【W-1】凱旋帰国の木村花が朱崇花に勝利!タッグ結成の呼びかけには応じず、9.16WAVE後楽園大会でRegina王座で再戦決定!!

「2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館大会
開催日:2018年9月2日
時間:15時試合開始/14時開場
場所:神奈川・横浜文化体育館

凱旋帰国の木村花が朱崇花に勝利!

タッグ結成の呼びかけには応じず、9.16WAVE後楽園大会でRegina王座で再戦決定!!

第六試合
シングルマッチ 30分1本勝負
木村 花〇
VS
朱崇花✖
11分2秒 変形みちのくドライバー→片エビ固め

 序盤から迫力満点のドロップキックで攻め込む朱崇花。花が場外に出ると、コーナー最上段に上りラ・ケブラーダだ。そして、戦場は場外へ。客席に花を投げ込んで蹂躙していく。イスを使ってぶっ叩き、鉄柱に追い詰めて再びイス攻撃。非情な攻撃で花を追い詰めていく。

リングに戻っても朱崇花は攻撃の手を緩めない。座った花の顔面に低空のドロップキックを炸裂させると、続けてコーナー最上段からミサイルキック。そしてバックを奪った朱崇花。だが、花は朱崇花の足を引っ張って倒すと、足を固めながら首も同時に固めていく。そして、ロープに追い詰めて顔面ウォッシュを連発だ。

しかし、朱崇花はハイキックを花の頭部に炸裂させてやり返す。花もビッグブーツで反撃。ビッグブーツをお互いに打ち合う展開になっていく。ここで花はブレーンバスター。そして、朱崇花のラリアットの腕を掴むと、そのまま自分の身体を絡めて卍固め。さらにグラウンドの卍へと移行する。


これで仕留められないとコーナーに上がった花。しかし、朱崇花はこれを追いかけると張り手から飛びつき腕ひしぎだ。だが、花も粘る。丸め込みを連発して朱崇花を焦らせる。ならばと朱崇花は花の足を掴んで強引にスープレックス。そしてコーナートップへ。

だが、花は立ち上がって朱崇花を追撃。コーナー上で朱崇花を捕まえると、雪崩式ブレーンバスターだ。続けてミサイルキックを炸裂させると、変形のみちのくドライバー! 朱崇花をリングに叩きつけ3カウントを奪い、リベンジを果たしたのだった。

試合後、マイクを握った花は、「勝ちましたー!」と絶叫。続けて、「メキシコに行った初日から所持金盗まれたり、近所のコンビニ行ったら強盗が入っていたり、携帯はほとんど圏外だった。でも、朱崇花さん、私、勝ったんでタッグ組みましょう」と改めてタッグ結成を懇願した。しかし、朱崇花は「強くなったらタッグ組むとは言ったけど、勝ったらタッグ組むとは誰も一言も言ってないし、アハ!」とタッグ結成を拒否。「9月16日の私のホーム、プロレスリングWAVEの後楽園大会でタイトルマッチを組んでもらうから。そこで私に勝ったら、ベルトもタッグも組んであげる。後楽園で待ってる」と今度は自身のホームリングで自身の持つRegina王座を懸けての決着戦を要求した。これを聞いた花は、「性格悪! まあ、朱崇花さんからああ言われてしまったんですうけど、私は諦めません! 次のシングルもReginaのベルトも、タッグも勝ち取ります!」と宣言したのだった。

朱崇花のコメント

朱崇花 まあ、前より成長したとは思うけど、今日はベルトが懸かってなかったから。しかも所属団体の大場所ということで負けてやっただけ。

──次はホームリングでタイトルマッチでの対戦ということですが。

朱崇花 チャンピオンとしてどんな場所でも勝たなきゃいけないのかもしれないけど、気が緩んでしまって。メキシコで習得してきたであろう技で負けたけど、それがホームリングでタイトルマッチとなったら負けるはずがないし、木村花の狙いであるタッグを組むというのはまだまだ先伸ばしになるのかなと思いますんで。

──他にW-1のリングでやりたいことはありますか?

朱崇花 木村花がもう一回対戦したいのならやってもいいけど、今日は負けてしまったのでその腹いせにここは男子の団体ということで、私自身もVMの一員として活動しているので、男子と闘うっていうのもありなのかなと思います。大阪? ポスターに木村花の写真もないし、そこでやれたらいいかなとは思っていますね。

花のコメント

花 試合前の気持ち的にはメキシコのプロレススタイルも日本とだいぶ違って、少し日本の感覚を忘れかけていたというか。デビュー戦の心境に近い心境だったんですけど、リングに上がってゴングが鳴って、朱崇花さんと組み合った瞬間にああ日本のプロレスってこれだってなって、そっからはもうどうやるんだっけ、っていう感情は一切なくなって無我夢中で闘ってましたね。

──メキシコでの成果は?

花 デビュー戦の時の心境に似てたって言ったんですけど、全く同じじゃなかった理由はメキシコでいろんなことを経験したおかげで、私ならリング上がったら大丈夫という自信というか、自分に大丈夫だよって言ってあげられるようになったかなって。

──フィニッシュは?

花 日本では出したことがない技ですね。

──次は向こうでタイトルマッチということですが。

花 私的には何がなんでも勝って、タッグを承諾してもらって、笑顔で肩を組んで帰るっていうのを想像していたんで。勝ちはしまったんですけど、勝ってタッグを組みたかったので、今日タッグを組めたなかったのは納得がいってないというか。勝ったけど、満足はしてなくて、朱崇花さんにもう一回やろうと言ったら、私はイエスとしか答えられない。ノーとは言えないんで。メキシコに行っている間にチャンピオンになられていましたけど、強くなった証としてベルトと朱崇花さんというタッグパートナーを次こそは手に入れたいです。

──メキシコ修行の何%ぐらい出せました?

花 80%ぐらい。タッグを組めなかったっていう結果、事実を考えると全部は出しきれなかったんじゃないかなって思うんですけど、朱崇花さんも全部出しきれなかったって感じ取ったから今日タッグを組めなかったのかなって思います。

──ジャベも出していましたね。

花 元々、飛んだりとかが得意なほうではなかったので、いっぱい飛ばれる選手もいる中で飛ぶことよりも固め技を勉強してきたというのもあるので。

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