【新日本】1.4 WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム<全試合結果>勝利したIWGPオカダvsインターコンチ内藤で明日雌雄を決す2冠戦!ライガー引退試合Ⅰで田口に敗れる!
4日、東京ドームにて新日本プロレスの年間最大の試合であるWRESTLE KINGDOM 14の初日が行われた。ダークマッチでは同じブシロードグループとなったスターダムの提供試合が行われ、第1試合では獣神サンダーライガーの引退試合の第1戦が行われた。
メインイベントのIWGPヘビー級選手権では王者のオカダカズチカが防衛。セミでIWGPインターコンチネンタル選手権を制し新王者となった内藤哲也と1.5東京ドーム大会で2冠王の座を懸けて雌雄を決することとなった。
バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム
日時:2020年1月4日(土) 15:00開場 17:00開始
会場:東京・東京ドーム
観衆:40,008人 (満員)
各試合の結果と試合後の選手のコメント概要は下記の通り
第0‐1試合 15分1本勝負 スターダム提供試合
星輝ありさ 〇岩谷 麻優
vs
ジュリア 木村花✖
※9分04秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
ダークマッチとはいえ東京ドームのオープニングマッチを飾ったスターダム勢。女子プロ大賞の岩谷&星輝「こんなに早く東京ドームにたてるとは」「いずれはスターダムでも東京ドーム興行を」と感想。岩谷は昨年のMSGよりも緊張したとのこと
東京ドームの舞台でダークマッチを飾るも誤爆により勝利を逃したTCSの木村花「オマエのせいで負けたじゃねーかブス!」
一方のジュリアは「先に誤爆したのはオマエだろ!」ジュリアは女子プロの頂点を目指すとも宣言した。
第0-2試合 15分1本勝負
上村 優也 ✖辻 陽太 本間 朋晃 真壁 刀
vs
アレックス・コグリン クラーク・コナーズ カール・フレドリックス トーア・ヘナーレ〇
※7分36秒 TOAボトム→片エビ固め
第0-3試合 15分1本勝負
〇小島 聡 天山 広吉
vs
中西 学✖ 永田 裕志
※5分47秒 ラリアット→片エビ固め
第1試合 60分1本勝負 獣神サンダー・ライガー引退試合 I
タイガーマスク ザ・グレート・サスケ 藤波辰爾 ✖獣神サンダー・ライガー with エル・サムライ
vs
田口隆祐〇 高岩竜一 大谷晋二郎 佐野直喜 with 小林邦昭
●特別レフェリー:保永昇男
※8分52秒 どどん→エビ固め
引退するライガーから勝利した田口監督「汁を出させないようじゃまだまだですね。汁をださせてから…」小林邦明は「30年前のデビュー戦が懐かしい」
引退するライガーと対峙したかつてのライバル達。佐野直喜「同期で切磋琢磨してきた。今日の為に2か月前から身体絞った」高岩竜一「鼻くそだった俺にプロレスを教えてくれて感謝」
大谷晋二郎は引退するライガーへの思いを吐露「僕はライガーさんにプロレスを教わった。こんなに厳しくてあったかい人はいない。ライガープロレスは無くしてはいけない。同じ時を過ごした者として伝えていきたい…」
ライガーと共に戦ってきた仲間の試合後の弁 タイガーマスク「ライガーさんには結婚式の仲人までしていただいた」ザ・グレート・サスケ「TTK。ただただ感謝」2人はみちのくプロレスからライガーによりメジャーに上がった。
ライガーがプロレスを始めたきっかけの藤波辰爾「1.4に立てた感謝。ライガー引退は現役である自分からは複雑」ライガーの代表的タッグパートナーのエル・サムライ「一言オツカレサマ」
引退試合の初日を終えたライガー「感謝感謝。ただまだ1日ある。明日Jr.ヘビーチャンプとして高橋ヒロムが対角線に立つことを願う。引退どーのこーのは全て試合が終わってから」あくまでも輝きながら明日の引退試合へ意気込みを語った。
第2試合 30分1本勝負 スペシャル8人タッグマッチ
✖BUSHI 鷹木 信悟 “キング・オブ・ダークネス”EVIL SANADA
vs
エル・デスペラード タイチ 鈴木 みのる ザック・セイバーJr.〇
※8分39秒 ジム・ブレイクス・アーム・バー
第3試合 30分1本勝負 スペシャル8人タッグマッチ
YOSHI-HASHI 矢野 通 石井 智宏 〇後藤 洋央紀
vs
チェーズ・オーエンズ 高橋 裕二郎✖ バッドラック・ファレ KENTA
※8分17秒 GTR→片エビ固め
第4試合 60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合
<第83代チャンピオンチーム>
タンガ・ロア ✖タマ・トンガ
vs
<チャレンジャーチーム/WORLD TAG LEAGUE2019優勝チーム>
〇デビッド・フィンレー ジュース・ロビンソン
※13分25秒 ACID DROP→エビ固め
※タマ&タンガが8度目の防衛に失敗。ジュース&フィンレーが新チャンピオンとなる
第5試合 60分1本勝負 IWGP USヘビー級選手権試合テキサス・デスマッチ
<第7代チャンピオン>
✖ランス・アーチャー
vs
<チャレンジャー>
ジョン・モクスリー〇
※14分26秒 10カウントKO
※アーチャーが2度目の防衛に失敗。モクスリーが新チャンピオンとなる
今回の目的は2つ。1つはベルトを獲り返すこと!2つ目はG1での借りを返すことと明日のジュース戦へ戦闘モードのモクスリー
第6試合 60分1本勝負 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
<第85代チャンピオン>
✖ウィル・オスプレイ
vs
<チャレンジャー>
高橋 ヒロム〇
※24分33秒 TIME BOMBⅡ→片エビ固め
※オスプレイが4度目の防衛に失敗。ヒロムが新チャンピオンとなる
1年半に及ぶ首の骨折から復帰してすぐの東京ドームでウィルオスプレイからIWGP Jr.のベルトを獲った高橋ヒロム「この1年半もがきが今日につながった…そんなこと言ってたまるかープロレスは危険なスポーツだ。でもそれ以上にすげー楽しいスポーツだ」更に「こんな楽しいこと辞めるわけないだろう!と叫んだ」
―オスプレイを仕留めた技は?
ヒロム「TIME BOMB2!」
―チャンピオンとしてライガーと戦うが?
ヒロム「オレが好きな怒りの獣神できて下さい。運が良ければこのベルト持ってってみれば?」
「ベルトを失ったオレに聞くことはないかい?」と落ち込むオスプレイ
第7試合 60分1本勝負 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
<第23代チャンピオン>
✖ジェイ・ホワイト
vs
<チャレンジャー>
内藤 哲也〇
※33分54秒 デスティーノ→片エビ固め
※ジェイが2度目の防衛に失敗。内藤が新チャンピオンとなる
インターコンチのベルトを勝ち取り明日2冠の望みをつないだ内藤哲也「今日で終わりじゃない。トランキーロあっせんなよ!この後の試合どうなるかな?オレの予想はオカダ。オレの理想もオカダ。しっかりこの目で見届けましょう」
「レフリーが悪かった」と怒る外道
「オマエたちが作ったストーリーの脇役になってしまった。まさかオレが負け犬になるとは…明日は負けた者同士でオマエたちの応援するものを血祭にあげる」と明日の試合が凄惨なものになると予告するジェイ・ホワイト
第8試合 60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合
<第69代チャンピオン>
〇オカダ・カズチカ
vs
<チャレンジャー/G1 CLIMAX 29優勝者>
飯伏 幸太✖
※39分16秒 レインメーカー→片エビ固め
※オカダが5度目の防衛に成功
オカダは「今日の様な防衛戦をした上で明日また過酷な防衛戦がある。そんな凄い競技がプロレス。オリンピックイヤーだからこそこの過酷で凄いプロレス2連戦があるのは開幕にふさわしい。」と語った。4万人超の集客に関しては、そこまで来たんだという思い(少ない時代を知っているものとしての感慨)と同時にまだまだ満足していない」と今後も超満員の舞台を演出していくことを涙ながらに誓った。