初代タイガーマスクがWWE渡米前のSareeeに虎の魂を伝承!

9日、東京・千代田区にある神田明神内で初代タイガーマスク(62)とWWE渡米前のSareee(24)、そしてリアルジャパンプロレス新間寿会長(85)が記者会見を行った。

記者会見の内容はSareeeが初代タイガーマスクと新間会長が行っている『いじめ撲滅キャンペーン』などのチャリティー活動に感銘を受け、「虎の魂を受け継ぎたい」という強い希望から、両名が快諾。

この日行われる「ストロングスタイルプロレス」に初参戦するSareeeへ、「タイガーマスク魂」を伝承するマスクの贈呈式となった。

また初代タイガーマスクの様態も心配されたが、前日のリハビリで足にケガを負ってしまい、この日は車椅子で出席。

 

新間会長を待つ間、軽く言葉を交わす初代タイガーマスクとSareee。

平井代表の挨拶で新間会長のスピーチが行われた。

新間会長からSareeeへ「タイガーマスクが初出場したその思いを彼女に伝えて、そして彼女はその思いをもってMSGはじめWWEの各会場において自分自身が夢をもって、タイガーマスクと同じ、アントニオ猪木と同じ、ストロング小林、坂口征二、ウイリアム・ルスカ、キラー・カーン、そういう人たちの思い、気持ちをもってリングに上がってもらいたい。タイガーマスクの気持ちを伝承してリングへ、自分自身が鍛えに鍛えた肉体でもって多くのファンを喜ばせるその喜びを見て喜ぶという事を彼女に期待して送り出したいと思います。」

そして初代タイガーからはマジソンスクエアガーデンの思い出を語りSareeeへ「3万人が入る会場を試合前に見て足が震えました。武者震いなのか、怖くて震えたのか分かりません。それくらいMSGは特別な場所でした。これもタイガーマスクとして生んでくれた新間寿、アントニオ猪木、そして新日本プロレス、このおかげで全て上がれたものだと思っています。自分だけの力ではありません。色んな力が僕に捧げてくれてあのMSGの勇姿に繋がったのだと自負しております。これを今日Sareee選手に私たちから贈りたいと思います。皆さんの力で同じように武者震いするように頑張ってもらいたいと思います。」

新間会長、初代タイガーマスクの言葉を受けてSareeeは「本当にこのような機会を開いて頂いて、新間会長、そして佐山先生、本当に有難うございます。私はアメリカに行くんですけども、WWEでもしっかりと佐山さんのストロングスタイル、そしてチャリティーの精神を受け継いでWWEに行ったら世界中でチャリティー活動を行っていきたいと思っています。しっかりと私が受け継いで世界に広めていきますので皆さん宜しくお願いします。今日は本当に有難うございます。」

 

そして伝承マスクの贈呈が行われた。

虎の魂を引き継いだSareeeの活躍に期待したい。

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