【新日本】『NJC』オスプレイ「今日の勝利をもって、間違いなく自分が歴代最高のイギリス人レスラーだと確信した」<3.14尼崎>試合後バックステージコメント全文掲載

▼第4試合 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ
ジュース・ロビンソン
棚橋 弘至 〇
vs
高橋 裕二郎 ×
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
ジェイ・ホワイト
13分41秒  ハイフライフロー→片エビ固め

▼試合後バックステージコメント

棚橋「(※NEVER無差別級のベルトを左肩にかけて)1年中コンディションをキープするのはもちろん、プロレスラーの務めであると深く理解してます。(※自身の腹部を気にしながら)ただ、年間通してこれぐらいなんで。ハイ……。もう少しね、もう少し(シェイプして)いくけど、棚橋の体が仕上がっていったとき、どこに合わしてるか、そういうのも楽しみにして見てもらったらいいし。『NEW JAPAN CUP』の、ファイナル(決勝戦)になったら、さらにこう(腹筋の)溝が深くなってるかもしれないしね。まあ一つのバロメーターですよね。

まあジェイは、俺より若いし。俺ってすげえ、かっこいいって、昔の自分を思い出しましたね。ただ、『NEW JAPAN CUP』、彼はね“NEW Jay-PAN CUP”って言ってるらしいですけど、テキサス(クローバーホールド)で決めたら、“NEW Jay-PAN TAP”……もう原型なにかわかんなくなっちゃいますね(苦笑)。テキサスで決めるか、ハイフライ(フロー)で決めるか、丸め込むか……。なにがなんでも、勝ちます」

ヘナーレ「俺たちが勝った。最近、俺たち本隊が連続で勝っている。なのにどうして、俺自身はまだ敗者のような気がするんだろうか……」

※ジュースはノーコメント

ジェイ「(※右脚を気にしながら引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着いても、しきりに気にしている)脚は大丈夫だろうか? まずは左脚(と言いながら左足を伸ばして、右脚だけで立って屈伸してのストレッチ)。左は大丈夫だ。よし次は右脚……(今度は右足を伸ばして左脚だけで立って屈伸してのストレッチ)。よし、問題なさそうだ! バッチリだ! 完璧な体格に、筋肉の状態もすこぶる良好。人生で今が一番コンディションが良い。タナは若手時代でさえ、ここまで良い身体をしていたことがあったか? 肉体面でも精神面でも俺が上を行ってる。

俺はさらに上昇する一方だ。しかしタナは下がって行くのみ。タナ、お前に残された時間は少ない。明日の“NEW Jay-PAN CUP”、お前を返り討ちにしてやる。お前を倒し、俺が準々決勝に上がる。相手は最近NEVER6人タッグ王座戦で闘ったYOSHI-HASHIか、俺の(※皮肉を込めた言い方で)“旧友”デビッド・フィンレーのどちらかだな。フィンレーはインパクト世界タッグ王者になったらしいな。フィンレー、お前と当たるとなると久しぶりになるな。お前がチェーズに勝って2回戦に進出したことが信じられない。明日も勝って準々決勝に進むつもりか? 仮にそうなったとしても、俺が相手ならお前の敗退は決まったようなものだ。お前がこの俺に勝てるわけがない。

恐らく俺たちの現在までの勝敗は11-1のはずだ。だがその前に、NEVER王者のタナハシだ。タナ、俺に勝てる自信があるのか? もう一度、俺が誰か教えてやらないとわからないのか? 俺は“KING SWITCH”、いまプロレス界で最も注目を集めるレスラーだ。そしてTHE LAST ROCK’N ROLLA、またREAL ERAのリーダーであり、たった1人でMSGを満員にしたジェイ・ホワイトだぞ。

この“NEW Jay-PAN CUP”で優勝を果たし、“暴君”イブシを倒してプロレス界の救世主となった上で、IWGPヘビー級とインターコンチ(ネンタル)の歴史を復活させる。(※外道が着ているTシャツに染め抜かれた文字を示しながら)“STILL MY ERA”だ! タナハシ、フィンレー、YOSHI-HASHI、イブシ……誰であろうとこの俺を止めることはできない! “STILL MY ERA!”。(※控室に歩を進めながら)タナ、今日もまたお前のポッチャリの腹を突いてやったぞ。触られるのが嫌なんだよな? ムキになりやがって……」

※EVIL&裕二郎はノーコメント

 

▼第5試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2021』2回戦
永田 裕志 ×
vs
SANADA 〇
18分18秒  ラウンディングボディプレス→片エビ固め
※SANADAがトーナメント準々決勝戦へ進出

▼試合後バックステージコメント

※SANADAはノーコメント

永田「(※ポツリと漏らすように)チキショー……負けた。悔しい。でも勝つまでやる。勝つまで。絶対、勝つまで……。やめないから。勝つまで! やり続ける」

 

▼第6試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2021』2回戦
ザック・セイバーJr.  ×
vs
ウィル・オスプレイ 〇
21分23秒  ストームブレイカー→片エビ固め
※オスプレイがトーナメント準々決勝戦へ進出

▼試合後バックステージコメント

オスプレイ「(※血をぬぐったタオルを口の周りに巻き付けて引き揚げてくる。そのままの状態でコメントし始める)俺はレスラーを夢見る子どもたちが目標とする存在だが、残念ながら俺ほどすごいレスラーになれる人間は全世界見渡してもほかにいない。歴史を振り返るとブリティッシュ・ブルドッグ(デイビーボーイ・スミス)、ダイナマイト・キッド、ウィリアム・リーガル、ドリュー・マッキンタイア……といった素晴らしいレスラーがイギリスから生まれてきた。だけど、そのトップに立っているのがこの俺だ! 

今日の勝利をもって、間違いなく自分が歴代最高のイギリス人レスラーだと確信した。鼻が骨折してなければいいが……彼女は俺の鼻の形が好きって言ってくれるから、できれば手術はしたくない。とにかく、俺は優勝だけを見てる。次の相手はSANADAか。これまたキツそうだ。だが、そうはならない!」

ザック「(※ふらふらの足取りでコメントスペースにやって来て大の字になる。そのまま無言。タイチが寄り添って)……」

タイチ「ザック、大丈夫か? 死んじまうよ、こいつら。こんなにもすげえの見せられて……。勝った負けたじゃねえぞ、もう。結果はよ、俺たち負けちまったかもしんねえけどよ、こんなの勝った負けたより大きなもの得たよ。ザックだって俺だってよ。トーナメント終わったかもしんねえけどよ、(※ザックに向かって)またやり直そうぜ、2人で、ザック。2人でまたやり直そう……」

ザック「(※上半身を起こして)わかりました」

タイチ「もう1回やろう、2人で。もう1回いこう」

ザック「オネガイシマス」

タイチ「今日はゆっくり休もう」

ザック「スイマセン」

タイチ「俺もザックも終わんねえから。またやってやるよ、俺ら2人で」

ザック「(※タイチに抱き起され、そのまま支えられて控室に向かいながら)オスプレイのヤロー。テメエ、これで終わったと思うなよ……」

タイチ「オイ、いってやるからな、俺ら2人で。終わんねえからな。(俺たちの『NEW JAPAN CUP』は)終わったけど、コノヤロー……」

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加

Pages 1 2