【新日本】“スカイチーム”がタッグトーナメント制覇! ミスティコと後継者ドラダ、世代を超えた絆でルチャの頂点へ「彼は世界に類を見ない」
新日本プロレスのルチャ・リブレ祭典『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』第5戦が2月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪(第2競技場)にて開催された。
メインイベントのタッグトーナメント決勝戦では、“スカイチーム”のミスティコ&マスカラ・ドラダ組が、アベルノ&マグヌス組の無法殺法を退け、見事に優勝の栄冠を手にした。

ルード(悪役)タッグであるアベルノとマグヌスは、ゴング前から握手を拒絶し、試合が始まれば急所攻撃やマスク剥ぎといった反則を交えて猛攻を仕掛けた。

対するスカイチームは防戦を強いられる場面もあったが、ミスティコの熟練の動きと、ドラダの躍動感あふれる空中姿勢が見事に噛み合った。

終盤、ドラダがエプロンからのシューティングスタープレスでアベルノを場外に分断。

孤立したマグヌスを、ミスティコが伝家の宝刀ラ・ミスティカで捕獲し、鮮やかなタップアウト勝ちを収めた。

歓喜を爆発させた2人は優勝トロフィーを手に勝ち名乗りを受けた。マイクを握ったミスティコは、ファンや団体への感謝とともに、パートナーへの熱い思いを口にした。
ミスティコ「マスカラ・ドラダ、いつも伝えたいことがある。アレナ・メヒコはオレたちのホームだ。新日本プロレスもホームと言えるが、アレナメヒコはここにいるファンのみなさんのホームでもあるよな。まずは、大阪のみなさんこんばんは! 少し間を置こうか。流暢なスペイン語すセニョール・OKUMURAに、通訳する時間を与えよう。今夜、見届けてくれただろうか。CMLLは、世界最高のルチャリブレを届けている。この場にいたルチャドールは今夜、トーナメントでの優勝を切望していた。その一人は私の後継者、スペル・エストレージャのマスカラ・ドラダだ。
スカイチームは、2025年から力強く前進してきた。チャンスを与えてくれた新日本プロレスには、感謝している。そして、ミスティコとマスカラ・ドラダは、日本で最高峰の団体、新日本プロレスで歴史を刻みたい。ファンのみなさん、CMLLと新日本プロレスには、これまで以上にサポートをお願いしたい。日々、夢を追いかけ、エストレージャのマスカラ・ドラダとミスティコは、決して屈することはない。日々、成長を続け、レジェンドに近づけるよう努力を続ける。これを成し遂げるには、みなさんの力が必要だ。ファンのサポートは日本からだけでなく、メヒコ、アメリカからも毎日のように届いている。来日できたことを、新日本プロレスに心から感謝します。
『FANTASTICA MANIA』は、最高の参加メンバーで開催できたと確信している。CMLLのルチャドールだけでなく、ファンの支持を受ける最高のメンバーの集まりだ。おかげでメヒコのルチャリブレは進化して、世界ナンバーワンの地位を築くに至った。マグヌス、そして神の使者アベルノは、アレナメヒコで最高のルードの姿を見せたよな。お世辞ではなく、すべてのメンバーがすばらしかった。だが、やはりこのトロフィーを手にしたかった。最後はテクニコが勝者として、勝ち名乗りを受けた。マスカラ・ドラダ、いつもパートナーを務めてくれてありがとう。今夜はオマエから、新たなことを学んだよ。心から感謝するよ、ドラダ。オオサカ!声援をありがとう!新日本プロレスもグラシアス!次は東京・後楽園で会おう!マスカラ・ドラダとミスティコは、日本で成し遂げたいことがある。その1歩が今夜始まった。本当にありがとう!ハポン!」

バックステージでも、2人の絆の強さがうかがえた。

ドラダ「ヨシ! やったぞ!」
ミスティコ「やり遂げたな。多くを乗り越えたな。さまざまな犠牲と献身、準備を怠らず、この若者(ドラダ)は全てを捧げている。彼は世界に類を見ない。だが、世界を制覇するために、他者のサポートも忘れない。いつも誰かと共に、世界に羽ばたいていく。今夜、日本そしてオーサカは、スカイチームが史上最強だと認めてくれただろう」
ドラダ「やったぜ、パドリーノ(※父親代わりのミスティコの呼び名)!マグヌスと“神の使者”アベルノが対戦相手とわかった時、もう俺は幸せだった。なぜなら、100パーセントの実力を発揮させてくれ、それを求めてもくるからな。今夜、彼らは同じく勝利を熱望していた。だから、全力を尽くしてくれたヤツらには感謝している。今夜、ここに俺たちはビッグトーナメントの偉大な勝者として立つことができた。パドリーノ、伝えるべきは一言、ムーチャス・グラシアス。いつもモチベーションを高め、助言を与えてくれてありがとう。私がキャリアを積む中で、アナタの経験に基づく多くのサポートを受けました」
ミスティコ「(※ドラダに対して)こちらこそ。心から感謝するよ。マグヌスとアベルノについては、若さと経験が組み合わさっていた。それは私たちにも言えると思う。(ドラダの)若さと(ミスティコの)経験が、融合したと言える。この新日本プロレスの『FANTASTICA MANIA 2026』オーサカ大会は、これ以上にないほど素晴らしかった。CMLLはメヒコで最高のルチャ・リブレ団体であると示すこともできた。今夜は4名の最高のルチャドールがアレナ・メヒコから、世界に名を轟かせた。日本にその名を響かせた。だが、俺たちがより素晴らしい闘いを見せ、アベルノは悪の姿をさらした。だが、マグヌス、アベルノ、今夜は感謝するよ。後継者のマスカラ・ドラダが言うように、全てを出し尽くすことができた。そして今夜は、テクニコが勝者として勝ち名乗りを受けた」
ドラダ「ソブレース(※いくぜ!)」

一方、敗れたルードタッグは、不敵な言葉を残してメキシコへの帰還を予告した。
アベルノ「ミスティコ、ドラダ!よく聞け!今夜は運に恵まれたな。タイガーマスクを次なる悪夢に沈めるリングの王者(マグヌス)と、神の使者(アベルノ)は、このままでは終わらない。準備を怠るなよ。お前らの終わりは近い」
マグヌス「マスカラ・ドラダ!ミスティコ!(※英語で)今夜は運に恵まれたな。これは始まりでしかない。(※スペイン語で)メヒコでまた会おう」
若き天才と熟練のレジェンドが織りなす「スカイチーム」。日本で刻まれた優勝という歴史の1ページは、ルチャ・リブレの進化を証明する忘れられない夜となった。

<写真提供:新日本プロレス>















