【新日本】オカダがSANADAを振り切り5連勝!後藤はYOSHI-HASHIとのパートナー対決を制す!コブはタイチを圧殺!EVILはタマを闇討ち!オーエンズが棚橋から勝利!<G1 CLIMAX31>10.4後楽園

▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
後藤 洋央紀 〇(1勝4敗=2点)
vs
YOSHI-HASHI ×(1勝4敗=2点)
16分57秒  GTR→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

後藤「(※コメントスペースに膝をつき)毎年、毎年、1勝が遠のくけど、ついに1勝だ。思い出したよ、この感覚。

(※立ち上がり)俺の『G1』は終りじゃねぇぞ。ここからが始まりだ。コロナ、コロナで、いま世の中が這い上がろうとしてるだろ? 俺が先陣を切ってやる。這い上がり方を見せてやるぜ」
 
 

YOSHI-HASHI「(※コメントスペースに座り込み)後藤さん。やっぱり、あなたの本来の荒々しさと強さはね、とてつもなかったよ。ただ、俺が最後、リング上でなぜ握手しなかったのか!? それは、この俺とあなたのシングルマッチに関しては、次、俺があなたを越えたときまで(握手を)待ってようと思ったから。俺も、それはね、悔しい。すごく悔しかった、今日、ホントに。

同じコーナーでいつも組んでて、すごく信頼関係があると思うし、リスペクトしてるよ。でもね、お互いがタッグとしてこれからやっていく上で、こんなトコで馴れ合ったら、これ以上、上に絶対いけないと思う。俺と後藤さんは同じ立場。もちろん、タッグのときは助け合わないといけないけど、それでも闘うときはお互い意識して、どっちかは『絶対越えてやる』って気持ちがないと、絶対(タッグチームが)衰退すると思う。だから今日は、あなたとは、ホントは握手したかったけどしなかった。

次、あなたとシングル(戦)して、俺があなたを越えたとき、そのときは思いっきり…あなたが拒んでも俺は思いっきり握手しにいくから。それまで、とりあえず『G1』(でのシングル戦)終わったけど、次、たぶん『(WORLD)TAG LEAGUE』、一緒に組むと思う。今日の俺とあなたの感情を、対戦相手にぶつけていこうと、俺は思いました」

 

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
オカダ・カズチカ 〇(5勝0敗=10点)
vs
SANADA ×(2勝3敗=4点)
29分14秒  レインメーカー→片エビ固め

■試合後、勝利を収めたオカダがマイク

 

■オカダ「後楽園ー!今日も熱い声援、どうもありがとうございました!新日本プロレスから、声を出さないようにと言われてしまうのに、つい声が出てしまうような試合をして、本当に申しわけありませんでした!まあ、5戦5勝、これからドンドン、脱落者も出てくると思いますし、5勝するだけで『G1 CLIMAX』、取れると思ってないし、たかが5勝で新日本プロレスのトップだと胸を張って言うわけにはいかないと思います。日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、ここ新日本プロレスを引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います。ただ、このリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば、勝っていくことができれば、必ずまた新日本プロレスを引っ張っていくようなリーダーになれると思ってます。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか!?というわけで!東京のみなさんとは少しお別れですが、まだまだ『G1 CLIMAX』続きますし、熱い戦いをしていきますので、目をそらさないでしっかり注目してください!今日は本当にありがとうございましたー!というわけで!『G1 CLIMAX』に、カネの雨が降るぞー!」

■試合後バックステージコメント

──今回も激しいタフな試合になりました。振り返っていかがですか?

オカダ「本当にライバルにふさわしい闘いができたんじゃないかなと思います。『G1 CLIMAX』は30分という時間制限がある中で前回も29分、まあ何秒か忘れたけど、ギリギリで負けてるんで、そういう意味でもライバルに1勝を返すことが出来たんじゃないかなと思います」

──リング上では「たかが5勝」という言葉がありましたが、そのへんは意識していないですか?

オカダ「まあね、5勝だからいいわけじゃないですし、これで次から4連敗したら最初の5勝がよかっただけっていうふうに終わってしまうんで。でも、誰もさ、いまのオカダがここから連敗して落ちていくと思えないような闘いをしっかりとできていると思いますし、本当に今日はSANADAさんとまたやってね、いままで『G1』で4試合やって、今日は5試合目で、また違ういろんないい意味を持った闘いをしてきて、ドンドン勢いもついてきているんじゃないかと思うんで、またこれからドンドンドンドン強いオカダ・カズチカを見せていけるんじゃないかなと思います」

──オカダ選手が意識するであろうジェフ・コブ選手もピタリと並んできていますが、そのへんは意識していますか?

オカダ「まあジェフの5勝と俺の5勝は違うでしょって。一緒にしないでよと(言いたい)。まあでもね、そんなことも言ってられないのが『G1』なんで。どんだけ熱い試合をしても何も点数は変わらないですし。ただ、本当に対戦相手の思いもそうですし、お客さんのこの熱い声援を受け取って試合ができているんで。まあジェフとはまだまだ先のことなんで、ほかのことを考えずに次の試合のことを考えていきたいと思います」

──次は(10.8)高知でタイチ選手との試合になります。

オカダ「正直何もないですよ。(IWGP)タッグチャンピオンっていうぐらいかなと。本当にタッグチャンピオンでよかったなと、シングルでオカダの相手はもうしてられないよと思ってもらえるような、それぐらい最強なオカダ・カズチカをタイチさんにお見せしたいなと思います。ありがとうございました」

SANADA「(※コメントスペースに現れるなり床に座り込んで)ライバル……いや自分でライバルっつっちゃあダメだね。

カズチカにはまったく勝てないけど、今日闘ってみて少しはなんか、何かわからないけど希望が見えたよ。

この少しの希望があるかぎり、俺は信じるよ。CHECK ONE TWO…」

➡次ページ(写真ギャラリー)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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