【新日本】「ちょっくら、このブリーフケース防衛してきます!」と宣言のエース棚橋弘至!粋な計らいでファンを魅了!<10.7会見>

新日本プロレスは7日、東京・水道橋にある東京ドームシティ ラクーア ガーデンステージにて8日に控えた両国国技館大会の前日公開記者会見を行った。

会見には東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で対戦する、ジェイ・ホワイトと棚橋弘至が出席。

先に登場したジェイは、観覧席に棚橋のタオルを持参した女性ファンを見つけると壇上から降りてそれを奪い、壇上で踏みつけるという行為を見せる。

その後に登場した棚橋は司会の清野氏に、タオルが奪われた人は誰かと確認すると、ファンのもとへ近づき、タオルで自分の汗を拭いて返してあげるという粋な計らいで魅了した。

明日に控えた対戦について二人のコメントは下記

ジェイ「少しだけ言わせてもらう。でも、ここまでも棚橋とリングに上がることで、それ以外の場面でも自分で行動を起こし、俺がいまどういう気持ちでいるのかをしっかり伝えてきたと思う。オカダ戦(9月23日)のあとも、俺はオマエに恥をかかせてやった。それは明日も同様だ。あの両国のリングで大きな恥をかかせてやりたい。先日のロサンゼルス大会でもG1でも俺はオマエに勝っている、それは明日も同じことだ。いいか、ここ一年でこれほどまでに、この団体の中でインパクトを残した選手は俺以外にはいない。この一年を振り返ってみて、俺のように大きな業績を残した選手はほかにいないんだ。いわば、この“SWITCH BLADE”と共に、新日本プロレスはこの一年を過ごしてきたんだ。G1で棚橋、オカダ、IWGP USヘビーのベルトを賭けた試合ではケニーにも勝ってみせた。ケニーは自分に対して感謝してほしいくらいだ。俺こそがクレバーな男だということを、彼もわかっているだろう。そして、この舞台でしっかりと権利証を奪って、東京ドームの舞台に上がりたいと思う。ケニーはケニーで明日は3WAY戦が待っていると思うが、そこでどういう結果になるか?それはわからないが、今回の主役は俺だ!

もう少しケニーの話をしたい。さっき、俺は彼に「感謝してほしい」と言ったが、もしケニーは俺とのやりとりがなかったら、いまのケニーの立場はなかったと思う。例えば、俺がケニーからのBULLET CLUBへのオファーを断ったからこそ、そしてUSヘビー選手権で俺が勝ってベルトを奪ったからこそ、彼はいま、ああいったポジションにいるし、飯伏との再会も果たせたんだろう。俺がいなければ何もなかったんじゃないか?
だからこそ、‟俺こそが、ケニーより上だ”ということを見せたいと思っている。そして、いま横にいるこの男(棚橋)にも一言言いたい。棚橋よ、オマエはもう過去の産物だ!そしてこの団体の現在、未来はすべて俺の手にかかっている。ここにいるみんな、そしてこの団体のすべてがこの“SWITCH BLADE”と共に呼吸することを祈ろう」

そのコメントを受けて、棚橋は立ち上がり語り始めた。

棚橋「3年ぶりに、やっとのことでG1 CLIMAXを優勝して、このブリーフケースを手に入れました。そして、神戸で約4年ぶりに、やっとのことでオカダに勝って、この権利証を守りました。それを、ジェイがやってくれました。僕の試合後のパフォーマンス、これは試合と同じくらい大事なんです。時々、試合より長くなりますが…ただね、このブリーフケース、G1 CLIMAXに優勝して持っているヤツが、東京ドームのメインイベントに行ける。なので、G1で勝った選手のイメージカラーを、特徴としたブリーフケースになります。僕の場合は白、黒、赤。で、ケニーのときは黒だったし、内藤も黒。オカダは金とかだったのかな?まあ、このG1を制した勢いで東京ドームまで行けると、そういう信頼感があってのカラーだと思う。けど、一つ心配なのが、白、白、白、ホワイト……ホワイト。ちょっと深読みしすぎたかな(笑)まあ、神戸の分、ロサンゼルスの分、まとめてお返しして、ちょっくら、このブリーフケース、防衛してきます!ジェイ、アイ・ビート・ユー・トゥモロー!ありがとうございました」

その後、過去に挑戦権利証は6年間、一度も移動したことがないことについて聞かれるとジェイは「6年間守られていたというのは、俺が挑戦しなかったからじゃないか!」と語り会場を沸かせた。

また、明日のメインのIWGPヘビー級王座戦をどう見ているかという質問に対して棚橋は「そこまで考える余裕がある時もありましたけど、いまはG1にしても、この前のオカダ戦にしても、余裕を持ってクリアしているわけではなくて。調子を上げたいけれど、なんとかこう、ギリギリのところで踏ん張っている状況なので。明日は権利証の戦いに集中してます」

そのコメントを聞いてジェイは「この試合に集中しているという彼のコメントがあったが、それはなぜかといえば、明日その権利証が俺の手に渡るからであって、東京ドームのメインを飾るのが自分ではないと内心は思っているからじゃないかな。明日の3WAYのことは一切心配しなくていい。Codyも、ケニーも、飯伏のことも心配しなくていいように、明日は俺が勝って、オマエの重荷を下ろしてやろう」とコメントし、また会場を沸かせた。

九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING
日時:10月8日(月) 15:30開場 17:00開始
会場:東京・両国国技館

東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
<権利証保持者/G1 CLIMAX 28優勝者>
棚橋弘至
vs
<チャレンジャー>ジェイ・ホワイト

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