【編集長コラム】「楽しみな黒潮イケメン二郎の米国進出」

春から米国マット界での本格活動を控える黒潮「イケメン」二郎(本名・樋口壮士朗)が、日本で充電に勤しんでいる。

トレーニング、英語学習の傍ら、プライベート面でも充実。1月19日には、亜美夫人との結婚披露宴を催し、26日には父・二郎氏が営む鍋屋黒潮で、イケメンを囲む新年会が行われた。

披露宴には多くのレスラー始め約400名が二人の門出を祝い、新年会にはイケメンファンが集結した。

いつも通り、底抜けの笑顔で駆け回るイケメン。父・二郎氏も本人を上回る活躍で、場を盛り上げた。明るく楽しいイケメン親子に、ハッピーな気持ちになった。

イケメンは父・二郎氏の「プロレスラーになってほしい」という熱意をしっかりと受け止め、幼少期からレスラー修行に取り組んできた。

実は記者とも9歳のときに、出会っていた。2001年プロレス大賞の表彰式。特別賞を受賞したTAJIRIの代わりに出席した父・二郎氏とともにイケメンも参列。記者と「プロレスラーになりたいんです」と言葉をかわしたという。

誠に申し訳ないのだが、新年会で父・二郎氏から話をされるまで、すっかり忘れていた。おぼろげな記憶をたどっていくと「頑張ってください。勉強もしっかりして、色んなスポーツに取り組んで体を鍛え、プロレスラーを目指してください。そして、いつかMVPを取ってね」などと、偉そうにアドバイスしたことを思い出した。

何と、イケメンはこの言葉をよく覚えていてくれたようだ。「マジで嬉しかったですよ!」と、言っていただいき、冷や汗が噴き出してきた。

プロレス取材を始めて38年。他の選手からも「解説、見ていました」「記事、読んでいました」と、声をかけられることもしばしばだ。

嬉しいやら、気恥ずかしいやら、何とも面はゆいが、真摯に取り組んできたからかな、と一人にんまりしてしまう。記者冥利に尽きる。

「イケメン=ハンサム」。ハンサムと言えば故・ハーリー「ハンサム」レイスさん。日本では「美獣」と呼ばれたが、全くハンサムではなく、NWA世界王座に8回、君臨した実力者だった。

レイスさんは「ミスター・プロレス」というもう一つの代名詞が、まさにぴったりときていた。

黒潮二郎は実際に「イケメン」だが、レイスさん同様「ミスター・プロレス」と、米国マットで称せられるようになってほしい。

リングネームは? 注目のリングコスチュームはどうなる? ジャケット着用のままか? 入場テーマ曲も、今のまま福山雅治の「HELLO」か? アメリカのファンはイケメンコールをするのか?

海を渡ったイケメンが、どんな姿で暴れまわるのか、楽しみは尽きない。

ジャケットプレイといえば、W-1で鈴木秀樹と対戦した時、軽やかにジャンプしてリングインした直後に、おニューのジャケットをビリビリに破かれたことがあった。

スポンサーから贈られたものだったので「マジ、本当に困った」と頭を抱えるイケメン。鈴木がZERO1所属だと勘違いして「ZERO1に抗議したんですけど、うちの所属選手じゃない。彼はフリーです、と言われてしまって」と肩を落としていた。

鈴木は「僕はフリー。それはしょうがないですね」と、これまたいつも通りにクールに言い放っていた・・・米国でもジャケットプレイを披露してほしい。

今は、米国マットでのファイトもオンタイムで観られる時代。黒潮「イケメン」二郎の大暴れが待ちきれない。

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