【日本プロレス殿堂会】ジェイク・リーと諏訪魔が三冠戦を前に火花!ジェイク「あんたを専務に専念させてやる」諏訪魔「いい揺さぶりになった」

日本プロレス殿堂会は15日、東京・後楽園ホールにて日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY(レガシー)』2連戦の2日目を開催した。

この殿堂会は日本プロレスの歴史、選手を後世に残していくための中立後援組織として2020年3月に発足。日本のプロレス文化伝承、その歴史を創ってきた先人やレジェンドたちの功績を後世に伝え、敬い、引退したプロレスラーの人生をサポートしていくことを目的としている。

今大会では、参戦各団体の提供マッチ、バトルロイヤル、そして殿堂入りセレモニーが2日に渡って行われ、初日にはアントニオ猪木、天龍源一郎、藤波辰爾、2日目にはジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、長州力が殿堂入りとなった。

今大会の全日本プロレス提供試合として登場した三冠ヘビー級王者のジェイク・リーは大森北斗と、21日後楽園大会でジェイクに挑戦する諏訪魔が田村男児がタッグを組み激闘した。

試合はジェイクと諏訪魔がお互いを意識し、場外バトルや激しい攻防を展開すると、終盤に諏訪魔がジェイクへ見せつけるバックドロップを大森に見舞うと、負けずとジェイクも田村にバックドロップを決めフォールもカウント途中で引き起こし、最後はD4Cで勝利。

試合後に三冠戦に向け、リング上でジェイクと諏訪魔がにらみ合った。

バックステージコメント

ジェイク「俺は勝利を求め、結果を求め続けてる。それはプレイヤーとしてだけじゃなく、リング外でも、一人の人間としても、その為には先人たちの作り上げた歴史を、決意を、覚悟を知る必要がある。諏訪魔、何とでも言え。ヒールじゃないだ、ダークヒーローだ。俺にはそんなこと関係ない。俺はジェイク・リーだ。もう一回言うぞ。俺はジェイク・リーだ。」と力強く語ると「まぁ、21日、俺は証明する。今、俺がやっていることが何につながるかをな。そして諏訪魔、俺はあんたを専務に専念させてやる」と宣言した。

諏訪魔「やっぱね、こういう特別な舞台になるわけだから、自分自身もレスラーとして気持ちが高ぶりますよね。だから、普段やっている試合とまた違う感覚になりましたね。」と今大会の感想を述べると、ジェイクとの前哨戦には「自分自身、調子よかったなって思う。だから、ジェイクに対してはいい揺さぶりになったんじゃないかなと思うよ」そしてバックドロップを出し合ったこと「そこはもう一番大事にしていた部分というかね。俺があいつにバックドロップを見せつけて、いいのが決まったんだけどさ。そのあとやり返されちゃったんだよね。そこは”チクショー”って感じで悔しいね。ただ、三冠戦でケリをつければいいわけだからさ。明日の保土ヶ谷もあるし、どっちのバックドロップがキレてるかっていう部分は大事にしたいな。」と語った。

ジェイクと諏訪魔は全日本の16日保土ヶ谷大会で三冠ヘビー級&世界ジュニアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦でぶつかり、21日の決戦を迎える。

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