【スターダム】岩谷麻優の半生が映画化『家出レスラー』プロジェクト始動に岩谷「いろんな人の希望になってくれればなって」

株式会社ブシロードは6日、都内にて『ブシロード15周年記念イベント発表会』を行い、”スターダムのアイコン”岩谷麻優の半生を描いた映画「家出レスラー」の制作を発表した。

この日行われた発表会では、史上初となる新日本プロレス×スターダムの合同興行を11月20日(日)有明アリーナでの開催、さらにスマートフォンゲームアプリ「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」×STARDOMコラボが発表されたが、第2部で行われたスターダム発表会にて実写映画化が明かされた。

岩谷麻優の著書「引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで」が実写映画化されるもので、脚本を映画「億男」やNetflixドラマ「今際の国のアリス」で脚本を務めた渡部辰城(わたべよしき)さん、そして監督は2022年カンヌ映画祭上映作品「BIRTHDAY」や『HEDWIG AND THE ANGRY INCH「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」SPECIAL SHOW』舞台「BIOHAZARD THE STAGE(バイオハザード・ザ・ステージ)」「舞台戦国BASARAシリーズ」「ROAD59」などを演出のヨリコジュンさんが務める。

木谷会長は「この本を購入して読んで感動して、よくここまでになったなって思って。お父さんになったような気分ですけど。だからなんとかこれを映画化したら面白いんじゃないかな、今の若い人に刺さるんじゃなかな、伝わるんじゃないかな、元気が出る人いるんじゃないかなと思いまして渡部さんに相談したんです」と映画化の経緯を説明。

元々プロレスが好きという渡部さんは「岩谷さんの本を読んでホントに面白くて、エピソードがたくさんあるんですけど、最後まで読むと岩谷さん自身もそうですし、まわりのスターダムという団体とか、他の選手達とかによって今の岩谷麻優が、アイコンが作られていく過程がすごくわかったので本当に面白いなと思って、脚本を是非やらせていただきたいとお話しました」と述べた。

この実写映画の主演女優をオーディションで選ぶことが決定し、審査は『SHOWROOM』でも行われることも発表され、スターダムの選手たちが日替わりで配信するとの事だ。

映画化について岩谷は「自分が本のタイトルにあるように引きこもりで、何もなくてこの先の人生どうしたらいいのか、先も見えない状態で、そんな時にプロレスに出会って今の人生があって。本当にプロレスに救われた、プロレスに出会ってよかったって思える人生だったので。この映画をきっかけに本当に、この先どうしようとか、女優になりたいんだけどきっかけがない、全然オーディションに受からないとか、いろんな人の希望になってくれればなって。引きこもり界のアイコンとして、誰でもチャンスはあるんだよっていうのをみんなに知ってもらいたい、そんな映画にしたいなって思います」と語った。

また、最後には6月6日誕生日の木谷会長にケーキが用意されお祝いをする場面があったのだが、キッド、岩谷から顔面クリームの祝福もあり会場は盛り上がった。

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