【東京女子】坂崎ユカが渡辺未詩を破り「東京プリンセスカップ」を涙の初制覇!10・9TDCホールで中島翔子の持つプリプリ王座に挑戦

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の夏のシングル最強を決めるトーナメント「第9回東京プリンセスカップ」決勝で坂崎ユカが渡辺未詩を破り、8度目の出場で悲願の初優勝を果たした。坂崎は10月9日、TOKYO DOME CITY HALL(以下、TDCホール)で行われるビッグマッチ「WRESTLE PRINCESS Ⅲ」で、中島翔子が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑むことが決まった。

 準々決勝で現王者の中島、準決勝で前王者の山下実優を下して、先輩超えを果たし波に乗る渡辺はショルダータックル、カナディアン・バックブリーカー、首を固定してぶん回し、雪崩式ティアドロップを敢行するなど猛攻。

 対する百戦錬磨の坂崎は関節技、ブレーンバスターで対抗。15分過ぎ、エルボーの打ち合いから、渡辺がダブルハンマーを連打。坂崎はTeaTimeから魔法少女にわとり野郎を狙うも自爆。渡辺はアバランシュホールドからティアドロップを見舞おうとするも、坂崎が蹴りで阻止。渡辺のレーザービームを食らった坂崎だが、エルボーからマジカルメリーゴーランドをさく裂させて3カウントを奪取。

試合後、2人はガッチリ握手し、抱擁をかわした。

 坂崎は「夏に勝ったぞ! みんな強くなってて。夏に嫌われ続けた女が、こんなトロフィーが私のなかにあってうれしい」と歓喜。さらに、「私以外は悔しい思いをしたみんながいて。9回出てる山下、中島が負けた姿を見て、トーナメント中に心が揺さぶられました。私は東京女子のお姉ちゃんだから、みんなに頑張ってもらいたいし。いじわるばかりして。私だって応援されたくって、いろんな感情になったけど、トロフィーがあるからいいや」と涙。そして、「夏を超えたということは、またあの白いベルトに挑戦できるのかな? (サイバーファイトフェスティバルで)1回挑戦したけど、もう1回やってもいい?」と中島をリングに招き入れた。

 中島は「私はトーナメントで負けて。ユカっちはこんな逆境のなか勝ち切って。1回私は勝った気でいたけど、いつも戦いで勇気をくれて、背中を押してくれるのは坂崎ユカの後ろ姿で。9年やってきた覚悟もプライドも全部見せてもらって。こんな私でよければ、もう1回このベルトを懸けて試合してほしい」と快諾し、決戦の場を10・9TDCホールに指定した。

 バックステージで坂崎は「夏を超えられてよかった。今日の未詩は中島、山下を超えてきた自信が伝わってやりにくかったけど、肌を合わせてみるとそれもうれしくて。ヘロヘロになったけど、最後は東京女子での姉ちゃんとしての威厳というか、ここで負けたらダメだろって気持ちで。今回の試合で精神的もつかめたものがあったので、すごい財産な年ですね」と安堵の表情を浮かべた。10・9TDCホールの話に及ぶと、「(2020年に)瑞希との一戦があって、今回中島翔子と当たれるということで。ターニングポイントだなって思ってるので。今度こそ白いベルトを中島翔子からはがしたい」とベルト獲りを期した。

 惜しくも決勝で散った渡辺は「すごい悔しい。ユカさんは強くて分厚すぎるし、なんでもできる高い壁すぎてかなわなかった。でも、悔しくなった数だけ、涙を流した数だけ、それ以上に努力して、先輩たちの壁を追いかけるだけなので。またここから追いかけて追いついて、来年優勝して、もっと強くなって。今回当たった先輩3人みたいになれるように頑張る」と悔し涙にくれた。

 また、坂崎とのタイトル戦が決まった中島は「トーナメント敗退して、いろいろ考えることがあって。ファンの皆さんが後輩たちに勝ち上がってほしいという期待感を向ければ向けるほど、負けることを期待されてるなって思ってしまって。弱音を吐きたくなるときもありました。でも、9年間やってきた覚悟とプライドをもって戦い抜いて、勝ち抜いた坂崎ユカに勇気をもらって。こんな私でも、“もう1回やろう”って言ってくれるなら、同じくらいの覚悟とプライドを懸けて、もう1度戦いたいと思いました」と話した。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2022年8月14日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】551人

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○角田奈穂 vs 宮本もか●
7分56秒 片エビ固め
※紫電改

▼第二試合 20分一本勝負
上福ゆき&○桐生真弥 vs ハイパーミサヲ&鳥喰かや●
9分49秒 片エビ固め
※スパインバスター

▼第三試合 20分一本勝負
○山下実優&鈴芽&猫はるな vs 瑞希&らく&原宿ぽむ●
9分20秒 片エビ固め
※アティテュード・アジャストメント

▼第四試合 20分一本勝負
赤井沙希&○荒井優希 vs 乃蒼ヒカリ&遠藤有栖●
11分52秒 片エビ固め 
※Finally

▼セミファイナル 20分一本勝負
○中島翔子&辰巳リカ vs マックス・ジ・インペイラー&愛野ユキ●
16分24秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン

▼メインイベント 第9回東京プリンセスカップ決勝戦 時間無制限一本勝負
○坂崎ユカ vs 渡辺未詩●
19分36秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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