【飯伏幸太スペシャルインタビュー】≪完全版≫②DDTデビューからオスカープロ、そして内藤、ケニー、オカダ、中邑、棚橋についてその胸中を激白!!
◆女性ファン、キン肉マン、WWEについて!
山口:そういうのがあったから、飯伏ファンが増えたと思います。ちなみに、飯伏さんは女性ファンがとても多くて、いろいろプレゼントをもらっていたと思うんですが、もらってうれしかったプレゼントとかありますか?
飯伏:うーん……着ないですけど、自分のために作ってくれたTシャツだったり、寄せ書きとか。そこまでしてくれたという気持ちがうれしいんです。読んでない手紙はありません。ファンレターも確実に全部読んでいます。手紙に電話番号とかLINEとか、基本的に入っているんですが(笑)、20代ぐらいの若い人だと、さらにプリクラがついている。盛られてる感じだけど、たまにグッとくるものがある(笑)葛藤するときもありますけど、その一線を越えたら終わりだなと。自制心勝ってます。
山口:精神力でカバーして、そこは全勝だと(笑)
飯伏:全勝ですね(笑)
山口:お酒は飲むんですか?
飯伏:普段は飲まないです。一人で飲んだりは全然しないです。その場によって、場が合ったら飲みます。基本的にはお酒は飲めなくて、コーラしか飲めないですけどね。
山口:思い出の逸品、みたいなものってありますか?
飯伏:「キン肉マン」のゆでたまご先生から、キン肉マンと自分が写っている絵をもらいました。
柴田:プロレス大賞(2012年度)の副賞で、ゆでたまご賞でプレゼントしたよね?
飯伏:もらいましたね。それですね!
山口:僕も超好きなので、超うらやましいです。「キン肉マン」の中で誰が好きでしたか?
飯伏:普通にキン肉マンです。「キン肉マン」のプロレスイベントが一回ありましたよね、キン肉マニア(2009)でしたっけ。あそこでロビンマスクが出た。
山口:ロビンマスクとかウォーズマンとか似合いそうですね(笑)
飯伏:そっちですか(笑)
柴田:だけど表彰式の時にはふたりとも来なかった(笑)飯伏さんはインフルエンザ、ゆでたまご先生は大やけどで……
山口:WWEに行ってから、トレーニング施設、リング、会場とすごい規模で、そもそも観客が出来上がっていたり、あんな環境で試合してみていかがでした?
飯伏:お客さんが最初からスイッチが入っている感じですね。なんというか……
山口:違和感ですか?
飯伏:いい意味だと、……普通にやりやすいし楽しいけど、悪い意味だと、楽をしてしまうというか、努力をしなくなってしまう。DDTのころはどうやって盛り上がれるか、見たいものを出せるかを一番考えていた気がします。
山口:WWEというハコがあって、ファンとの関係値がしっかりできているので、中の選手が変わってもずっとスイッチが入っているのは変わりないですよね。沸かし方について、WWEに対して自分なりにやってやろうみたいなものはありましたか?
飯伏:自分が今までやってきたものを出したら絶対にいける、とは思っていました。それは予想通りでしたね。
山口:WWEのレスラーから飯伏選手に言われた言葉はありましたか?
飯伏:日本でやっていることをそのまま出してくれ、と言われました。それで実際にやったらみんなびっくりしてましたね。
山口:飯伏さんのスタイルは度肝を抜かされますよね。運動神経がすごいし、ほかの人が同じことをできないからなおさらですよ。
飯伏:それは嬉しいですね。
山口:WWEの複数年契約を固辞されてるということですが、報酬よりも飯伏幸太らしさを優先したんですね。
飯伏:お金は別に……。
山口:刹那的な、自分の身を危険にさらしてでも自分のプロレスをアピールする面がファンの気持ちをつかんでいると思います。
柴田:もっともっと試合を見たいですね。
飯伏:2017年からはもっと試合をしていきたいです!
山口:ファンの皆さんも飯伏選手の大活躍を期待しています。今日は有難うございました。
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