「来年リングの上で会いましょう」初代タイガーマスクが40周年記念でのカムバックに意欲

 リアルジャパンプロレスを主宰する初代タイガーマスク(佐山サトル)が9日、東京・神田明神ホールで行われた『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.7』の会場に姿を見せた。

 この大会前の記者会見にて、WWE行きが決まっているSareeeが初代タイガーマスクのチャリティ活動に賛同、「チャリティーの魂を受け継ぎたい」という申し出に初代タイガーマスク、新間寿会長が快諾したことにより、女子選手としては初めて正式に佐山サトルの精神を認可・伝承され「タイガーマスク魂」を伝承するマスクの贈呈式を行った。

新間寿会長と共に初代タイガーマスクが登場。

 新間会長は「タイガーマスクは来年40周年記念に向かって新たな船出をいたします。今回タイガーマスクに、来年カムバックできるかということを、どうしても本人の口から皆さんに伝えたいということで私も同行させていただきました」とマイクを渡す。

 初代タイガー「みなさんこんばんは。こういう厳しい中にご来場いただきまして本当にありがとうございます。来年は40周年なので、ぜひ私も頑張って、リングの上にカムバックしてみたいと思っています。」と力強く挨拶。

 また、「昨日トレーニングでスクワットをしていたら足を痛めてしまったので、今日は車椅子で挨拶をしていますが、普段の病気が悪いからではなく、これが終わったらすぐに練習を始めますんで」と元気であることをアピールした。

 そして「来年リングの上で会いましょうね。皆さんの期待に応えたいと思います。来年から変えていきます。いよいよ、新しいスタイルのプロレスがこれからみなさんの前に入ってくるかと思います。みなさんぜひスーパータイガーもうちの間下、それに関わる選手たちも応援してあげてください。来年もよろしくお願い致します。」と締めた。

 その後、本日の伝承マスクが贈呈されたSareeeから初代タイガーマスクへ花束が渡され、記念撮影が行われた。

 この日行われた大会ではメインでスーパー・タイガーが佐藤耕平をアーム式チョークスリーパーで勝利すると、2019年9月19日の後楽園ホール大会で藤田和之に奪われたレジェンド王座へ、12.17後楽園ホール大会での挑戦を表明した。

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.7
日時:2020年11月9日(月)開場:17時45分/試合開始:18時30分
会 場:神田明神ホール

シングルマッチ60分1本勝負
〇スーパー・タイガーvs ×佐藤耕平(フリー)
13分10秒 アーム式チョークスリーパー(レフェリーストップ)

タッグマッチ20分1本勝負
〇船木誠勝(フリー)&伊藤崇文(パンクラスism)
vs
鈴木秀樹(フリー) &×阿部史典 (プロレスリング BASARA)
13分50秒 ハイブリッドブラスター→体固め

タッグマッチ20分1本勝負                       
〇Sareee(WWE Count Down) &世志琥 (SEALINNNG)
vs
×ZAP・I & ZAP・T
10分38秒 ジャーマン・スープレックスホールド

【タッグマッチ20分1本勝負]
×間下隼人&日高郁人 (ショーン・キャプチャー)
vs
〇高岩竜一(フリー) &岩崎孝樹 (ガンバレ☆プロレス)
13分18秒 KO
※超竜ラリアット

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