【潮﨑 豪インタビュー】中嶋戦はノアの新時代を切り開く戦い!蹴りを凌いで豪腕で勝つ!!そして新時代の中心になる!!
――ちょっと他団体の話をすると、以前戦った関本選手はどうでしたか?
潮﨑:重かったっすねー。一発一発が効きましたし。もう、試合で負けられないと思って、その気持ちが強かったですね。
――小橋さんのFortuneKKで、岡林選手と組んで戦いましたね(2016年6月4日)。チョップ四天王みたいな感じで。
潮﨑:何ですかあの組み合わせ(笑)チョップな試合になるという感じは、もう勘弁願いたい(笑)
――コンセプトが明確ですね。
潮﨑:その四人が組まれてカードが発表されて、ああ、こういうのを期待しているんだろうな、と。わかりやすい。
――チョップでいうと、KAIENTAI-DOJOの滝澤大志選手とも昨年戦いましたね(2016年12月29日)。
潮﨑:彼とシングルやったのは二回だったかな。相変わらずチョップ痛いし。なんなんですかね、本当にチョップって(笑)
――チョップ日本一選手権みたいなトーナメントとかやったらどうでしょうか?(笑)
潮崎:それは出たくない(笑)
――ノアの中でも、丸藤選手のチョップと潮﨑選手のチョップって違いますよね?
潮﨑:ムチみたいな切り裂き方ですよ。喰らいたくない。もう痛くて痛くて、後に残るんですよ。喰らったときは「あ、皮めくれた」「今の入り方は絶対切れたな……」って分かるんですよ。
――杉浦選手と対戦した時も凄かったですね。鈴木みのるさんもやばかったじゃないですか。
潮﨑:……あれはダメですよ……俺のは芯に入るように「張っ倒してやる!」ってチョップなんですけど、丸藤さんのは「切り裂いてやる」「血に染めてやろう」っていう悪意を感じます(笑)
――潮﨑さんのチョップは説得力があります。チョップを出したら会場が沸きますね。シンプルですけど、チョップの威力に興奮するんですよ。
潮﨑:重みが伝わるように考えて、やっています。
――受け手側のレスラーには嫌がられますよね。
潮﨑:だいたい嫌がられてます(笑)相手は、エルボーとかよりもチョップを喰らうのが一番嫌だと思いますよ。
――見ている方はチョップが楽しいんですよ(笑)
――他団体や外国人で、いま戦いたい選手はいますか?
潮﨑:こういう形になったからこそ、今はノアをもっと盛り上げたい。まずは内部から盛り上げて、その勢いや熱さが広まっていけばいいと思うので、まずはノアを盛り上げないといけません。
――プロレスリング・ノアも、純粋なノア選手とフリーの選手を組み合わせて、新しい枠組みが生まれつつありますね。
潮﨑:試行錯誤だろうけど、いいものは残っていくはず。それが形になった時、新時代の中心にいられるようにしたいです。プロレスには可能性がある世界なので、それをもっともっと広げられるように、まずはノアから、可能性を広げていきます。
(撮影:二瓶隆弘)