【新日本】フィンレーがジェイコブを“オーバーキル”で粉砕! 勝利もヒロムと「クソッタレ」論争で仲間割れ寸前?カラムは「地獄に叩き落とす」と報復宣言
新日本プロレスは2月1日(日)、東京・後楽園ホールにて『Road to THE NEW BEGINNING』第5戦を開催した。
シリーズ最終戦となる2月11日大阪府立体育会館大会へ向けた前哨戦が白熱する中、セミファイナル(第6試合)では、「Unbound Co.」のデビッド・フィンレー&高橋ヒロム組と、「UNITED EMPIRE(UE)」のカラム・ニューマン&ジェイコブ・オースティン・ヤング組によるスペシャルタッグマッチが行われた。
大阪大会でシングル対決を控えるフィンレーとカラム、そしてタッグ対決が決まっているヒロムとジェイコブを含む4選手が激突した一戦は、フィンレーがジェイコブを必殺のオーバーキル(INTO OBLIVION)で沈め、前哨戦を制した。しかし、勝利したフィンレーとヒロムの間には、またしても不穏な空気が漂う結末となった。
■フィンレー、ヒロムを再び“人間爆弾”として使用

試合はゴング前からカラムがフィンレーに襲い掛かり、乱闘で幕を開けた。場外戦を経てリングに戻ると、フィンレーはカラムに対しショートレンジラリアットの連打やエルボーで圧倒し、王者としての貫禄を見せつける。
しかし、UEの連携も冴えわたり、ジェイコブがヒロムを場外へ排除すると、セコンドのゼイン・ジェイも加勢して痛めつけるなど、ラフファイトで主導権を握りにかかった。

中盤、ヒロムが変型ドラゴンスクリューで流れを変え、再びフィンレーが登場すると、ここから“フィンレー劇場”が開演する。
フィンレーはパートナーであるヒロムを抱え上げると、相手チームに向けて投げつける「人間爆弾」攻撃を敢行。
さらに場外のUE勢に向けてヒロムをパワーボムで投げ捨てる合体攻撃を強引に成功させる。

これに飽き足らず、フィンレーはコーナー最上段へ登るが、ヒロムがこれを制止し、自らが雪崩式ブレーンバスターを狙う素振りを見せる。
しかし、フィンレーはヒロムをエルボーで場外へ突き落とし、敵チームに衝突させると、自らもプランチャで追撃。敵も味方も関係なく巻き込む暴走ファイトを展開した。

終盤、リング上はフィンレーとジェイコブの攻防へ。ジェイコブの横入り式エビ固めをキックアウトしたフィンレーは、カナディアンハンマーで叩きつけるが、カラムがカット。
カラムがヒロムをパワーボムで投げようとしたところを、ヒロムはカサドーラからの変型フェイスバスターで切り返し、フィンレーをアシスト。

この好機にフィンレーはジェイコブを捕らえ、首切りポーズからオーバーキルを狙う。一度は回避されたものの、逃さず二発目のオーバーキルを完璧に叩き込み、3カウントを奪取した。
■試合後は「クソッタレ・パートナー」論争

試合後、勝ち名乗りを受けるフィンレーに対し、ヒロムが猛抗議。フィンレーがヒロムのジャケットを放り投げると、髪のつかみ合いに発展し、そのままバックステージへとなだれ込んだ。

コメントスペースでも両者の舌戦は止まらない。ヒロムが「スーパー・クソッタレ・パートナーだ!」と罵れば、フィンレーも「お前が一番の武器だ」「エルボーは自業自得」と反論。
互いに「金メダリスト級のクソッタレ」と認定し合う泥仕合を繰り広げた。
しかし、最終的には大阪でのシングル戦に向けて「俺はお前を強くしてやってるんだ」というフィンレーの言葉にヒロムも呼応。
「帝国を終わらせる」という共通の目的を確認し、歪な形ながらも共闘継続をアピールした。
■カラム「フィンレーを地獄に叩き落とす」

一方、敗れたUE陣営。カラムはフィンレーに対し、「俺はずっと正しいことをやってきたが、その『イエッサー』をやりすぎた。これからは俺のやりたいようにやる」と、優等生からの脱却を宣言。
「大阪の前に、お前を地獄に叩き落とす。そしてお前がここにいる限り、BULLET CLUBやWAR DOGSの記憶は消えない」と、かつてのリーダーに対する憎悪をむき出しにした。

また、フォールを奪われたジェイコブも「石森もヒロムも、コメントで俺のことを一度も口にしたことがなかった。大阪が真の始まりになる」と、屈辱をバネに大阪での逆襲を誓った。
“Unbound Co.”内の不協和音と、UNITED EMPIREの殺気。複雑に絡み合った因縁は、2.11大阪決戦でどのような結末を迎えるのか。
<写真提供:新日本プロレス>














