【編集長インタビュー】「筋肉無双」関本大介が「鈴木秀樹の怨念を感じる」と告白

「マッスルモンスター」関本大介がバージョンアップして戻って来た。1か月の充電期間、趣味の「筋トレ」に打ち込んでいた関本。その肉体はさらに分厚くなった。大日本プロレス3・5東京・後楽園ホール大会で、復帰2試合目にして鈴木秀樹とのBJW認定世界ストロング王座防衛戦に臨むが「ジャーマン・スープレックスで仕留める」と得意技での決着を予告した。

 

 

――一か月の”有休休暇”はいかがでしたか?

 

関本 本当にありがとうございました。大日本プロレスに感謝です。

 

――心身ともにメインテナンスできましたか?

 

関本 筋トレばかりしてました。趣味が筋トレなんです。トレーニングしないと、ストレスがたまってしまう。体を「肩」「胸」「腕」「背中」「足」と5分割して、5日間をワンクールにして繰り返していました。道場での合同練習にジムでの筋トレ。充実した毎日でした。

 

 

――試合ができずに体がうずいていたのでは?

 

関本 充電期間を与えてくれた大日本プロレスに感謝しながら、一方で「みんなは試合しているのに、俺は休んでいる・・・。これでいいのか?」と、自問自答する関本大介がいたのも事実です。正直、試合勘が不安でした。

 

――これまでも長期欠場したこともありますが、違いますか?

 

関本 ケガで欠場の時は「試合は無理」と割り切り「これを治すんだ」と覚悟して休むじゃないですか。だけど今回は「試合をできるのに休む」という初の体験でしたから。でも3・5決戦の前に1試合(3・3新潟・長岡大会)あるので、大丈夫です。戻します。

 

――欠場中に鈴木選手が河上隆一選手を下して、王座挑戦権を手にしました

 

関本 河上を仕留めたダブルアーム・スープレックス(WAS)を映像でチェックしました。キレ味、威力はさすが。実は防衛戦のイメージトレーニングをしていたら、実際に食らっていないのに右肩が痛くなってしまった。鈴木選手の怨念を感じています。鈴木選手が呪いをかけているんじゃないか、疑っています。

 

 

――鈴木選手なら、やりかねないですね(笑)。何度か対戦していますが、鈴木選手のWASを決められたことはありますか?

 

関本 それが一度もない。逆に何度もWASで叩きつけてやったことはあるんです(笑)。彼は「ザ・レスラー」ですね。技も切れるし、緊張感がある。佇まいもいい。尊敬している。まだまだ「未知の技術」を隠し持っていそうで、怖い。まあ、自分にはジャーマン・スープレックスがあるので、それで決めます。

 

→次ページ(2連覇を狙う「2017チャンピオン・カーニバル」や憧れのアーノルド・シュワルツェネッガ―について

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