【新日本】龍の意地!鷹木、海野との世代闘争を制しG1逆襲宣言「やっと俺のG1が開幕するぞ!」

新日本プロレス“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』は7月30日、大阪・大和大学 大和アリーナで第8戦を開催。

『G1 CLIMAX 35』
日時:2025年7月30日 (水) 17:00開場18:30開始
会場:大阪・大和大学 大和アリーナ
観衆:1,390人

セミファイナルのBブロック公式戦で、1勝3敗と崖っぷちに立たされていた鷹木信悟が、新世代の旗手・海野翔太との世代闘争を制し、G1逆襲への狼煙を上げた。

今年に入り、これが3度目のシングル対決。戦績は1勝1敗。しかし鷹木は一貫して「海野を認めない」という姿勢を崩しておらず、この一戦は単なるリーグ戦の勝敗以上の、互いのプライドを懸けた戦いであった。

試合は、海野が鷹木の弱点である膝に的を絞り、ドラゴンスクリューやSTFで徹底的に攻め立てるクレバーな戦術でペースを握る。若き獅子の冷静な一点集中攻撃に、龍は苛立ちを隠せない。

しかし、百戦錬磨のベテランはこのままでは終わらない。海野の膝攻めに対し、鷹木も同じドラゴンスクリューで報復。追走式のパンピングボンバーやバックドロップといった、持ち前の圧倒的なパワーファイトで徐々に流れを引き寄せていく。

終盤、試合は互いの魂を削り合う、壮絶な打撃戦に突入した。四つん這いでのヘッドバットの応酬、そして左右のエルボーの乱打。世代を超えた二人の意地と意地が、リング上で激しく交錯した。

海野もトルネードDDTやストライクニーで勝利まであと一歩と迫ったが、鷹木はこれを驚異的なタフネスで耐え抜く。最後は、鷹木式GTRから必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴン、そしてダメ押しのバーニング・ドラゴンという必殺技のフルコースで、新世代の突き上げを完璧に退けた。

<試合結果>

▼第8試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 35』Bブロック公式戦
海野 翔太 ×(3勝3敗=6点)
vs
鷹木 信悟 〇(2勝3敗=4点)
22分45秒 バーニングドラゴン→片エビ固め

試合後、バックステージで鷹木は、この勝利の意味を熱く語った。

鷹木「ウミショー!やってくれるじゃねえかこの野郎!ヒザ攻め一点集中か。オイオイオイ!俺は山梨県中央市の観光大使やってんだぜ!山梨県のレジェンド、武藤敬司さんと同じ山梨の血が流れてんだ。ヒザ攻め、足攻めにはオイ、譲らねえぜ、この野郎。付け焼き刃の足攻めでやられてたまっか。あー、でも痛え。火がついたね。昨日今日覚えた足攻めでやられてたまるかって。それからオイ、試合中、ざけんな! 『どうした、クソ小僧』っていったら『うっせえ、オッサン!』!?オッサンなのか、おじいさんか、どっちだ?オッサンか?」

──オッサンかと。

鷹木「おお。まだ43だぞ。おじいのわけねえだろ。まあ、40代は初老かもしれねえけど。やっとだ、やっとだよ自力勝利。やっと1勝だよ。これで本当の意味で俺の!鷹木信悟の『G1 CLIMAX』が開幕するぞ!新日本プロレスファンよ、待たせたな!こっからだぞ!俺が駆け上るのは。オイ岡本、市川さん、まだ可能性はゼロじゃねえんだろ?」

──まだ、はい。

鷹木「何てったってな、3位以内に入ればいいんだ。だが俺は3位とか2位なんてズルい考えは持たない。やるからには1位だ。去年な、3位で決勝トーナメント行って、ずいぶんとつらい思いしたからな。やってやるぜ、オイ。いよいよ。徐々に40代の『G1』エントリーが少なくなってきた。もちろん棚橋社長は、来年はいねえんだ。俺は来年も再来年も必ずいてやる。そのためにも!勝ち進むんだ。このままじゃ、オイ、来年は予選ブロック確定……いや!予選ブロック、予選ブロックも出れねえかもしれねえ。バカ野郎、この野郎。単なるオジサンじゃねえぞ、オイ。43歳の独身だ!失うものがないと言っても、俺は俺なりにあるんだ。やるしかねえんだよ。こっから見てろ、こっから。海野、お前に気づかされたよ。俺の初心を思い出させてくれたよ。サンキューな」

一方、激闘の末に敗れた海野は、短い言葉に悔しさと闘志を滲ませた。

海野「あー、クッソーッ!あー、チクショーッ!まだ決勝トーナメント、決勝への道はまだ閉ざされたわけじゃない。明後日からリベンジだ!」

崖っぷちで掴んだ大きな一勝。この勝利で息を吹き返した龍が、宣言通りBブロックを駆け上るのか。そして、高い壁に阻まれた若き獅子が、この敗北を糧にどう進化するのか。G1の世代闘争は、ますます激しさを増していく。

<写真提供:新日本プロレス>

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