【W-1】<試合結果>3.17(日)北海道・旭川大会『WRESTLE-1 TOUR 2019 TRANS MAGIC』

「WRESTLE-1 TOUR 2019 TRANS MAGIC」
日時:3.17(日)14時開始・13時30分開場
会場:北海道・旭川東地区体育センター大会
観衆:189人

第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
◯征矢学
( 8分33秒 ワイルドボンバー → 片エビ固め )
●タナカ岩石

まずは両者ロックアップで組み合う。そこから征矢がショルダータックルで先制するが、岩石もヘッドバットでお返し。ならばと征矢はニードロップを叩き込む。そして岩石の頭をコーナーに打ち付けていく。
 
しかし、石頭の岩石はびくともしない。ならばと征矢はスリーパーからスイング。これを食らった岩石だが、カウンターのスピアーでお返しし、続けて脇固め。さらに水車落としだ。一方の征矢もブレーンバスターで反撃すると、ブルドッキングヘッドロック、ショルダーネックブリーカーで畳み掛ける。

そしてストラングルホールドγに捕らえた征矢。なんとかロープエスケープした岩石はチョップで反撃する。これが効かないと岩石ロック。そして、征矢が逃れるとアームブリーカーでいためつけ、ブレーンバスターを狙う。

しかし、征矢は強引に持ち上げて、逆に投げ飛ばし、続けてデスバレーボム。最後は正面からワイルドボンバーを炸裂させて3カウントを奪ったのだった。

征矢のコメント
「3.21大田区までもう1週間切ってるでしょ? 今回稲葉の更生のための大谷晋二郎じゃないから。もしかしたら俺が大谷晋二郎から刺激もらっちゃうかもしれないよ? そん時稲葉はどうする? それも楽しみの一つだ。3.21大田区、楽しみでしょうがないね」

岩石のコメント
「2年ぶりのシングルだったけど全くダメだ。でも、大田区あるんだよ。昨日と同じだ。土方隆司もいるんだ。終わんないですよ、これで。もうすぐ大田区なんだ!」

第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
◯近藤修司 & トンドコロ隼
( 9分10秒 ゴリラクラッチ )
稲葉大樹 & ●佐藤嗣崇

強烈なチョップの連打で佐藤に攻め込む近藤。しかし、佐藤もショルダータックルでふっ飛ばしてお返しだ。続いてトンドコロが稲葉にドロップキックを炸裂させる。だが、稲葉も反撃。チョップでトンドコロをいたぶり、自軍のコーナーへと連行だ。

そしてタッチを受けた佐藤がボディスラム。続けざまにエルボードロップを投下するとチンロックで固めていく。続く稲葉もヒップトスでトンドコロを叩きつけていく。さらにエルボーを連発だ。

だが、トンドコロも蹴り足を取らせての延髄斬りで反撃。代わった近藤がまとめてで佐藤と稲葉を蹴散らすと、稲葉にはマンハッタンドロップから低空のDDTだ。だが、稲葉もフライングショルダータックルで反撃。代わった佐藤がエルボーで近藤に攻め込んでくるが、トンドコロがミサイルキックでアシストだ。

稲葉たちもトレイン攻撃を試みるが、近藤とトンドコロはすぐに巻き返す。トンドコロが佐藤を踏み台にスイング式DDTを繰り出すと、近藤も佐藤をラリアットでなぎ倒す。そして、トンドコロがプランチャで稲葉を引きつけている間に、近藤がゴリラクラッチで佐藤からギブアップを奪った。

近藤&トンドコロのコメント
近藤 3.21大田区、相手は誰だ? どこで何して遊んでんだ? お前も山村潰してCIMAいけよ。たいしたことねえんだから。所詮怪我人だろ? 首にビビって試合してんだろ? ファンも気にしてんだろ? そんな軟弱なレスラーはとっとと終わりにして、お前はCIMAを狙え。
トンドコロ 山村、俺は眼中にねえんだよ。そんな小さいレスラーじゃねえんだ。21日、大田区はCIMAだよ、CIMA。CIMAを俺が終わらせてやるよ。

佐藤のコメント
「昨日も今日も羆嵐と試合が組まれてない。千葉からやってないし、もう来週リザルトだ。1試合目の一番最初に入場。W-1のビッグマッチを僕が勝利で飾ります」

第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●カズ・ハヤシ
( 9分15秒 ウルトラ・ウラカン・ラナ )
◯アレハンドロ

調子に乗るアレハンドロにカズはプランチャを場外で自爆させると客席に向かってシーソーフリップ。そしてリングに戻すと腕にストンピングだ。インディアンデスロックのように足で固めて倒れ込んだり、強烈な蹴り上げ、さらにメキシカンストレッチとあらゆる手を使ってアレハンドロの左腕をいためつけていくカズ。

やられっぱなしだったアレハンドロだったが、カズのトペ・スイシーダを自爆させると、トペ・コンヒーロを発射。さらにリングに戻るとセントーン・アトミコ、スワンダイブ式のボディプレスも炸裂させる。

さらにお株を奪うファイナルカットも放ったアレハンドロ。しかし、カズはアレハンドロのミサイルキックを下から突き上げるドロップキックで迎撃。怒りのファイナルカットを狙う。だが、アレハンドロはこれを回転エビ固めで切り返すと、ラ・マヒストラルを発射。

さらにスワンダイブ式のミサイルキックでカズを打ち抜き、続けてスワンダイブ。カズに足から飛びつくとウラカン・ラナ。秘密兵器のウルトラ・ウラカン・ラナでカズを丸め込んで3カウントを奪ったのだった。

アレハンドロのコメント
「かずひろちゃんから3つ獲ったぞ! 大田区でチャンピオンになるのは僕とまさゆきだ。ソイ・アレハンドロ!」

第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
◯河野真幸 & エル・イホ・デル・パンテーラ
( 10分12秒 JANDRO )
●アンディ・ウー & 吉田考志(プロレスリングFTO)

札幌在住ながら大分のプロレスリングFTO所属の吉田がアンディとタッグを結成。河野&パンテーラと対戦する。河野組のセコンドには今日もアレハンドロの姿が。

先発のパンテーラとアンディはスピーディーに動き回り渡り合う。続く河野と吉田はチョップとエルボーを打ち合うが、そのうちエルボー合戦に。何発もお互いに打ち合うが、ここは河野がリード。しかし、吉田もレッグラリアットで反撃だ。

続いてアンディが登場。河野の巨体をボディスラムで投げようとするが、逆に叩きつけられてしまう。そして再びパンテーラがリングイン。アンディをサーフボードストレッチでいためつけ、レフェリーの気を逸らせると、2人がかりでいたぶっていく。

アンディもエルボーで反撃。パンテーラがコーナーに上がると逆立ち式のヘッドシザーズ・ホイップだ。そしてタッチを受けた吉田がパンテーラにドロップキックで攻め込んでいく。KAMIKAZEは不発に終わるが、アンディがミサイルキックでアシスト。河野をパラダイスロックで固めて、サンドイッチドロップキックだ。

そしてアンディは足4の字固め。これをパンテーラがスワントーンボムを放ってカット。パンテーラは素早く動いてミサイルキックでアンディを打ち抜くと、続けて河野がバックドロップだ。しかし、アンディも河野のネックハンギングボムを飛鴻で切り返そうとする。

これを河野は阻止するも、アームドラッグで投げられる。その河野をアンディは再び足4の字固め。しかし、河野は極まる前に身体を回転させてそのまま丸め込み。3カウントを奪い、勝利を上げたのだった。

メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負
黒潮“イケメン”二郎 & ●立花誠吾 & ペガソ・イルミナル
( 18分28秒 Tボーンスープレックス → 片エビ固め )
◯芦野祥太郎 & 児玉裕輔 & 羆嵐

先発はイケメンと児玉。開始早々、児玉が嫌がって場外に出ると、イケメンも場外へ。客席の自身のグッズのTシャツを着た女性の隣に座って溶け込んでいく。さらに児玉にショルダータックルで倒されても、立ち上がってポーズを繰り返すイケメン。児玉に足を掴まれると、上半身を起こしながらポーズ。だが、最後は前方に叩きつけられてしまったものの、トラースキックでお返しをしてみせた。

続いて芦野と立花が攻防を繰り広げると、続くペガソは羆嵐にドロップキック。羆嵐もショルダータックルでお返しすると、両軍場外戦へと雪崩込む。これで流れを掴んだEnfants Terribles。リングに戻ってもペガソが捕まり、一方的にやられてしまう。

児玉のドロップキック、羆嵐のアイアンクローからのセントーン、芦野の逆エビ固めでいためつけられるペガソ。しかし、ローリングソバットを羆嵐に2発連続で炸裂させてイケメンにタッチ。鬱憤が溜まっていたイケメンはジャケットパンチで羆嵐を追い込み、ヘッドシザーズ・ホイップ。さらにラ・ケブラーダ、イケメンスペシャルと大技を続ける。

しかし、羆嵐もバックフリップで反撃。そして代わった芦野がイケメンに俵返しだ。さらにフロントスープレックスを放った芦野はジャーマンの体勢に。だが、イケメンは着地するとファルコンアローでお返しだ。

そして立花がタッチを受けるとマンハッタンドロップ。さらに芦野に対してトレイン攻撃、3人同時にトラースキックを発射。その芦野を立花がバックドロップだ。しかし、芦野もジャーマンで反撃。そしてすぐさまアンクルロックに捕獲する。

これを逃れた立花だが、すぐさま児玉がロープ越しにジャンピングキックを放ってアシスト。羆嵐がラリアットを放ち、その羆嵐を芦野が立花の身体に投下。芦野はジャーマンスープレックスホールドを繰り出すと、最後はT-ボーンスープレックスで立花から3カウントを奪ったのだった。

試合後、芦野からマイクを預けられたイケメンは再び旭川に帰ってくることを誓うと、最後は「1、2、3、フィニッシュ!」で締めくくったのだった。

芦野&羆嵐のコメント
芦野「この勢いで関本からタップアウトかな? 彼のプロレスに付き合いますけど、投げて投げられてバッチバチの試合を届けたいと思っています。北海道は315!」
羆嵐「北海道の海の幸とジンギスカンを堪能させてもらいました。」

ペガソ&カズのコメント
ペガソ「次の試合、僕とハヤシさん、ペガカズが第17代王者になります!」
カズ「17代チャンピオン、ペガソ&カズ、略してペガカズだ!」
※アレハンドロが河野を引き連れて登場。
アレハンドロ「おいおい!次にチャンピオンになるのは僕とまさゆきだ!おい、かずひろちゃんナメんじゃねえぞ!ソイ・アレハンドロ!」

イケメン&立花のコメント
イケメン (テーピングを立花に見せて)「ほどいて?」
立花「やんねえよ、バカ!」
イケメン「お前ぶっ刺さっていたな?それがお前の実力だ。」
立花「とりあえず3月21日……。」
イケメン(立花のしゃべりにかぶせて)「今日はありがとう!」
立花「とりあえず3月21日……。」
イケメン「俺は絶対に勝つ!次負けたらその次はない。三度目の正直。俺が勝つ。待ってろT-Hawk! 皆さん、楽しみにしていてください。」
立花「もういいよ!撮んじゃねえよ!」

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