【アイスリボン】6.26(日)後楽園ホール大会「雨のち、リボン2022」試合レポート

アイスリボンは6月26日(日)、東京・後楽園ホールにて「雨のち、リボン2022」を開催。

アイスリボン後楽園ホール大会
「雨のち、リボン2022」
2022年6月26日(日)後楽園ホール
10時45分開場/11時30分開始
観衆:563人

【オープニング】

この日から団体のロゴが新調され、空位となっていたICE×∞王座の新チャンピオンが決まる、新生アイスリボンとしてのスタートとなる後楽園ホール大会。オープニングで挨拶に立ったのは朝陽&楓歩の1年9組。

セミでリボンタッグに挑戦する2人は「皆さん、こんにちは!本日よりアイスリボンのロゴが新しくなりました!そんな中、本日、1年9組はインターナショナルリボンベルトに挑戦します。今日までピカピカに磨いてきてもらったベルト、1年9組が奪いますので、最後までよろしくお願いします。」(朝陽)

「でかいだけのヤツらに、フレッシュで若くて、これからの未来を担っている私たちが負けるわけがありません。私達は自信を持って挑戦します。皆さん、1年9組の応援よろしくお願いします!」(楓歩)と語り、大会がスタート。

◆第1試合 ICE×∞王座決定トーナメント準決勝15分1本勝負
〇真白優希 (10分00秒 グッド・いぶニング) 星いぶき×

アイスリボンの所属選手としてベスト4に残ったいぶきと真白。勝った方がアイス代表として決勝の舞台に上がる。ロックアップからヘッドロックを決めたいぶきを真白がロープに飛ばすも、いぶきがドロップキックを狙う。これをすかした真白がドロップキックを仕掛けるも、今度はいぶきがすかす。

さらにドロップキックの相打ちとなり、再度、真白がドロップキックを仕掛けるが、これをかわしたいぶきはストンピングを入れ、さらにコーナーに詰めての踏みつけへ。さらにキャメルクラッチを決めたいぶきは、真白がロープに逃れると、今度は真白のバックへ。切り返してバックに回った真白は膝カックンからドロップキックをヒット。

さらに串刺しドロップキックを決めカバーに入るが、カウントは2。エプロン際にいぶきを追い込んだ真白は場外から養生テープを持ち出すとが、これはいぶきが奪い取る。リング中央にもどったいぶきは逆水平チョップを放つ。対する真白もエルボーで応戦も、いぶきのチョップに追い込まれてしまう。

ロープに飛んだいぶきの足を払った真白はドロップキックからカバー。いぶきがカウント2で返すと、フェースロックで絞め上げる。さらに腹固めに移行した真白は、いぶきがロープに逃れると、はりつけドロップキック。さらにロープに飛ぶが、ここでいぶきがカウンターのドロップキックからライトニングスパイラルもカウント2。

コーナーに上がったいぶき。これに追い付いた真白は再び養生テープを持ち出すと、コーナーポスト、ロープにいぶきをテープで固定。リング中央に座り込んだ真白は「あと10分待つ!」と時間切れを狙う。なんとか自力でテープを外したいぶきは、そのテープを真白に振り落とすと、怒りのチョップ連打へ。

連打を浴びながらもチョップをかわした真白はカウンターのドロップキック。ブレーンバスターをこらえたいぶきはカウンターのダブルチョップからカバーもカウント2。さらにバックフリップからダイビングボディプレスを狙うが、これをかわした真白がカバーに入るもカウントは2。牧投げからの丸め込みもカウント2。

真白の特盛クラッチを切り返したいぶきはグッド・いぶニングを決めるが真白が反転して丸め込みカウント2。このタイミングで真白が掟破りのグッド・いぶニングでカウント3を奪取。真白が決勝進出を果たした。

◆第2試合 ICE×∞王座決定トーナメント準決勝15分1本勝負
〇安納サオリ (11分38秒 エビ固め) 本間多恵×
※T-controlを切り返して

 

アクトレスガールズ1期生として、2015年5月31日に同日デビューした安納と本間の準決勝戦。握手と見せかけて、そのまま安納をテイクダウンさせた本間は、いきなり脇固め。反転して逃れた安納はビックブーツを狙うが、これをかわした本間がスクールボーイから低空ドロップキックもこれを払いのけた安納がビックブーツからヘッドロックへ。

安納をロープに振った本間はアームホイップからアームブリーカーからカバーもカウント2。ブリッジで逃れた安納はかかと落としからグランドヘッドロック。さらにロープ際に本間を追い込んでのビックブーツを狙うが、これは本間がかわし、安納の背中にドロップキック。エプロンに出た安納を追った本間がエプロンでアームブリーカー。

さらにロープを利用してのぶら下がり腕十字と、徹底した右腕攻撃。中央に戻しての低空ドロップキックを安納のあごにヒットさせた本間は再び右腕を取っての脇固め。反転する安納を上から押しつぶしてのカバーはカウント2。右腕でエルボーを放つ安納だが痛みからダメージを与えられない。ならばと左腕でのエルボーをヒットさせる安納に本間もエルボーで応戦。

エルボーを打ってくる安納の右腕に飛びつき自らマットに倒れ込んだ本間はコーナーに上がる。これを追った安納が雪崩式フランケンシュタイナー。さらにフィッシャーマンを狙うが、本間がフロントチョークで切り返してグランドへ。アームブリーカーを仕掛けるも、これをこらえた安納はそのまま起き上がりフィッシャーマンで本間をぶん投げる。

さらにビックブーツから首4の字、さらにポテリングもカウントは2。さらにジャーマン・スープレックス・ホールドもカウント2。飛びつき腕十字を決めた本間。ロープに逃れた安納は再び本間のバックに回るが、本間が前方回転のエビ固めでカウント2。そして腕十字からT-Controlへ。なんとかロープの逃れた安納に本間がミサイルキックから丸め込むもカウントは2。

安納が延髄ハイの2連発。2発目をかわした本間が「もらったーっ!」と腕十字にいくが、そのまま安納が反転。がっちりと抑え込み、そのままカウント3を奪い、右腕にダメージを残しながらも安納が真白の待つ決勝戦の舞台に歩を進めた。

◆第3試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
チェリー&×Yappy&キク (10分46秒 首固め) SAKI&清水ひかり&櫻井裕子〇
※ケンタッキーボムを切り返して

魁!女熟とCOLOR’Sの6人タッグ戦。息の合った連係、合体技を決めていくCOLOR’Sに対して、女熟はチェリーがチームをリードしながら試合を進めていく。中盤はSAKIvsチェリーのリーダー対決が白熱。SAKIがパワーで追い込んでいくが、チェリーがここぞというところで決めるインサイドワークの仕掛けがSAKIを突き放す。

また清水とキクはローキック合戦で意地の張り合いを見せるなど、要所要所で個々のファイトにもそれぞれの持ち味が出ていた。最後は櫻井がYappyのケンタッキーボムを切り返しての丸め込みで逆転勝ち。アイスにレギュラー参戦している櫻井の動きの良さが光り、COLOR’Sが勝利した。

◆第4試合 しのせ愛梨紗デビュー戦 シングルマッチ15分1本勝負
〇尾﨑妹加 (8分30秒 ギブアップ) しのせ愛梨紗×
※アルゼンチンバックブリーカー

元プロレスラーの篠瀬三十七の愛娘の篠瀬ありさが、しのせ愛梨紗のリングネームでプロレスデビューを飾った。両手を広げてコールを受けたしのせは妹加相手にロックアップを挑む。ロープ際にに追い込まれたしのせだが、2度目のロックアップでは逆に妹加をロープに詰めてのエルボーを連打。

タックル合戦は妹加に押されるも、倒れずに踏ん張ったしのせは、エルボー連打からボディスラムを狙うが、妹加が逆にしのせをボディスラムで投げ飛ばし、さらにコーナーに詰めての踏みつけ。

さらにキャメルクラッチ、逆エビ固めと、妹加のパワーに苦しめられたしのせだが、ギブアップせずに耐え抜くと、エルボーから丸め込みの連発で妹加を追い込み、さらにコーナーに振られるも、逆にコーナーを蹴ってカウンターのクロスボディを決めるなど、見せ場も作って見せた。

最後は妹加のセントーンからのアルゼンチン・バックブリーカーにギブアップを喫したしのせだが、必死に食らいついていく前向きな戦いを披露した。

〈試合後のしのせ愛梨紗〉

――デビュー戦はエキシとは違いましたか?

「はい。やっぱり妹加さんは強くて、しんどかったです。」

――今、やっと笑顔が見えたが、緊張はしましたか?

「緊張めっちゃしたんですけど、妹加さんは当たっても壊れないので。」

――練習したことは出せましたか?

「いっぱいボディアタックを練習してて出せたので良かったです。」

――これからの抱負は?

「アイスのトップになりたいです。アイスの看板じゃないですけど、なりたいです。」

――今日はお父さんとか来てたんですか?

「いました。」

――なんて言われると思いますか?

「ダメ出しされそうで怖いです。」

――この先の目標は?

「まずは勝ちたいですね。」

――リングは緊張しましたか?

「試合前の方が緊張してて、リング上った方がまだうお!ってなりました。」

――目標の選手はいますか?

「志田光さんのようなカッコよくて可愛くて強い選手になりたいです。」

◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
ラム会長&×咲蘭 (10分48秒 ブロックバスター・ホールド) 雪妃真矢&NATSUMI〇


ラム会長と咲蘭の元・現キッズタッグが久々に実現。試合中、指で♡を作っての「キュンです。」ポーズをアピールする2人だが、対する雪妃&NATSUMIのお姉さんタッグはこれを無視。まったく付き合おうとせずに、攻撃を仕掛けていく。特に雪妃の咲蘭への攻めが厳しい。

苦しい展開となった咲蘭だが、追い込まれたときの食らいつきには定評のある咲蘭のがむしゃらなエルボーが真正面から雪妃に襲い掛かる。会長も咲蘭をアシストしながら試合の流れを引き戻そうとするが、この日は雪妃のリードもあってか、NATSUMIの動きの良さが目立った。

最後も咲蘭の丸め込みの連発、コーナーからのダイビングボディアタックをしのいだNATSUMIが、ノーザンライト・スープレックスはカウント2で返されるも、直後にブロックバスターを決め、咲蘭からカウント3を奪い勝利。

試合後、なおも「キュンです。」をアピールする咲蘭にムッとした表情をみせた雪妃とNATSUMIだが、一転して笑顔のキュンポーズで応えた。

◆第6試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&〇星ハム子 (9分15秒 片エビ固め) あーみん&神姫楽ミサ×
※ダイビングボディプレス

真琴&ハム子のベテランタッグに挑む形となったあーみん&神姫楽のKISSmeT PRINCESS。奇襲攻撃を仕掛けたプリンセス軍だが、真琴とハム子もすぎにダブルのお・し・り・だーッ!で反撃。さらにハム子、真琴が計算された試合運びをみせ、プリンセス軍を追い込んでいく。

プリンセス軍もダブルのワ―プレス、さらにあーみんが神姫楽をおんぶしてのワ―プレスと反撃に出ると、ハム子を捉えての集中攻撃で勝負に出る。しかし、ハム子の粘りと真琴の好アシストがプリンセス軍の追撃を許さない。最後も真琴が神姫楽をダブルアーム・スープレックスで投げ、そこにハム子がダイビングボディプレスを決める息の合った連係できっちりと勝利をモノにした。

◆第7試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負
[王者]〇まなせゆうな&トトロさつき (14分17秒 片エビ固め) 朝陽&松下楓歩×[挑戦者] ※ラリアット
※第56代王者2度目の防衛に成功

 

BIG☆DEKAI!!!2度目の防衛戦の相手は純アイスリボンタッグの1年9組。前日の道場マッチでの前哨戦では機動力を活かしたチームプレイで勝利している1年9組は、この日もゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛けると、一度は同時ドロップキックをはね返されるも、ロープワークから再度、同時ドロップキックを決めBIG☆DEKAI!!!を吹き飛ばす。

しかしBIG☆DEKAI!!!は慌てることなく、まなせが朝陽、トトロが楓歩を捉えると、エプロン際での踏みつけを同時に決めウエイト差をアピール。トトロに対して果敢にエルボーを連打していく楓歩だが、トトロは胸を張って受けると、楓歩を豪快なボディスラムで叩きつけ、まなせに交代。代わったまなせは楓歩をスリーパーで絞め上げる。

ロープに逃れた楓歩はエルボー連打からのドロップキックでまなせを倒し、朝陽に代わる。朝陽はダイビングボディアタック、ネックブリーカードロップと畳みかけるが、まなせは串刺しエルボーからブレーンバスターを狙う。朝陽はこれを丸め込みで切り返し、さらにフェイスクラッシャー、そしてダブルリストアームサルトを狙うが、これをこらえたまなせは朝陽の両手を持ってジャイアントスイングの要領で振り回す。

ここでトトロがリングに。串刺しラリアット、セントーンを決めるが、しのいだ朝陽はエルボーで反撃。トトロもエルボーを繰り出してのエルボー合戦となる。トトロのラリアットをかわした朝陽はヒップドロップを決め、楓歩につなぐ。ダイビングボディアタックを決めた楓歩はさらにドロップキックの連打でトトロを倒し、サッカーキック、PKとつなぎ、朝陽を呼び込むと、朝陽をパワーボムの形でトトロに叩きつける。

さらにダブルのブレーンバスターを狙うが、これはトトロがリバースで2人をぶん投げる。トトロは楓歩にカミカゼを決めると、まなせとのサンドイッチラリアットから、まなせをおぶってのプレスし、まなせにつなぐ。グランドのヘッドロックを決めたまなせだが、朝陽がドロップキックでカット。楓歩のサイドバスターと朝陽のフェイスクラッシャーの合体技が決まる。

さらにまなせをボディスラムで投げ切った楓歩は、まなせの膝にドロップキックをヒットさせる。さらにまなせを逆さ抑え込みに決め、朝陽がジャックナイフを同時に決めるがトトロがカット。BIG☆DEKAI!!!が楓歩にダブルの高角度パワーボム。なんとかしのいだ楓歩は延髄ハイを決めて朝陽に交代。

朝陽が619を決め、楓歩と朝陽が連続ミサイルキック、そしてまなせをダブルのブレーンバスターで投げ飛ばす。助けに入ったトトロをダブルのドロップキックで場外に落とし、まなせに的を絞った楓歩が丸め込み、さらにドロップキックを決めるが、まなせはラリアットで応戦し、浴びせ倒す形でカバーに入る一度はキックアウトした楓歩だが、続けてラリアット2連発を浴びてのカバーは返せず。BIG☆DEKAI!!!が1年9組を下し、王座V2を果たした。

〈試合後のリング上〉

まなせ「痛い!痛いけど、私とここの大黒柱、トトロさつき…(ムっとした表情の朝陽を見て)何が言いたいんだ?悔しいのか?でもな、私は他団体だからこそ勝ち続けないとここに上がれないの。だから絶対に負けるわけにはいかなかった。まだまだやりたいことがいっぱいあったので、その、やりたいことの中にまた2人と戦いたいことが入ったから、また試合しよ。ダメ?」

※思わず朝陽がほほえみ、その場で両チームが礼を交わす。1年9組はリングを降りる。

まなせ「ありがとう。1年9組最高だ~!私はね、今言ったとおりまだまだやりたいことが、ここであるの。このアイスリボンのリングからプロレス界、そして、プロレス界の外に向かって、このベルトを知らしめていきたいんだよ。だから私はもっともっと防衛戦がしたいんだ!」

※ハム子が真琴の手を引っ張ってリングに上がる。

ハム子「みなさん、はぁ~い!デカいっていいな~。いいな、いいな~デカいっていいな~♪私、行くとき行くって言いましたよね?真琴さん!アイスリボンのベルト、11年ぶりに私と一緒に巻きませんか?古株の力見せつけましょう!」

真琴「私、他にタッグベルトを巻いてる人がいて、そういうDDとか八方美人みたいなマネはしたくない。ですけども、ハム子さんだったら話は別。ハム子さん、元アイスリボンの名にかけて!」

ハム子「リボンタッグに挑戦表明しまーす!」

トトロ「元アイスリボンと元アイスリボン最年長。我々BIG☆DEKAI!!!にふさわしい挑戦相手が来ましたね。いいですよ、その挑戦、受けましょう!場所、もう決めます。私たちBIG☆DEKAI!!!にふさわしい、ビッグでデカイ場所。来月7月31日のここ後楽園ホール大会でインターナショナルリボンタッグ3回目の防衛戦やりましょう!よろしくお願いします!」

※両チームが握手を交わし、健闘を誓う。

◆第8試合 ICE×∞王座決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
×真白優希 (15分45秒 タンタンドル) 安納サオリ〇
※第34代王者誕生

春輝つくしが返上したICE×∞王座。その34代王者としてアイスリボンの新たな歴史を作っていくのは真白か、安納か、どちらが獲っても初戴冠となる新王座決定戦はにらみ合いから真白が右腕を挙げ、いきなり「来い!」と挑発。

安納はその手を振り払うと、自ら左手を挙げて応戦。今度は真白がその手を振り払い、ロックアップへ。ロープ際に追い詰めた真白はクリーンブレイクと見せかけて、痛めている安納の右腕をロープにからめて絞め上げる。

安納はビックブーツで真白を吹っ飛ばし、チンロック。真白をロープに振るが、真白はエプロンに逃れ、追ってきた安納の右腕をロープに叩きつけるアームブリーカー。さらに場外に引き込むと鉄柱に安納を叩きつけて西側の客席後方に引っ張っていき、プレートに安納を叩きつける。

さらに東側に引き連れ、プレートに叩きつけようとするが、安納が逆に真白を叩きつける。リングに戻ると、安納がストンピング、さらにボディスラムを決めるが、真白は下からの腕十字を狙う。ロープに逃れた安納の腕を再びロープにからめて蹴り上げる真白。

徹底した腕狙いに出る。ドロップキックをヒットさせカバーに入った真白だがカウントは2。バックに回った真白は安納が踏ん張ると、膝カックンからのドロップキックからフォールもカウント2。安納の上を取った真白は目突きを狙うが、これは安納がよける。

さらにその目突きの腕を掴み立ち上がるとエルボーを打ち込む。真白も応戦しエルボー合戦へ。安納は真白のエルボーの腕を取るとフィッシャーマンズ・スープレックス、ビックブーツ。真白もバックキックをヒットさせ、両者ダウン。

お互いに髪を掴み起き上がると真白が張り手を決め、コーナーからのダイビングボディアタックでカバーもカウント2。真白は腕十字、三角絞めへ。ロックされたまま真白を持ち上げた安納はマットに叩きつける。スッと起き上がった真白は目突きを狙うが、安納がかわし、レフェリーを直撃。

真白は回転エビ固めから真琴から勝利したロープに足をかけての丸め込みへ。しかし、今度はレフェリーがこれに気づき、ノーカウント。ストンピングを安納の顔面に連発した真白だが、これをしのいだ安納はフィッシャーマンズ・スープレックスからロックを外さずに2連発を狙う。

しかし、これをこらえた真白は安納に馬乗りになると腕十字、三角絞めを決める。ロープの逃れた安納をコーナー際に引き込み、シャインホワイトインスペースを狙うが、これは安納がかわす。安納が首4の字へ。

ロープの逃れた真白のバックを取った安納。真白がこらえて前方回転エビ固めもカウント2。丸め込み連発もいずれもカウントは2。安納がビックブーツ。真白が倒れながらビーナスクラッチを狙うが、安納は前転でこれを逃れると真白がバックに回り込んでの掟破りのポテリングもカウント2。

安納が投げっぱなしジャーマンからカバーもカウント2。続けてジャーマン・スープレックス・ホールドもカウント2。真白は真正面から目突きを決め、特盛クラッチもカウント2。安納がスリングブレイド、さらにタンタンドルを決め、安納がカウント3を奪取。安納がトーナメント優勝を果たし、ICE×∞王座初戴冠。

〈試合後のリング上〉


安納「あのさ、真白。決勝戦に目突きとかさ、膝カックンとかさ、ロープ使ってフォールとか…最高かよ。私はね、あなたと試合するの刺激的だし、真白優希の摩訶不思議な世界が好き。戦ってくれてありがとう。」

真白「私は決して強くなんかありません。だけど、私は真白優希としてのレスリングが誇りだから、自分の戦い方で、あなたに勝ってベルトを獲りたかった。私はもっともっと強くなって、そのベルトもう1回挑戦する。だから、ずっと防衛しててください。ありがとうございました。」

※握手を交わし、真白がリングを降りる。

安納「皆さん、優勝しましたー!フリーになって約2年半かな。チャンスもつかめず、結果も出せずにずっといましたが、今日やっと皆さんにベルト姿の私を見せることができました!中には後輩ばっかのトーナメントで私が優勝なんて大人げないと思う人も、もしかしたらいるかもしれません。先輩もいたし同期もいたし、ほぼ後輩でしたが、でもね、アイスリボンの選手、めっちゃ強いねん。誰もがアイスリボンを引っ張っていこうっていう気持ち伝わるし、それが参戦しててすごい感じます。でも悔しいよな?他団体の、しかもフリーの私がベルト巻いたこと。だから、いつでも挑戦してきて。潰しに来て。待ってます。でも今日は言わせてください!第34代アイ・シー・ユー・クロス…。」

※場内から笑いが起こり、セコンドから「アイ・シー・イー!」「ベルト返せ!」と突っ込みが入り、本部席では藤本がブーイング。

安納「(もう1回のポーズから)第34代アイ・シ ー・イー・クロスインフィニティのチャンピオンは私だーっ!」

※安納が初めて「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で新生アイスリボン最初の大会を締めた。

〈試合後の真白優希〉

――後楽園の初メイン。いつもと違うプレッシャーもありましたか?

「第1試合で純血で勝ち進んで、やっぱり勝ちたかったし、私は決勝戦の舞台で、メインに立つっていうのがすごく夢でもあったので、プレッシャーはすごく感じました。」

――足が震える場面もあったが?

「私は見るからに心が強くないので、すごく勝ちたい気持ちもあったんです、体に震えが出てきてしまって。体がちょっと緊張というか、怖かったのかなと思うんですけど、それをはねのけるのがプロレスラーだと思うので。私なりに最後までやりきったなって思います。」

――真白優希を貫くことができたと?

「はい、そうですね。」

――あのベルトをいつかまた?

「そうですね。私が巻きたいなって思います。」

 

〈試合後の安納サオリ〉

「私が第34代アイ・シー・ユー…違う(苦笑)。ICE×∞チャンピオンです。」

――ベルトの感触はどうですか?

「久々ですね。ここに何かがあるのって久しぶりだなって思います。嬉しいなあ。すごい嬉しいです。2年半かな?フリーになって。何か結果出したい、何かつかんでいきたいと思って行動しても、それが全然つかめず、ずっと悩んでいて。今回もトーナメントあるって聞いたときに、出るの悩んだんです。さっきも言いましたけど、これからのアイスリボン、 新世代のアイスリボンのためのトーナメントじゃないのかなって。そう私は思ったんですけど、でも、そこで遠慮してたらダメだなって。これもチャンスだし、決して後輩だけど、メチャメチャ強いんで。アイスリボンの選手、アイスリボンじゃない後輩も戦ってきて、すごい強いと思いましたし。でも今日、これを巻いて、こっからですね。こっからチャンピオン、安納サオリが始まると思いますので。久々に追われるっていう気持ちを楽しみたいと思います。あとね、真白(のコメントを)さっき聞いてたんですけど、私は心が弱いって言ってましたけど、まったく弱くないですよ、あの子。心が弱い子、こんな目蹴らないですから。あんな私の大事なポテリングの技、よくわからなかったけど、あんなんしないですからね。心が強くなければできないですし。あれは真白の武器です。マイクで言ったのも本音だし。私は真白がすごい好きです。真白との戦いもすごい好きだし、また挑戦してくるなら、私は是非って思うし。他の選手も今回トーナメントで戦ってこなかった選手とも私は戦って、このベルトを守っていきたいなって。いきます!です!」

――フリーの安納サオリがアイスリボンのベルトを巻いたわけですが、どんな形で盛り上げていきたいですか?

「参戦してて感じることって個々のキャラが強いなって感じるんですね、アイスリボンの選手に対して。まだ長くて4年とかなのに、キャラが立ってて見た目だけでもわかるんですね。そこは生かしていってほしいですし、そこにプラス向上心だったり、闘争心だったり、私が一番になりたいっていう気持ちが浮き出るような、湧き出るような存在でありたいです、私は。絶対嫌でしょ、所属じゃない、フリーの私がベルトを巻いたこと。メチャメチャ悔しいと思いますよ。そこに対して何クソ!って思って、これからはボコボコにやっていただけたらなって。私はそっちの方が燃えるんで。」

――今日名乗りが出なかったことに関しては?

「私が名前間違ったからかな(笑)。でも、めっちゃみんな見てましたよ。いろんな人、同期も含めて、みんなめっちゃ私のこと睨んでたな。いい目してました。あれは私しか感じてない目だと思います。とにかく疲れた。2試合するつもりでいましたけど、それができて、ちゃんとこのベルトを巻くことができて、新しいロゴとともに安納サオリのベルト姿を見せることができてよかったです。みんなも待っててくれたかな、その姿を。そうだったら嬉しいですね。これからまた私を見ていてくださいな。じゃ、また!」

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