【2AW】吉野コータローと笹村あやめが”暗いヤツと嫌なヤツ”からのタッグ王座奪取を宣言!「明るくキラキラとベルトを輝かせていきたい」
④吉野&笹村タッグの相性は?
――(笑)今、アドバイスをいただきましたけども、笹村選手とのタッグの相性はどうですか?
吉野:自分のパートナーの中で笹村が一番長い気がします。
笹村:そうなんですよ(拍手)
吉野:笹村が正パートナーとしてやってもらっているので。向こうも本田&CHANGOというブランドがありますけれども、こちらも負けていないと思っています。
――どこが負けていないとか、具体的にありますか。
吉野:「これやってほしいな」というのを笹村はやってくれます。
――それはもうアイコンタクトですか?
吉野:そうですね。「行こう!」という感じで、スッと2人で動けるので。
――それも練習しているんですか?
吉野:そんなに回数はないですけど、本番になるとギュッと行けるので。
――もうツーカーでいけるんですね。
(笹村選手が腕を叩いてアピール)
――腕があると。私が合わせているという風にパートナーがおっしゃってますが(笑)
笹村:違う、違います(笑)
吉野:気を使ってくれるんですよ。リング上で誰よりも信頼しているので。
笹村:イエーイ(拍手)
――信頼感があってスっといけるんですね。
吉野:はい。
――そんな風に吉野さんはおっしゃっていますけれども、笹村選手は。
笹村:私はわがままなので、最上さんや吉野さんみたいな方とじゃないと組んでいけないんです。「私はこうしたい」。でも、それだけではなく勝ちたいので、しっかりそのパートナーの動きを見て動けるタイプの人間なので(笑)
吉野:今、視野が広いので(笑)
笹村:そう。今はすごく広いので。そうなんです。花見に負けてから本当に反省したので、しっかり広い視野でと思っています。もうキャリアの半分以上を吉野さんと同じユニットでやっているので信頼しています。吉野さんはプロレス馬鹿なので、ずっと体を鍛えているし、ずっと試合の映像を見ているし、ずっとプロレスのことを考えていてすごく尊敬できる方です。その姿を近くで見ていたので、今回は組んで絶対にベルトが欲しいと思いました。
――お互いがお互いを信頼しているんですね。
笹村:はい。
――とは言いつつですよ…っていう。ここはちょっと直してほしいというところはありますか?
笹村:はい!(挙手)
吉野:早い。
笹村:吉野さんはめんどくさがりなんです。
吉野:そんなことないですよ。
――それはプロレスに対してということですか?
笹村:いえ。プロレス以外のことに対してです。SNSを見てもらうと分かると思うんですけれども、本当に引用、引用、引用で、プライベートなことを何も発信していなくて、そこだけは直してほしいです。
――物足りないと?
笹村:はい。
吉野:足りないですか。
笹村:足りてないです。
――引用ばかりではなく自分の言葉を発しろと。
笹村:はい。少しずつ頑張ってきているので。
吉野:少しずつ…
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――笹村選手はSNSとかは得意だと思いますがアドバイスは?
笹村:この間、違う番組でアドバイスをたっぷりしたので。
吉野:そうですね。たくさんいただきました。
笹村:今は見守っている途中です。
吉野:今、頑張っている途中です。
笹村:(笑)
――逆に吉野さんが笹村さんに直してほしいところは?
笹村:いっぱいあると思いますよ。
吉野:そんなにないですけれども、やはりしっかりしているので、たまに後輩に対して「お?怖いな」って、「しっかりしてるな」と思うときはありますね。
笹村:(笑)
――それは直してほしいところではないじゃないですか(笑)
笹村:抽象的すぎて(笑)
――抽象的すぎですよね。
吉野:後輩に対して言ってることは合ってるんですよ。
笹村:私が後輩に厳しいんです。後輩が間違っているので言うんですけれども、それが強すぎるという話ですね。
吉野:たまにです。
――後輩へのアドバイスですよね?
笹村:そうです。後輩へのアドバイスが強めになってしまうのは自分でも分かっているので。
――そこが怖いなと?
吉野:おお!って、笹村だ!ってなるぐらいですね、たまに。
――タッグの中ではないんですね。
吉野:ないです。
笹村:全然ないです。後輩にだけです。でも、たまに先輩のことも怒ります。
吉野:たまにですよ。
笹村:たまにですよ。
――花見選手も先輩の真霜選手に結構ガンガン言いますよね。
笹村:花見はデリカシーがないタイプなのでいけるんです。
――それは昔から笹村選手が言っていますよね。
笹村:はい。デリカシーがないので。
――話が戻りますがそこらへんが「おっ?」と。びっくりするんですね。
吉野:「おっ?」となります。たまにびっくりします。
――パートナーを組んでいて何かこれを直してほしいというところは?
吉野:全然ないです。
――評価高いですね。
笹村:高いですね。後輩に厳しいだけで他は大丈夫なんですね(笑)
――でも、後輩に厳しいという…
吉野:でも、言っていることは合っているんです。「こうした方がいいよ」というと絶対にそうだし。正しいことを言ってるので全然いいんですけれども…でも、(後輩も)合ってるから反論できないわけじゃないですか。
笹村:私が正しいからです。
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――隙がないわけですね。
吉野:そう。隙がないんです。少し弁解する隙を作ってくれたら…
笹村:ないですね。間違いは許さないタイプの人間なので。
――ですが、そういう意見をしっかり言うところがあるからこそいろいろな団体、女子プロレス団体に呼ばれるわけですね。
吉野:そうだと思います。自分にもそういうルールというか、自分の芯があると思うので。
――本当に人気者でいろいろな団体に行っていますけれども。そこらへんの芯の強さが出ているからこそですね。
笹村:ありがとうございます。
――お話を聞いていて相性よさそうですね。
笹村:いいと思います。すごく優しいので。
――雰囲気的には最上選手との関係性を思い出しますね。
笹村:最上さんは例えばですけど、1個年上のお兄ちゃんみたいです。吉野さんは5歳上ぐらいのお兄ちゃんというのが2人の印象です。年は吉野さんの方が近いんですけれども。精神年齢で多分、最上さんが1歳上ぐらい(笑)
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――どちらのパートナーにも良さがあるということですね。
笹村:はい。そうですね。2人とも優しいし、言うことを聞いてくれるっていう(笑)
――そのスタンスは両者に変わらないんですね(笑)
笹村:はい(笑)
――例えば逆にガンガン、アドバイスをして引っ張ってくれる人だとどうなんですか。
笹村:それはそれでありがたいと思うし、そういう人は意見交換ができるので、ガって来て、自分もガって行けるんで。あっ、でも意見がぶつかるか…自分が結構強くてバーって言うのであまりそういう人はいないです。
――みなさん分かってるんですね。
笹村:多分2AWのみんなは分かってくれているので、ガっと来ないです。うわ、私、イヤなヤツですね(笑)
――それだけ強いということですね。
吉野:強いというか、そうですね。芯があるんですね。
笹村:優しい。
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