【ガンプロ】HARUKAZEが5周年記念試合で“恩人”真琴相手に大奮戦!高岩竜一は30周年記念試合を白星で飾る

 ガンバレ☆プロレスが8月13日、東京・後楽園ホールで「ULTRA SOUL 2022」を開催。マスクウーマンのHARUKAZEが5周年記念試合で“恩人”真琴を相手に奮闘するも敗れた。

 かつて、HARUKAZEは素顔時代にスターダムでデビューするも、1年弱で退団。眼窩底(がんかてい)骨折のケガを負い、引きこもっていた。そんななか、真琴が「今度興行をやるので出てくれませんか?」と声をかけ、真琴の自主興行で再デビューを果たした。

 記念試合での真琴との一騎打ちを熱望したHARUKAZEは、その思いをぶつけるように、ロープを利した逆十字、腕固め、逆十字で絞め上げた。

 スピアの応酬で一進一退の攻防となるも、真琴が必殺の盛艶のうねりを決めて3カウントを奪った。

 真琴は「記念試合に私を指名しくれてうれしかったです。何よりうれしいのはHARUKAZEさんがプロレス界に戻ってきてくれて、こうやって同じ時代にプロレスができることです。これからもお互いに頑張っていきましょう」とマイク。

 HARUKAZEは「私をプロレス界に戻してくださってありがとうございます。今すごく幸せです。今日全力で戦ってくださって、もっとプロレスを続けていきたいと思った。また戦いたいので、これからもよろしくお願いします」と返していた。

 また、高岩竜一デビュー30周年記念試合(高岩、大家健、勝村周一朗組VS石井慧介、岩崎孝樹、冨永真一郎組)は、高岩がラリアットからデスバレーボムで冨永を下し、自らの白星で飾った。「まだまだレジェンドとかに成り下がる気はないんで。35年、40年、まだまだ中堅レスラーとして上を目指して。スピリット・オブ・ガンバレも狙っていきます」(高岩)。

 なお、9月から米国に拠点を移す翔太がロマンス・ドーンのパートナー高尾蒼馬と一騎打ちを行い、ジントニックで敗退。「それぞれしばらく別の道を歩んで、また組むときはロマンのある戦いをして。またガンプロのリングでロマンを見せます」(翔太)。

【大会名】ULTRA SOUL 2022
【日時】2022年8月13日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】313人

▼第一試合 長谷川美子再デビュー戦 30分一本勝負
○春日萌花&YuuRI vs まなせゆうな&長谷川美子●
14分7秒 79.5MHz

▼第二試合 黒船襲来!規格外タッグvs手のりドランカーズ 30分一本勝負
○ハートリー・ジャクソン&マックス・ジ・インペイラー vs 渡瀬瑞基&前口太尊●
11分2秒 片エビ固め
※ジャンピング・パイルドライバー

▼第三試合 HARUKAZEデビュー5周年記念試合 30分一本勝負
○真琴 vs HARUKAZE●
10分2秒 片エビ固め
※盛艶のうねり

▼第四試合 ROMANCE DAWN for the new world 30分一本勝負
○高尾蒼馬 vs 翔太●
11分21秒
※ジントニック

▼セミファイナル 高岩竜一デビュー30周年記念試合 30分一本勝負
○高岩竜一&大家健&勝村周一朗 vs 石井慧介&岩崎孝樹&冨永真一郎●
12分59秒 片エビ固め
※デスバレーボム

▼メインイベント スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○今成夢人 vs 入江茂弘●<挑戦者>
27分44秒 スリーパーホールド
※第2代王者が2度目の防衛に成功。

〈写真提供:ガンバレ☆プロレス〉

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加