【新日本】EVIL、H.O.T.総出の蹂躙で辻を撃破!『G1』決勝へ非情の進撃「何でここにいるかわかるか?地位と名誉と金だ!」

新日本プロレスは8月16日、東京・有明アリーナにて“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』第18戦(準決勝戦)を開催した。

『G1 CLIMAX 35』
日時:2025年8月16日 (土) 15:30開場17:00開始
会場:東京・有明アリーナ
観衆:4,558人

セミファイナルで、Aブロック1位のEVILと、Aブロック3位の辻陽太が激突。

試合はHOUSE OF TORTURE(H.O.T.)による非情なまでの組織的暴行により、辻が戦闘不能に追い込まれレフェリーストップ。

EVILが、G1史上最もダーティーな形で、初の優勝決定戦進出を決めた。

今年4度目となる両者の対決。G1公式戦での雪辱を期す辻と、初のG1制覇を目論むEVIL。

新日本の未来を占う一戦は、しかし、ゴングが鳴る前からプロレスの試合ではなかった。

ゴングを待たずにEVILが奇襲を仕掛けると、すぐさまセコンドのディック東郷とドン・ファレが介入。

辻は3対1という絶望的な状況に追い込まれ、場外ではマイクコードで首を締め上げられ、「オマエは顔じゃねえんだよ!」と罵声を浴びせられるなど、一方的な蹂躙を受ける。

しかし、新世代の旗手はこのままでは終わらない。

H.O.T.の猛攻を耐え抜くと、雪崩式のスパニッシュフライやブレーンバスターボムで反撃。

その姿に、場内からは大「陽太」コールが沸き起こった。

その声援を力に変え、辻は勝利まであと一歩と迫る。しかし、H.O.T.の闇はあまりにも深かった。

辻が必殺のジーンブラスターを狙えば、EVILはレフェリーを盾にする。

レフェリーが無法状態となると、リング上はH.O.T.の独壇場と化した。

セコンドに付いていた鷹木信悟や永井大貴も必死に抵抗するが、リング上が6人入り乱れての急所攻撃合戦に発展するなど、その混沌は極限に達した。

最後は、辻がコーナー最上段からゲレーロスペシャルを狙った瞬間であった。

東郷とファレがその足を掴んで妨害すると、巨漢ファレが必殺のバッドラックフォールを敢行。

完全に意識を失った辻に対し、EVILはダメ押しのSCORPION DEATHLOCK。

その無抵抗な姿を見たレフェリーが、試合をストップした。

<試合結果>

▼セミファイナル(第7試合) 時間無制限1本勝負
『G1 CLIMAX 35』準決勝戦
<Aブロック3位>辻 陽太 ×
vs
<Aブロック1位>“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇
18分01秒 レフェリーストップ

※EVILが『G1 CLIMAX 35』優勝決定戦進出

試合後、バックステージでEVILは、その悪意を隠そうともしなかった。

EVIL「ハハハハハ!どんなもんじゃオラァ!俺がよぉ、今、何でここにいるかわかるか?地位と名誉と金だ!辻陽太、テメーはな、顔じゃねえんだよ、この野郎!いいかオイ、『G1 CLIMAX』今年のチャンプはこの俺だ!わかったか、よく覚えとけ!」

一方、非情な結末に夢を絶たれた辻はノーコメント。

その沈黙が、この敗北の重さと、H.O.T.という組織の異常さを何よりも雄弁に物語っていた。

G1優勝決定戦という栄光の舞台に、最も卑劣な男がたどり着いた。

新日本の夏は、深い闇に包まれようとしている。

<写真提供:新日本プロレス>

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