【新日本】上村が辻から直接勝利、1.4ドームでの一騎打ちを要望!SANADAと内藤は心理戦を展開

新日本プロレスは12月22日(金)、東京・後楽園ホールにて年内最終戦となる『Road to TOKYO DOME』を開催した。

『Road to TOKYO DOME』
日時:2023年12月22日(金) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,513人(札止め)

メインイベントではJust 5 GuysのSANADA&タイチ&上村優也組とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太が対戦した。

来年の1.4東京ドームのメインイベントでIWGP世界ヘビー級王座戦で争う王者SANADAと内藤は前哨対決として心理戦を展開。

同期デビューとして上村と辻も激しくぶつかり合う。

終盤、辻と上村が真っ向勝負を展開し、上村が回転十字固めで3カウントを奪取し、ライバル対決を制した。

<試合結果>

▼メインイベント(第8試合) 30分1本勝負
上村優也 〇
タイチ
SANADA
vs
辻陽太 ×
鷹木信悟
内藤哲也
18分36秒  回転十字固め

上村「ヨーシ、辻!オマエから直接取ったぞ!これで終わりか?どうだ、どうなんだ?」

辻「いいだろ!約束どおり、オマエとシングルマッチ、やってやるよ!ただよ、オイ、上村、どこでやる?」

上村「東京ドームだ!」

辻「新日本プロレス!俺たちに最高の舞台を用意してくれ!」

■試合後バックステージコメント

SANADA「………(※一人だけ先に来て、無言のままカメラ前を通り過ぎる)」

タイチ「SANAやんは? 帰っちゃった?」

TAKA「帰っちゃったよ」

上村「(※メンバーからの拍手を浴びて)ヨシ、ありがとうございます。まずは年内の目標、標的を倒したということで、来年東京ドームに行きます! まあ、こればっかりはあとは会社が決めることで、多分条件は揃ったんで、あとは会社に任せます。俺はいつでも準備万端です。そんなところで、ありがとうございました」

タイチ「また来年があるからな。これで良かったな、年内に一つ、とりあえずモヤモヤが一つ解消されて」

上村「そうですね。やっぱり帰ってきて、心の中のトゲというか、モヤモヤがあったので。今日でそれがふっ飛んだですね。また今まで通りというかね、凱旋前通り試合で魅せて、入場もできると思います。ありがとうございます」

タイチ「俺も優也と一緒で、(※KOPWのベルトを叩きながら)昨日で決着つけて、俺もスッキリしたし、2023年やっと覇者にもなれたし。次はおそらく俺は覇者として東京ドーム…まあ『KOPWランボー』やるのか知らないけど、あるんであれば覇者として一番最後に堂々と入場して、それが本戦なのか本戦じゃないのか分からないけど、どっちにしろ俺は覇者として2024年『KOPWランボー』を…ランボーなのかどうなのか分からないけど、そっから始めようかなと思う。そして優也がおそらくシングル組まれんのかな? そうなればまたしっかりサポートしていくし、必ずまた全員で来年の今日の今もここで。今日はなかなか雪が降らなかったけどな、雪降らして気持ちいい1年の終わりにしようぜ、来年」

上村「よろしくお願いします。みんなもよろしくお願いします」

TAKA「よろしく」

上村「まあ2カ月ちょっと、僕は短かったですけど、また来年もよろしくお願いします」

DOUKI「よろしく!」

タイチ「ありがとう!」

TAKA「ありがとう!」

辻「本当は、こんなこと望んじゃいない。俺が上村とドームでやる時は、何かしら懸けるものだと思っていた。そう! IWGP(世界)ヘビー級のベルト。ただ、今回はしょうがねぇ。決まったなら、お前を全力で叩き潰すだけだ。上村、俺が東京ドームを面白くしてやるよ」
鷹木「オイSANADA、言われなくても帰ってやるよ。SANADAと内藤のバチバチ、陽太と上村のバチバチだ。オイ! 俺の相手は、(日本に)来えへんのかい? ならいいぜ。タマ・トンガ! わかってるよ。なんの言い訳もできないようなベストコンディションで、1.4来てくれ。俺はそれを、打ち返すだけだ。そういえば今日は対戦相手、タイチがいたな。タイチはKOPWの、今年の覇者だ。いいじゃねぇかオイ、去年の俺ん時はよ、トロフィー、ちっぽけなトロフィーしかなかった。まぁDIYで、俺が作り直したが、今年はオイ、トロフィーとベルトとがあんだろ、お前、大したもんじゃないか。昨日対戦した小島聡もそうだ、オイ。なんでも俺のパンピング・ボンバー、俺のクローズライン、ラリアット、パンピング・ボンバーを! 何発も打って何とか勝ったんだ。俺は仮にオイ、小島聡のラリアット、3発食らったら、返せねぇかもしれねぇからな。それからそれから! 昨日のメイン、見させてもらったよ。最後、石井とHENARE。HENARE、とんでもない選手になったな。あいつはオイXで、なんの、なんの報酬もないって言ってたけど、バカ野郎お前、経験がとんでもない報酬じゃねぇか。いま言ったようにオイ、東スポさん、岡本っちゃんよ、聞いてるか? いま言ったように昨日の石井もそうだ、相変わらず鬼神のように強い石井。石井もそうだ、HENAREもそうだ、小島聡、そして今日の対戦相手、タイチもそうだ、俺は昨年……昨年じゃない、来年! やらなきゃいけないこと、たくさんあんだよ。この(NEVER無差別級の)ベルトを持ってな、2024年は! 辰年、そして……」

--デビュー20周年です。

鷹木「そうだよ。鷹木信悟、デビュー20周年イヤーだ。今年以上に、今年が調子悪かったわけじゃねぇからな。荒木さん、知ってんだろ? 荒木さん、知ってんだろ? 俺はKOPWも獲った。NEVERも獲った。調子は良かったんだよ。たまたまな、大事なとこで結果がついてこなかっただけだ。来年こそは! 20周年イヤーの来年こそは、鷹木信悟、再びてっぺんまで駆けのぼってやるからな。面白いことたくさん発表してやるからな。荒木さん、なんかあるか? なんかあるか? まあとにかく! 俺の言いたいことは、以上だ」

内藤「SANADAは、『なんか言え』って言われると、しゃべりたくなくなっちゃうんだってさ。今週発売の(※権利証バッグから『週刊プロレス』最新号を取り出して)『週刊プロレス』インタビューで、SANADA本人が、そう言ってたよ。だから俺、昨日のバックステージで、『もう2度としゃべるな。絶対にしゃべるなよ』って言っといたから。ということは今日、バックステージでSANADAは、メチャメチャしゃべるのかな? 今日、バックステージでSANADAが何を語るのか、メチャメチャ楽しみだぜ。今日で、新日本プロレスの年内の大会が終了。次は1月3日の会見、そして1月4日の東京ドーム大会。そう、俺が東京ドームでの大合唱、叶える日。そのことについて、SANADAがいろいろ語ってるからさ。ぜひ、今週発売の『週刊プロレス』を読んでくださいよ。言っとくけど、ガッカリな内容だからね(※手にしていた『週刊プロレス』を放り投げる)。俺は、2024年1月4日、東京ドームに、4年前の忘れ物、取りに行くぜ。カブロン!」

<写真提供:新日本プロレス>

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