元全日本・大仁田厚と元新日本・田中ケロリングアナが禁断のイデオロギートークバトルを展開!

13日に5カ月ぶりの復帰を果たした、元全日本プロレスの大仁田厚(61)が14日、東京・豊島区のプロレスショップ「闘道館」で、元新日本プロレスの田中ケロリングアナ(60)と禁断のイデオロギートークバトルを繰り広げた。

大仁田が98年11月に新日本に単身で殴り込みをかけた当時、リングアナを務めていたのが田中氏で、伝説の長州力VS大仁田の電流爆破デスマッチ(00年7月30日、横浜アリーナ)でも選手コールを行った。これまで何度か顔を合わせている2人であるが、話をしたことすらなく、この日も打ち合わせなしでガチンコのトークに突入した。

かつて、敵対関係にあった全日本と新日本に籍を置いていたとあって、それぞれのバックボーンへの思い入れは強かったようだ。

田中氏が「新日本以外は潰れればいいと思ってた。新日本は誇りをもって、世界一を目指してた。リングアナでもそう。みんなプライド、自信をもって、練習でもどこにも負けないといいう気持ちでやっていた」と言えば、大仁田は「新日本が先に仕掛けて、(アブドーラ・ザ・)ブッチャーを引き抜いた。昔は電柱にポスターを張ってもよかったんだけど、興行がかぶる所で、全日本のポスターをはがして、新日本のポスターを張ったりしてたんじゃない?全日本だって、練習はしっかりやってましたよ。新日本はアピールするため、攻めからやってたんだろうけど、全日本は(ジャイアント)馬場さんの方針で、最初の半年、1年は受け身ばっかりだった」と応戦。

大仁田の新日本参戦時に話が及ぶと、大仁田は「新日本の会場に行ったとき、長州さんから『またぐなよ!』と言われたけど、越中(詩郎)とか10人くらい出てきて、またげるわけがない。長州さんが最終的に出てくるというストーリーは全くなかった。結局、長州さんを引っ張り出すのに1年以上かかったけど。高山(善廣)さんや曙さんは、電流爆破に真っ正面から当たったけど、長州さんは当たらなかった」と苦笑。

田中氏が「最初の東京ドームで、何で佐々木健介と当たったんですか?」と振ると、大仁田は「要望書出したわけでも、リクエストしたわけでもない。あんな人とやりたくないよ。でも、健介選手を当ててきたとき、『脈があるな』と思った」と回答。

新日本を創設したアントニオ猪木氏について、田中氏は「大仁田さんが新日本に上がる頃、猪木さんは実権をもってなかったけど、反対だった。猪木さんは大仁田さんを上げたら、飲み込まれるんじゃないかと心配したんだと思う、嫉妬がどこかにあったんでしょう。新日本は実は邪道。全日本が王道。全日本にはすごい外国人がいて、同じことやっても勝てない。だから猪木スタイルを確立して、ほかと違うことをやった」と話した。

大仁田は「昔、TBSの『イノキボンバイエ』で、ボブ・サップと電流爆破をやろうということになったんだけど、それにストップをかけたのが猪木さんだった。猪木さんと対戦する話もあったけど、2つのリングを使ってとかややこしい話になってやめた。猪木さんは偉大だけど、海外に行ったとき、誰がいちばん稼いだかと言ったら馬場さんですよ」と口にした。

また、トークショー途中には、元新日本、UWF、Uインターの山崎一夫氏(56)がサプライズで登場。山崎氏は「新日本は格闘技戦をやって、猪木さんがネイルデスマッチとかやったけど、そのデスマッチを大仁田さんが広げた」と発言。

田中氏は「デスマッチの意味は、外に逃げないで、リングで決着をつけるため。逃げるようにしたのは大仁田さん」と言及。大仁田は「全日本、新日本に対抗するためにはデスマッチしかなかった。テネシーで有刺鉄線はやってたけど、これに爆弾をつけて、電流を流したらどうなるだろうと思ったら、NHKに入ってる特効さんが『できる』と言うから、NHKの駐車場で実験してみたら、警備員の人が『逃げろ!』って言って、それがノーロープ有刺鉄線電流爆破の原点。

新間(寿)さんに、『誰か火をつけてきてくれ』と言われて、片道の新幹線のチケットを持って、UWFの大阪府立の会場に行ったら、『チケット持ってますか?』と言われて、カチーンと来て、UWFがなかったら、オレの心に火はつかなかった」と話した、すると、田中氏が「次のトークショーのテーマは『UWF対大仁田厚』で、この3人でやったらどうでしょう」と提案し、大仁田、山崎氏もノリ気になっていた。

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