【ウナギ・サヤカ】<インタビュー①>5★STAR GP2021とCOSMIC ANGELSの絆について
【COSMIC ANGELSの本当の仲は?】
――COSMIC ANGELSのユニットの仲は本当のところどうですか?
ウナギ たむさんと未奈ちゃんは信用しているし、桜井が入ってくる時に「キラキラした世界に…」みたいなことを言ってて、それってファンと一緒っていうか。COSMIC ANGELSって華やかにみえるけど、みんな雑草魂じゃないですけど、色んな所でキツイ思いをしてきて今があって、このリングに上がったことによってキラキラしただけじゃない!っていうのを見せる為にやっているのに、結局その「キラキラ」に吸い込まれてきた人を入れるって、なんか私の中で違うなって感じていて。COSMIC ANGELSにキラキラを求めてくるのは側しかみてないなっていう気持ちしかなかったので、というのもあるし、ずっと3人でユニットが出来た時からやってきて。アーティスト巻いて「ずっと3人、ずっと3人…」色んな人が欠場して色んな組が変わったとしても、私たちはずっと3人でやってきたので、そういう意味では「ここで新しい人が入ってもなぁ」って思って。
――ちょっと違和感があるわけですね
ウナギ そうですね。受け入れられないですね私は。
――リング上でも桜井選手を受け入れないウナギ選手の思いが印象的でした。たむ選手はすぐに認めてましたけど。
ウナギ そうなんですよ。なんでー(怒)
――実は白川未奈選手はプロレスTODAYでプロレスデビューをする前にプ女子部長だったんですよ。
ウナギ 凄い!部長だったんですね。へー
――会場で一緒に取材したり、ライガーさんのトークイベントをやったりしてたんですけど。
ウナギ そうなんですねー
――白川さんともフューチャーのベルトをかけてお互いしのぎを削って、闘志むき出しの対応をしてましたけど、そういう時はお互いバチバチだと思うんですけど。終わった後は仲良くやってるんですか?
ウナギ コズエンって多分、大人だし。いい意味でも悪い意味でも個々が強いので「信じてるよ」っていう信頼関係というよりは、口にしないけどわかってくれるみたいなところが凄いあって。丁度いい距離感だし、絆っていうものに関しては、今まで3人しかいなかったてちうのもあるし、本当に何もできなかった私をあの2人が引きあげてくれたので。諦めないでいてくれたので。そういう意味でも桜井は個が弱すぎる。
――また桜井さんのことを(笑)
ウナギ たむさんも未奈ちゃんも濃すぎるじゃないですか?
――濃いですねー
ウナギ 今仮にコズエンなくなりましたってなったとしたら、どこも行くとこないというか。どこかに波長を合わせることできるの?っていう位の個の強さがあるので。それが3人一緒になっているから、COSMIC ANGELSは良いと思っていて。個としての意思とか、個としての強さみたいなものが強いので、そういう意味でも負けたくないし、リスペクトできるっていうのが2人に対しては凄く強いです。
――セコンドにつくこともあるじゃないですか?たむ選手の試合の入場前に笑わせたり、緊張をほぐしたりすることもありましたよね?
ウナギ そうですね。そういうのが楽しいですね。一番、ふにゃーっとしてますよね。
――リングにインする前は集中している人が多いと思いますけど、3人はいい関係ですよね。
ウナギ 会場を一番盛り上げたいんですよ。踊ってたら手を叩いちゃうじゃないですか人って?今特に声も出せないし、携帯で写真撮ると下向いちゃうし。だったらこっち向いて手を叩いてくれたら嬉しいなっていう意味も含めて、最強に盛り上げてるつもりなんですよ、あれは。楽しいです、自分も。逆にセコンドの指揮高めるじゃないですけど。それも含めて一番盛り上げたいなってコズエンは。
――1人で戦うのと3人で戦うのは違いますか?
ウナギ 全然違います。
――3人の方が楽しいですか?
ウナギ どうなんですかね。楽しくない時は勿論ありました。未奈ちゃんとバチバチしてる時に、タイトルマッチやったりとかしてた時は「え、なんでタッチしてくれないの?」とかそういうのはあったんですけど、1人で戦わないといけない時も必ず見ててくれるし、そういう意味では3人で戦っているので。1人ぼっちだなって思うことはないし。ただ1人で戦ってるときはセコンドを嫉妬させたいというのもあるので。
――その考え、いいですね~!
ウナギ 「今日組まれたカード、自分入ってないけど、どう?」みたいな気持ちは私はあります。「あの2人が組んだ時よりも、こっちがいいアシストできてるけど、どう?」って。そういう意味でもコズエンって個がちゃんと存在していて、馴れ合いがないので。お互いが主張しあって煽りあっていくのがいいのかな?っていうのは私の中にですけど。ユニット違えども全員味方だと思うし、全員敵だと思うので。例えば羽南さんとか自分になついてくれるんですけど、それもやっぱかわいいなって思いますし。いつかは自分の対角に立つ時に巨大なライバルになりえる人だと思うので。盛大に育って、育ったうえで潰したいなっていうのもあるし。本当にみんながみんな、一番良い状態で戦える世界になっていけばいいなと思います。
――プロフェッショナルの意識が高いですね。
ウナギ そうなんです。
――聞いてて気持ちいいです。
インタビュアー プロレスTODAY総監督
山口 義徳
【ウナギ・サヤカインタビュー②】フューチャー・オブ・スターダムで査定試合を行う理由と傾奇者の由来、ウナギにとってのスターダムとは?
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