【マリーゴールド】桜井麻衣&翔月なつみ&山中絵里奈が初代3Dトリオス王座戴冠! 1年越しの「1000万円アタッシュケース」奪還

女子プロレス団体マリーゴールドは2月23日、東京・後楽園ホールにて『New Years Golden Garden 2026』を開催。

第4試合では、団体の歴史に新たな1ページを刻む「初代3Dトリオス王座決定トーナメント決勝戦」(30分1本勝負)が行われた。

頂点を争ったのは、桜井麻衣、翔月なつみ、山中絵里奈が結成した“La vie en rose”と、極悪ユニット「ダークネス・レボリューション(DR)」の野崎渚、松井珠紗、瀬戸レア組である。

この試合は単なる初代王座決定戦にとどまらず、長きにわたる深い因縁の清算という側面を持っていた。

桜井にとってDRは、1年以上もの間、自身の象徴とも言える「1000万円入りのアタッシュケース」を不当に奪い続けてきた憎き相手である。

至宝のベルトと自身の誇りを懸けた、絶対に負けられない大一番であった。

試合は、ゴングを待たずにDR陣営が奇襲を仕掛ける荒れ模様の幕開けとなった。野崎、松井、レアの3人は持ち前の無法殺法で場外戦へと引きずり込み、序盤から主導権を握る。

リングに戻っても、ターゲットを絞った執拗な連携攻撃により、桜井陣営は常に後手に回る苦しい展開を強いられた。

しかし、初代王座への執念とアタッシュケース奪還の思いが、3人を奮い立たせる。

山中がフェースバスターで窮地を脱して桜井に繋ぐと、桜井はDRの介入を次々と蹴散らし、野崎との激しい打撃戦を展開。

翔月も巧みなタッチワークから松井と真っ向から渡り合い、ダイビング・フットスタンプを回避してフィッシャーマンズ・スープレックスで反撃するなど、一進一退の攻防が繰り広げられた。

勝負の行方は終盤、山中とレアのマッチアップに託された。DR陣営は野崎と松井が乱入し、3人がかりで山中を仕留めにかかる。

しかし、放たれた野崎と松井のダブル・トラースキックを山中が間一髪で回避すると、これが味方であるレアに誤爆。この一瞬の隙を逃さなかった。

すかさず桜井と翔月がリングに飛び込み、レアへ合体ブレーンバスターを敢行して山中を強力にアシストする。そこから怒涛の連携攻撃が火を噴いた。

翔月がセカンドロープからのダイビング・ダブルニーを突き刺し、桜井が華麗なダイビング・エルボードロップを投下。

最後は山中が強烈なウルカープレスでレアを圧殺し、13分12秒、エビ固めで歓喜の3カウントを奪取した。

見事、桜井、翔月、山中の3人がマリーゴールド認定・初代3Dトリオス王者に輝いた。

そして試合後、敗北に落胆するDR陣営の隙を突き、桜井は因縁のアタッシュケースを奪い返すことに成功。

初代王座の栄冠と、1年以上手元を離れていた1000万円という2つの宝を同時に手中に収めた。

まさにユニット名である“La vie en rose(バラ色の人生)”を体現する、劇的なフィナーレとなった。

しかし、休む間もなく新たな刺客が名乗りを上げた。

新王者組に対し、小桃が岩谷、弓月という強力なパートナーを引き連れたトリオ「アイコン・ピーチアロー」での挑戦を表明したのである。

悲願のベルトとアタッシュケースを取り戻した桜井陣営だが、初代王者としての防衛ロードは、息つく暇もなく過酷な幕開けを迎えようとしている。

<写真提供:マリーゴールド>

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