【DDT】上野勇希がカーラ・ノワールを破りUNIVERSAL王座初V!竹田“シャイニングボール”光珠が10・23後楽園でチャレンジ
DDTプロレスが9月25日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna TOP? 2022」を開催。DDT UNIVERSAL王者・上野勇希が“世界一の入場をする男”カーラ・ノワールを破り、初防衛に成功。10月23日の後楽園で、竹田“シャイニングボール”光珠が挑むことが決定した。
この日も華麗な入場で観客を魅了したノワールは奇襲をかけ、ジョンウー、ジャーマンなどで猛攻。耐えた上野はきりもみ式プランチャー、ハーフネルソン・スープレックスで反撃。
ノワールは雪崩式牛殺しを繰り出すも、上野はハーフネルソン・スープレックスからBMEを見舞うもノワールは剣山で阻止。ノワールはブラックアウト・スリーパーに入るも、脱出した上野は顔面へのドロップキックからWRを決めてピンフォールを奪取した。
マイクを持った上野は「このベルトを持って、世界に行きたくても行く難しさを感じてます。そんななか、英国から日本に来てくれて、僕とタイトルマッチをしてくれて、ありがとうございます」とノワールに語りかけ、ガッチリ握手を交わし、互いの健闘を称えた。
すると、フェロモンズの飯野“セクシー”雄貴、男色“ダンディ”ディーノがリングインし、上野が竹田“シャイニングボール”光珠からの「オマエはフェロモンが足りないんじゃないか。俺は4年間来る日も来る日も、どうやってフェロモンを出すかを考えてきた。お互いの4年間、分泌したホルモン量を試合で確かめ合おうぜ」との挑戦メッセージを読み上げた。
かつて、上野がDDTの新世代ブランドDNAに所属していた当時、竹田も同団体にレギュラー参戦し、2018年3月にはKO-D6人タッグ王座を戴冠した間柄(もう1人のパートナーは梅田公太)で、上野に異存はなく、10・23後楽園でのV2戦が決まった。
バックステージで上野は「前哨戦で1度だけ試合して、今日肌を合わせれば合わせるほど素晴らしい選手やって。また来てほしいですね。今度は僕が英国に行って会うのが先か、カーラがDDTに来るのが先か、絶対どこかで会うと思います。竹田さんとはDNAの頃から積み上げてシングルやったこともあるし、新しいシャイニングなのか竹田なのか、すごく楽しみです。D王も発表されて、優勝したら、このベルトを持ったまま無差別級に挑戦できそうですね。DDTで一番強いなんてすばらしいじゃないですか」とコメントした。
【大会名】Who’s Gonna TOP? 2022
【日時】2022年9月25日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】701人(超満員札止め)
▼ダークマッチ 10分一本勝負
○岡谷英樹&小嶋斗偉 vs 高鹿佑也&石田有輝●
6分37秒 片エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
MAO&朱崇花&○赤井沙希 vs 大鷲透&平田一喜&アントーニオ本多●
6分44秒 エビ固め
※新人賞
▼第二試合 いつでもどこでも挑戦権争奪3WAYマッチ 30分一本勝負
<挑戦権保持者>○青木真也 vs 勝俣瞬馬●<挑戦者> vs 飯野“セクシー”雄貴 with 男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人<挑戦者>
6分58秒 ヨーロピアンクラッチ
※青木がいつでもどこでも挑戦権の防衛に成功。
▼第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
西村修&●川松真一朗 vs 彰人&納谷幸男○
11分41秒 拷問コブラツイスト
▼第四試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&藤田ミノル&KANON with MJポー vs 吉村直巳&火野裕士&大石真翔●
11分21秒 クロス・フェースロック
▼第五試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&秋山準&●岡田佑介&正田壮史 vs 高木三四郎&HARASHIMA&坂口征夫○&高尾蒼馬
11分18秒 片エビ固め
※神の右膝
▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○上野勇希 vs カーラ・ノワール●<挑戦者>
13分1秒 片エビ固め
※WR。第8代王者が初防衛に成功。
▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○樋口和貞 vs 竹下幸之介●<挑戦者>
18分57秒 体固め
※ぶちかまし。第79代王者が2度目の防衛に成功。
〈写真提供:DDTプロレスリング〉