【新日本】ジェイク・リー、王者・辻陽太をFBSでKO! UEが新ユニット「Unbound Co.」を粉砕!!鷹木信悟は試合中に衝撃の「結婚報告」
新日本プロレスは1月18日、千葉・佐倉市民体育館にて永田裕志プロデュース興行『Blue Justice XVII ~青義変遷~』を開催した。
セミファイナルでは、1.5大田区大会で結成が宣言された新ユニット「Unbound Co.(アンバウンド・カンパニー)」と、増強された「UNITED EMPIRE(UE)」による10人タッグマッチが実現。
1.4東京ドームでの遺恨を引きずる辻陽太とジェイク・リーのマッチアップを軸に、両軍入り乱れる激戦が繰り広げられた。
試合は、UEのジェイコブ・オースティン・ヤングが外道をImperial Prison(変型極め技)で捕らえ、ギブアップ勝利を奪取。
試合後もジェイクが辻をFBS(フェイス・ブレイク・ショット)でKOし、IWGPヘビー級ベルトを掲げるなど、帝国軍が圧倒的な存在感を見せつけた。
ゴング前から不穏な空気が漂っていた。2冠王者としてリングに立った辻は、ドームで自身を襲撃したジェイクを手招きで挑発。
先発で対峙した両者は、辻がフロントキック連打で攻め込めば、ジェイクも不敵な笑みを浮かべながら応戦し、場外戦では顔面をかきむしるなどラフファイトを展開した。

試合中盤、UEは高橋ヒロムに狙いを定め、集中砲火を浴びせた。
カラム・ニューマン、フランシスコ・アキラらが入れ替わり立ち替わりヒロムを痛めつける中、ジェイクは手袋を着用した右手でヒロムの口内を弄るという屈辱的な攻撃も見せた。

劣勢の展開を打開すべく登場した鷹木信悟は、グレート-O-カーンらを蹴散らすと、自身の代名詞である「来た! 来た! 来た!」のアピールへ。
しかし、ここで鷹木は突如として「じつはこのたび、結婚しました! 来た! 来た! 来た!」と絶叫。
試合中のリング上でまさかの結婚報告を行うという、前代未聞のアピールで会場をどよめかせた。
しかし、この祝賀ムードもUEは容赦なく断ち切った。
直後にオーカーンがアイアンクローで鷹木を捕獲し、王統流正拳突きで制裁。
鷹木もパンピングボンバーで意地を見せたが、流れを完全に引き戻すことはできなかった。

終盤は石森太二とアキラのスピーディーな攻防を経て、両軍が入り乱れる混戦模様に。
Unbound Co.がジェイコブへトレイン攻撃や連携技を叩き込むも、ジェイクが強烈なキチンシンクで辻を排除。
最後はジェイコブがスパイラルブレーンバスターから外道をギブアップさせ、UEに凱歌が上がった。

試合後、リング上はUEの独壇場となった。アキラは石森をフェンスに投げつけ、ジェイクは辻にFBSを炸裂させダウンする辻の上にIWGPベルトを置いて挑発。

バックステージでもUE勢の勢いは止まらなかった。

アキラは石森に対し、英語でまくし立てた。
「イシモリ……マア、最初ハチョット英語勉強シテネ。なぜなら、俺はこれから英語でしかしゃべらない。そしてこれから、コレカラ、俺のことを……“アキラサン”と呼ぶように。わかったな。お前とイシモリにとって、俺は“アキラサン”だ。センパイ、コーハイも、俺には関係ない。俺は敬意を受けるに値する存在だ。そして、それを示さない限り……お前らの人生を地獄にしてやる」

勝利の立役者となったジェイコブは、不敵にBULLET CLUBへの決別を口にした。
「“DANGEROUS J.A.Y”、そして帝国にとってデカい勝ちだ。多くは語らないが、ここで亡きBULLET CLUBに敬意を表したい。安らかに。ションベンにまみれて眠れ。アーメン……」

また、カラムはデビッド・フィンレーに対して強烈な敵対心を露わにした。
「フィンレー! フィンレー!! デビッド・フィンレー!! どこにいるんだ? あ? 怖いのか? 怖いんだろ? あっ、言っただろ。どこだったっけ? オータクか? 時間と場所を指定しろって。そしたら、お前がケンカを売った相手が誰なのか、はっきり思い知らせてやるって。あっ? 心配するな。わかってる。全部、嫉妬だろ? すべてはそれだ。この会社では何もかもが嫉妬で動いてるんだ。そうだろ? 俺の把握している限り、この世界最大級のプロレス団体と複数年契約を結んでいる外国人は、俺しかいない。そして俺はまだ23歳だ。それが何を意味するかわかるか? 俺が世界最高だってことだ。俺はジェイ(・ホワイト)よりも、ケニー(・オメガ)よりも、そして(ウィル・)オスプレイよりも優れてるってことだ。その兄貴がオータク……なのかどこだったか知らないけど、そこで戻ってきたけども、俺はいくつかの選択をした。たぶん、謝るべきなんだろう、たぶんな……。それはそうとフィンレー、時間と場所を指定しろ。そこで“プリンス”が何者か、痛いほど思い知らせてやる」

一方、敗れたUnbound Co.陣営。鷹木は自身の慶事をぶち壊された怒りを滲ませた。
「オイオイオイ、EMPIRE、お前らに、これっぽっちだけ感謝しといてやるぜ。ああ、幸せ気分を、ああ、よくぞぶち壊してくれたな。今夜だけは……。別に浮かれてるわけじゃねえ。何がEMPIREだ、コノヤロー! 潰してやるよ。絶対に潰してやる……。まあ、俺はプライベートで奇跡を起こしたかもしんねえが、俺の本業はプロレスだ! プロレスのリングの上で! 奇跡を起こしてやろうじゃねえか。そのためにもEMPIRE、お前らごときに、負けてたまるか」

ヒロムもまた、新ユニットの船出を飾れなかった悔しさを噛み締めた。
「確かに、ちょっとほんわかしてたな、気持ちが……。八王子実践高校で試合して、そして鷹木さんがめでたかったからな。“おめでとう鷹木さん”もいたし、確かにちょっとほんわかした部分があるかなあ……Unbound Co.の始まりとしてね。チクショー。でも、スイッチ入ったぜ、アキラ。ありがとよ……」

石森は、かつて同門だったジェイクの裏切り行為に疑問を呈しつつ、UE全体への敵意を燃やした。
「ジェイク・リー、なんでお前は、あっちのほうなんだよ。こんなのはよ、どうでもいんだけどよ、もっとどうでもいい話をすればよ、あのUNITED EMPIREってやつは、何がやりてえんか、わかんねえっつうことだ。そういうヤツらはな、俺が叩き潰すんだ。ということで! これはまさしく神の恵み。そう、グレイスだ」

そして、KOされた辻は、ジェイクの行動を冷静に分析してみせた。
「オイ、ジェイク……あんた変わった。とはいえ、俺はわかってるぜ。この情報過多の世界で、一番いいタイミングを見計らってんだろ? それがジェイク・リーだもんな」
新体制となったUEが勢力を拡大する中、Unbound Co.は始動早々に試練を迎えた形だ。
鷹木のプライベートな慶事すらも抗争の火種に変え、両軍の争いはさらに激化の一途をたどる。
<写真提供:新日本プロレス>
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