【新日本】「本当の神になった!」飯伏がジェイとの48分超えの死闘を制して2冠初防衛に成功!1.5 WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム

 新日本プロレスは5日、年間最大のビックマッチである『WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』2連戦を開催した。

この日の第6試合のメインイベントはIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合として前夜に内藤哲也を撃破し新王者となった飯伏幸太と“挑戦権利証保持者”ジェイ・ホワイトが激突。

飯伏は『G1 CLIMAX 30』で優勝して“挑戦権利証”を獲得。しかし、11.7大阪大会での挑戦権利証争奪戦でジェイに敗北してしまったが、2冠王者の内藤哲也の指名で挑戦となり勝利、悲願のベルト奪取からの防衛戦であった。

昨夜勝利した際に「ジェイに勝って本当の神になる!」と宣言しており、48分超えの死闘をカミゴェで制して、IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座初防衛に成功した。

試合後にはSANADAがリングに登場すると「チャンピオン。こんなときだからこそ、 プロレス界の希望となるSANADAからの挑戦表明というギフト、受け取って いただけますか」と挑戦表明をすると、飯伏もこれを受諾した。

そして飯伏は「僕がいつも言ってる言葉があるのわかりますよね? 逃げない!負けない!諦めない!そして絶対裏切らない。そしてー! 本当の神になった!」と大会を締めくくった」

『WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』
日時:2021年1月5日(火) 15:00開場 17:00開始
会場:東京・東京ドーム

第6試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合
<IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルチャンピオン>
〇飯伏 幸太
VS
<チャレンジャー/挑戦権利証保持者>
×ジェイ・ホワイト
48分05秒 カミゴェ→片エビ固め
※飯伏が両王座の初防衛に成功

~試合の模様は連続写真にて掲載~

▼バックステージコメント

飯伏「(※2本のベルトを腰の前に抱え、ややフラついた足取りでインタビュースペースにたどり着くと、うつむいて何度か深くため息をついた後に)本当に……本当に長かった。本当に、何もかも重い。この2つのベルト、やっと重さが分かりました。ベルトの重さじゃなくて、価値の重さ。僕は昨日、『言いたいことがある』って言いました。もう一つだけ、言いたいことがあります。この“最高”のベルト、インターコンチのベルトと、“最強”のベルト、IWGPヘビー級のベルト、これを、一つにしたい。僕は“最高”も“最強”もほしいし、誰もインターコンチだけ挑戦したり、IWGPヘビーだけ挑戦したりしてない。じゃあ何の存在意義があるんですか、2冠に。僕は、これを一つにしたいと思います。そして、本当の夢を叶えたいと思います。ここから、プロレスはどんどん広がると思います。広めるために、僕は一つに統一したい。防衛ロードも、長いのは分かりますよ。最高、13回ですか。(※報道陣から「12」の声)12ですか。じゃあ僕は13を目指して頑張ります。まだまだその先もあるので」
 
 
──リング上で「神になった」と言ったが、いろんな思いがこみ上げてきたのでは?
 
飯伏「僕はプロレスごっこから始めて26年ですかね、小学校5年生から、本当にプロレス……本気のプロレスをやってきたんで。26年。やっとこのベルトが、自分の手に入ったと思うと、本当にうれしいですね。名前も刻まれてます」
 
──中学卒業時、新日本プロレスの入門テストを受けると言ったら、お母さんに泣かれて反対されたそうですが、チャンピオンになって、お母さんにどんな言葉で報告を?
 
飯伏「『あの時の言葉を、僕は裏切らなかったよ』って。夢が叶いました」
 
──「本当の夢」とは?
 
飯伏「僕の本当の夢は、プロレスを本当に世界一の競技にしたい。やっぱり野球、サッカー、コレには勝てない。他にも勝てないものがあるので、ジャンルを超えた部分まで行きたいですね」
 
──今日はその一歩になったと?
 
飯伏「自分はそう思います」
 
──48分5秒は東京ドームのメインの最長時間。何が飯伏選手を支えた?
 
飯伏「逃げない、負けない、諦めない。これからもそれは変わらないです」
 
──ジェイ選手に対して言いたいことは?
 
飯伏「彼のことを僕はプロレスラーとしては絶対に認めてるんで、何回でもやりたいですね。何度でも。一緒にプロレス広めようよと。敵だけど。相手がいないとプロレスは成り立たないんで。何回でもやりますよ」
 
──リング上にやってきたSANADA選手については?
 
飯伏「彼のことも、僕は認めてるんで。いつでも挑戦、大丈夫です。いつでもいいですよ。今日でもいいです。今からでも」
 
──まだ動けますか?
 
飯伏「……動けます!」
 
──やっぱり神ですね。
 
飯伏「神になりましたから」
 
 
──改めてチャンピオンとしての気持ちを。
 
飯伏「2つのベルトを手に入れたからには、発言力が増したと思うので、もっともっといろんなところで、いろんな場所で、プロレスをやっていきたいと思います。広めるのが、僕の仕事だと思ってるんで。プロレスのベルトがほしい。ま、それもありますけど、ベルトを獲ったことによって発言力が増すと思ってるので。プロレスをどんどん広めていきます。それはこれから分かると思います」
 
──その熱い気持ちで、世界を明るくしてください。
 
飯伏「はい、どんどん明るくします」
 
──次のタイトルマッチはどういう形にしたいですか?
 
飯伏「どういうルールでもいいし、一つになるんであれば……出来上がってるものであれば、それに挑戦したいし、2つのベルトを懸けたいんであれば、2つのベルトを懸けるし。逆にインターコンチだけ懸けたいのであれば、インターコンチだけ。IWGPヘビー級だけだったら、IWGPヘビー級だけ。何でもいいです。プロレスが広まるならば何でもいいです。何でもやります」
 
──昨日のリング上で、内藤選手からの言葉は何だった?
 
飯伏「最後の最後ですか。……全~然覚えてません」
 
──どうやって締め括りましょうか。
 
飯伏「何でも大丈夫ですよ。ホントにプロレスを広めるってことだけ、僕は思い続けてきたんで。これからも、この2つのベルトを一つにして。できますよね?できないんですか?できますよね?できます!じゃあこの2つのベルトを一つにして、どんどんプロレスを広めていきますよ。もう4回ぐらい言ってますね、僕」
 
──今回2日間、お客さんが声が出せない状況の中、お客さんの応援はどうでしたか?
 
飯伏「応援もそうですけど、本当に僕はお客さんがいないところで……無観客試合というのは新日本プロレスでも経験してるんですけど、本当にいないところでやったことが何度もあるので、関係ないですね。プロレスを今見てる人、その人たちももちろん大切です。でも、画面越しに見てる人もたくさんいるので、そちらの方にも向けて、僕はプロレスを発信したいです」
 
 
ジェイ「(※フラついた足取りでインタビュースペースに向かう途中、一度手前の机にもたれかかり、何とか立ち上がると)誰も助けてくれないのか?(※振り返るが、外道はおらず、またフラフラとインタビュースペースに着席し、)今現在、俺の体は今までで一番“死”に近い状態にある。もうこんなことはこりごりだ。俺は全てを懸けてここに来た。オマエのためじゃない。俺自身のためにしたかったから、そうしたんだ。リングに上がり戦うことは、オマエのためのエンターテインメントじゃなかったはずだ。なのに俺は今、歩くこともままならない。
 
 
そして(※報道陣を指して)オマエら、オマエも、オマエも、自分の2本の足で立ち、俺のことを睨んでいた。オマエらは、俺が歩くこともままならないまま、この席に着いたことをどう思ってるんだ?せいぜい楽しんでるんだろうな。ここまでやってきたこと全てを踏まえてみれば、もう少しリスペクトしてくれてもいいんじゃないか?もう少し俺に共感してくれてもよかったんじゃないか?なのにオマエらは、こんなに傷ついた俺を見て、手助けが必要な人間を見て、そんな風に笑うのか?オマエらは本当に俺のことが見えてるのか?ここにたどり着くまで、俺自身、何も疑問に思わず、やるべきことは全てやってきた。……オマエらは『スイッチブレード・ジェイ・ホワイト』の話を聞きたいんだろうが、申し訳ない、今話しているのは(※本名の)ジェイミーだ……全てを犠牲にし、ニュージーランドを出て、もう3年半、両親にも会ってない。(※以下、泣き声で頭を抱えたり、突然大声になって叫ぶなど、不安定な状態に)それだけの時間をかけて、俺は自分自身をプロレスに捧げてきたんだ!自分を信じて、自分に何ができるか、心の中、頭の中で分かっていることを体現したつもりだった!でもそんな信念なんて、儚く崩れやがった!今こそ自分の時間、自分の運命を生きる時だと思っていた。もうすぐで神になれたはずだったのに!全部間違ってたんだ!そんな姿を見て、オマエら、楽しいだろう?俺は間違ってたんだ!(※声を上げて泣く)去年もそうだった。そして今年も、俺に対する答えはノー。“NEW ERA”、新時代なんて全然来てなかったんだ……(※泣きながら笑う)。どうだオマエら、それを聞いて満足か?俺は日本に来て、俺の大事な時間を無駄にしてしまったんだ!パンデミックもあったしな!全部犠牲にした!(※何度も机を叩きながら)犠牲、犠牲、犠牲!ついに『WRESTLE KINGDOM』のメインに出ても、結果は残せなかった!それどころか今はどん底だ!自分が捧げてきたもの、犠牲にしたものは何だったんだ?俺はそんなに価値のない男だったのか?なぜ俺はここにいるんだ?
 
 
もうやめる!やめてやるよ!もうこんなものに価値はない!クソッ!クソッ!(※と、目の前の机を2つとも蹴り飛ばすと、イスごと床に崩れ落ち、足を投げ出して床に座り込む)もう無理だ……。もうやりたくない……。明日だってどうなるか分からない。契約上は出場することになっているが、どうなるかなんて分からない。どうせオマエらは俺の惨めな姿を見るのが好きだから、明日も楽しみだろう?だがもうやりたくない……。8年間頑張ってきたが、もう無理だ……。負けて惨めな姿を明日も晒すかもしれないが、それ以降のことはもう何も言えない……。(※床に座り込んだまま)おい、助けてくれ!おい!(※スタッフが駆け寄り、肩を貸して控室へ連れて行く)」

(写真提供:新日本プロレス)

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