【スターダム】ジュリア&朱里がゴッデスのベルトを奪取!林下が赤いベルトV4!ビーがラストマッチ!中野は初V!4.4横浜武道館<全試合結果>


ⓒスターダム

スターダムは4日、神奈川・横浜武道館にて『U-REALM Presents YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Spring』を開催した。

メインイベントで行われた、ドンナデルモンド同門対決のゴッデス・オブ・スターダム選手権試合では激戦となり、時間切れが迫る中、朱里が舞華をバズソーキックで沈めて3カウントを奪った。


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試合後には、朱里が林下詩美の持つ、ワールド・オブ・スターダムへの挑戦表明。


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第6試合のワールド・オブ・スターダム選手権試合は林下詩美がビー・プレストリーを下して勝利すると、林下は「ビー、散々私たちのことをショッパイショッパイ言ってたけど今日勝ったのは私。オマエにはもっといい日本語教えてやるよ。ゴメンナサイだ」とマイクを渡す。


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ビーは渡辺桃を呼び出すと「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ。たぶん、たぶんだけど、私は怒ってたし、気がどうかしていたのね。でも、いまはこう思うの、モモ、たぶんモモはイチバントモダチ。愛してるわ、モモ。愛してるわ、ウタミ。愛してるわ、みんな。スターダムもね…。スターダム、アリガトー。今日がビーにとってスターダムでのラストマッチになります。アリガトースターダーム。アリガトージャパン。マタネ。次の機会にまた会いましょう」と突然のスターダムラストマッチを告白すると会場からはどよめきが起こった。


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また、会見やインスタグラムのライブ配信でもバトルを続けていた中野たむとなつぽいのワンダー・オブ・スターダム選手権試合は、ペットボトルの水を頭にかけるなどの展開の試合となったが、中野がトライライト・ドリームでなつぽいから防衛に成功した。

そして、最後に敗れた選手が敵方のユニットに強制加入するルールで行われた、STARS vs 大江戸隊 全面戦争イリミネーションマッチでは、鹿島沙希とゴキゲンです☆が残り2人となり、最後は鹿島が起死回生で勝利した為、ゴキゲンです☆が大江戸隊に加入することとなった。

刀羅は「こんなのじゃさ、満腹になんないんだよね。ってことで、5月29日、大田区でまたオマエらの中から一人、捕獲しちゃおうかなあ。」と岩谷迫ると「必ずゴキゲンさんを取り返します。大田区、次は大江戸隊から誰か奪うんで、ゴキゲンさん、また会おうね。ごめん」と対戦を受諾した。

刀羅はさらにマイクで「ずっとゴキゲンだとなんかムカつくんだわ。だから今日からオマエはフキゲンさんだ。」と改名させることとなった。


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『U-REALM Presents YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Spring』
日時:2021年4月4日(日)開始5:00PM
会場:神奈川・横浜武道館

【全対戦カード】
第7試合:ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
《王者チーム》舞華&ひめか(Donna del Mondo)
vs
《挑戦者チーム》ジュリア&朱里(Donna del Mondo)
(28分57秒、バズソーキック→片エビ固め)
※※ジュリア&朱里が第21代王者チームとなる。


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▼バックステージコメント

朱里「取ったね」

ジュリア「取った、ありがとう。きょうは朱里が最後取ってくれたけど、このタイトルマッチ、まずあの2人が指命してくれなかったら実現することもなかったし、ユニット同士だけど、あの2人なら私たちは本気でぶつかれるから、きょうは本気でぶつかりました」

朱里「きょう当たって最高だなって本当に思ったし、強い。強いけど、まだ超させねえ」

ジュリア「リング上でも言ったけど、まだまだ私たちもタッグとしても個人としても進化の途中。これからなんですよ。向こうが超えようとするなら、私たちはさらにその上をいく。まだまだこれからです。きょうはその第一歩ということでベルト奪取、またチャンピオンとしてあの2人を迎え撃つ日がくるのを楽しみにしてます」

朱里「最後に出した技は?」

ジュリア「最後に出した技は、日本武道館で私をデンジャラス・クイーンと呼んだ、あの人の技は…。あの技で女子プロレスで時代を作ったと私は思ってます。歴史を無視することはできないと私はそう言ったことがあるんだけど、これから時代を作るには過去の歴史、偉大な力をお借りさせてただきたいと思ってます」

朱里「うち、ジュリアと組んで…タッグの面白さをちょっと忘れてた部分があって、再認識できたっていうのがすごくあるし。ドンナ・デル・モンド自体、すごい、自分、学ぶことがいっぱいあって。すごく成長させてもらってる部分が多くって、本当にドンナ・デル・モンドのメンバーに出会えたことが本当に最高なことだし、宝だなってすごく思ってるよ」

ジュリア「ドンナ・デル・モンドはもうすぐ1年半がたつんだけどね。私と舞華、そして朱里。この3人から始まり、朱里はドンナ・デル・モンドにとって守護神のような存在。いや、スターダムの守護神、宝だなと本当に思ってて。こんなによくわからないゼロから始まったユニットに入ってきてくれて、私たちに足りない格を補ってくれて、一緒にここまで大きくなれたこと、私は朱里の背中をこれからも見て成長していきたいし、刺激し合ってさらなる高みをドンナ・デル・モンドで目指していきたいと思います。ありがとうございました」

――朱里は赤いベルトに挑戦表明したが?

朱里「そうなんです。10月3日、この横浜武道館で岩谷麻優に負けてから自分は覚悟をもってこのスターダムに入団してやってきました。ずっとずっと狙うタイミングを見てたんですが、きょうここでこの思い出のある横浜武道館で言わせていただきました。自分があの赤いベルトを必ず巻く日がくるので。絶対に取ります」

第6試合:ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
《王者》林下詩美(Queen’s Quest)
vs
《挑戦者》ビー・プレストリー(大江戸隊)
(20分53秒、ハイジャック・ボム→片エビ固め)
※林下詩美は4度目の防衛に成功。


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▼バックステージコメント

林下「私は世界で一番最強な外国人選手を倒しました。このスターダム最高峰のベルトとともに、私は、世界一のプロレスラーになります。ビー、ビー、今日が最後のスターダム?本当に本当に今日が最後のスターダムなんですか?今日は敵としてだったけど、ビーは同じクイーンズクエストとして一緒にリングで闘ってきたし、ビーの強さもとなりで、今日だってすごく感じました。これからももっともっと一緒に高め合える選手だと思ってたのに、今日が急に最後なんて…。

もちろんビーにとっても大きな決断だったかもしれないけど、私はもっとビーと今日みたいにたくさんぶつかり合いたかった。でも、ビーは今日で最後のスターダムって言ったけど、またねって言ってたから、もう一度、リングで会えると思っています。信じています。そのときまでまだまだ私がこのベルトを守り続けるので、ビー、また私とこのベルトを懸けて試合をしてください。そのときまで信じて待ってます」

ここでビーがコメントブースに入ってくる。

林下は泣きながら抱き合う

林下が控室へ戻るとビーがコメント

ビー「とてもハードなファイトだった。前回の会見でウタミに言ったこと、間違ってたわ。彼女は私が思っていたよりずっとずっと大人よ。彼女はチャンピオンに値する選手。誰よりもね。彼女のトレーニングを初めて見たときからずっと、彼女が成長していく姿を間近で見てきたわ。私が考えていた以上に成長したと思う。そして彼女は今日証明したのよ、私より優れたレスラーだってね。今日が私にとって最後のスターダムでの試合になります。決して簡単な決断じゃなかった。だけど、いまがそのとき、いまがそのときなの。優れたレスラーが揃っているこのリング。すべての大会、すべての試合で一生懸命闘ってきた。みんなの幸運を祈ってる。団体の幸運を祈ってる。すぐにもっともっとすごい団体になるでしょう。スターダムの名前がもっともっと広がっていくはず。いま言えることはこれがすべて」

――スターダムを離れる理由は言えるか?

「いま現在世界ではいろんなことが起こってる。イギリスにいる私の家族のこともあるし、私も家族と過ごしたいと思ってる」

――スターダムを離れるということは、大江戸隊からも離脱する?

「イエス。今日がスターダムで最後の試合よ」

 

第5試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
《王者》中野たむ(COSMIC ANGELS)
vs
《挑戦者》なつぽい(Donna del Mondo)
(18分50秒、トライライト・ドリーム)
※中野たむが初防衛に成功。


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▼バックステージコメント

中野「初防衛、成功しました。水でビショビショだから、やっぱりブスですかね(苦笑)。あらためてプロレスラーっていうのはリングの上でしか生きれない生き物だなって思いました。私は普段はコミュ障で、あんまり人に自分の気持ちとか伝えるのできないんですけど、リングの上だったら思う存分、ありのままで生きていける。ですよね? なっちゃんは昔から私にホントの気持ち言ってくれなかったけど、今日はちょっとだけ、ほんのちょっとだけ見せてくれたのかなって。性格悪いとこ。そうやっていろんな人の怨念をドンドン吸収して、この呪いのベルトをより深い呪いのベルトにしていくのが、私のチャンピオンとしてのあり方だなと思ってます」

――なつぽいと対戦してみてどうですか?

中野「なつぽいは私がアクトレスの頃からずっとずっと超えられない壁だったので、変わらず強くて、早くて、なんでもできて。スゴいなって思いましたし、ずっと思ってます。思ってるから、私はアクトレスを抜けて自分自身の力で這い上がってやると思ってここまでやってきた。だからなっちゃんのお陰でもあるんです、ここまでこれたのは。感謝してます」

―なつぽう選手の呪いは感じましたか?

中野「スゴい呪ってきたでしょ! なんなら、会見のときから結構呪ってきてましたよね。こわかったですし、結構夢に出てきましたね(苦笑)。なっちゃんが毎晩毎晩。インスタライブに乱入してきたときの顔とかも、結構脳裏に焼き付いて、この2日間悩まされましたね。でも、そうやって怨念とか情念とか、ホントの執念をぶつけてくれたことが私は嬉しかったです」

――シンデレラトーナメントが始まるが。

中野「シンデレラトーナメントで優勝すると白いベルトが取れるっていうジンクスがあって、3年連続そうなってるのかな? もっとなってるかもしれない。でも私は取ったばかりで、記憶にも記録にも残るチャンピオンになりたいって言ってたし。シンデレラトーナメント優勝した人に取られちゃイヤだから。私が優勝するしかないって思ってます」

なつぽい「スッキリしました、なんか。たむにも言われたけど、昔からいつも笑顔で愛想振りまいてって。自分でもわかってました。いつも元気で、明るくしなくちゃいけないって。でも心の中で負けず嫌いの気持ちが噴火しそうなときもあって、どう表現していいかわからなかったけど、たむちゃんは自分が思ってることとか気持ちとか、全部さらけ出して表現してて。そんなたむちゃんが正直カッコよかったです。まあ、たむのせいでって言ったけど、ある意味たむのおかげで、裏なつぽいとか言われるようになったけど、裏も表もありのままの自分をさらけ出せるようになった気がして。なんかスッキリしました。これが終わりじゃないので、始まりだと思って。たむにも白いベルトにも挑戦し続けようと思います。

大好きな選手(カイリ・セインから受け取ったニーパッドを指差し)に誓って。絶対あきらめない精神で、スターダムを駆け上がっていきます」

 

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