【新日本】上村優也がオーカーンとの死闘制し『NJC』初戦突破!「新日本のド真ん中に立つ」熱き叫びで聖地を揺らす

新日本プロレスの“春の最強戦士決定トーナメント”『NEW JAPAN CUP 2026』(以下、NJC)が3月4日、東京・後楽園ホールで開幕した。

通算22回目を迎えた本トーナメントの覇者は、4月4日の両国国技館大会にてIWGPヘビー級王者・辻陽太への挑戦権を手にする。

大歓声に包まれた開幕戦のメインイベント(第7試合)では、1回戦として上村優也とグレート-O-カーンが激突。

イデオロギーが真っ向から衝突した死闘は、上村優也が制し、2回戦進出を決めた。

両者は2024年にKOPW王座を巡り1勝1敗の死闘を演じた因縁を持つ。特殊ルールでの対戦から一転、今回は純プロレスルールでの決着戦となった。

試合は上村優也が体現する「光」と、グレート-O-カーンがもたらす「闇」のコントラストが色濃く出る展開となる。

グレート-O-カーンは序盤からストマッククローやアイアンクローなどの拷問技で主導権を握ると、中盤には戦場を場外へと移す。

鉄柵への投げつけや観客席への放り投げ、さらには海野レフェリーの制止を振り切っての冷酷なイス攻撃と、手段を選ばない非情な攻めで上村優也を徹底的に破壊しにかかった。

場外カウント19でのギリギリの生還を強いられた上村優也であったが、その闘志の炎は決して消えなかった。

グレート-O-カーンのエリミネーターやTTDといった必殺のフルコースを驚異的なタフネスで耐え抜くと、勝負所で意地のカンヌキスープレックスを炸裂させる。

最後はコーナー最上段から渾身のフライングボディアタックを放ち、巨漢を完全にマットへ沈め、激戦に終止符を打った。

見事に強敵を撃破し、3月10日岡山大会での2回戦(対ドリラ・モロニー)へ駒を進めた上村優也。

試合後のリング上では、溢れんばかりの熱情をマイクに込めた。

途中、言葉に詰まる場面も見せたが、それすらも観衆の心を打つリアルな叫びであった。

上村「『NEW JAPAN CUP』、初戦、勝ったぞー!みなさん、いまの新日本プロレスは、どうですか?僕は、いまめちゃくちゃチャンスだと思ってます!これだけの選手が揃ってて、地上派の特番も決まってる!あと何が足りないんだ?このオレが新日本プロレスの、ドマ、ド真ん中に立つことだ!このオレが新日本プロレスの、ドマ、ド真ん中に立つことだー!!僕はあんまり、しゃべるのは得意じゃない!でもな、オレは、このリング上の戦いで!新日本プロレスをクッソほど盛り上げます!みんなのハートを熱くするのは、このオレ、HEAT STORMだ!一つ最後に、心からの叫びを聞いてください!『NEW JAPAN CUP』、みんなで熱くなっていこうぜー!ウォーシャッー!!」

バックステージに戻った上村優也は、死闘を演じた好敵手への思いと、トーナメント制覇への確固たる自信を口にした。

上村「グレート-O-カーン!クソッ、汚えことばっかしやがって。……なんて、ちょっとだけ思ってたけど、僕は、『NEW JAPAN CUP』の話を置いとけば、グレート-O-カーンとずっと闘いたかった。彼の思う正義と、僕の思う正義、思いっきり今日、ぶつけ合えたんじゃないすかね?次、まだまだ俺はグレート-O-カーンとやっていきたい。そう思ってます。まあまた、それは置いといて、今は『NEW JAPAN CUP』中なんで、次の2回戦に向けて、前哨戦もあるし、全部、全大会、全速力で、120パーセントの上村を見せていきたいと思います。久しぶりのシングルマッチっていうことで、メチャクチャ燃えてます。タッグで培ったもの、得たものをこのトーナメントで、クッソほど出して、優勝してきたいと思います。(※ポーズを取って)みんなのハートを熱くするのは、この俺、HEAT STORMだ!よっしゃ!」

一方、敗北を喫したグレート-O-カーンは、インタビュースペースへ這いつくばって現れ、床に座り込んだまま憎悪を剥き出しにした。

上村優也が目指す希望を、真っ向から否定する怨念の言葉を吐き捨てた。

オーカーン「上村ぁ、『新日本を明るく照らす』?ふざけたことを抜かしてるがな、必ずこの余が、貴様らレスラー全員、ファンも、新日本プロレスの夢や希望、光や熱を握りつぶして、絶望の底に叩きつけてやる!貴様らにお似合いなのは、明るい笑顔じゃない。余の支配する、シケたツラだ!」

「新日本のド真ん中」を宣言した上村優也の熱き思いと、それを絶望の底へ引き摺り下ろそうとするグレート-O-カーンの狂気。

NJC開幕戦のメインイベントは、新時代の到来を予感させる極上の熱空間であった。

<写真提供:新日本プロレス>

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