと思ってたから。俺は上海に行っているから。OWEを体感してきて、偵察に行っているから。あとはリンダマンが気になってしょうがないんだけど、かわいすぎるんで9.2遊んでやるよ。
近藤 土肥がベルトを取った。これがすべて。これが事実。ただ、まだまだ伸びしろがあるし、荒削りでもあるから。直せばさらによくなる。やっぱり、気にしたくないけど、チラチラチラチラ#STRONGHEARTS。それこそ圧だろう。ああいう奴が昔から嫌いだから。まあ、そういう彼が歩んできた道のりと、俺が歩んできた別の道のり、そういう闘いもある。団体として、すでに飲み込まれ始めているけど、飲まれないようにしないと。W-1の全選手がそう思っていかないと、全て飲み込まれる。いいところは吸収すればいい。で、W-1というものを個人が持ってくれ、全選手に言いたい。まあ、文体はその闘いもあります。以上。

イケメンのコメント
「田中さんとのタッグチャンピオンシップを落としちゃった。めちゃくちゃ楽しかったのにな。でも、田中さんはまだ続けてくれると言ってたんで、もうちょっと田中さんとのタッグで高みを目指してみたいですね。あとCIMA。OWE? 上海の人たちずっと見てたけど、T-Hawkとリンダマンのタッグ、それはいいや。人数は1vs1じゃないけど、黒潮“イケメン”二郎vsCIMAがここで実現するとは思ってなかった。でも、楽しみにしていてほしいですね。俺も楽しみだよ。9月2日、たくさんのご来場お待ちしております。絶対楽しいよ! フィニッシュ!」

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