【全日本】ライジングHAYATOが田村男児に勝利し世界ジュニア初奪取!MUSASHIが挑戦表明「全日ジュニアの強さ、俺に教えてくれよ」

全日本プロレスは3月9日(土)、東京・後楽園ホールにて『ドリームパワーシリーズ2024』を開催した。

『ドリームパワーシリーズ2024』~積田冷熱工事株式会社presents~
日時:2024年3月9日 (土)開始11時30分
会場:東京・後楽園ホール
観客:1,076人

メインイベントでは世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われ、第67代王者の田村男児にライジングHAYATOが挑戦。

今大会では世界タッグをセミファイナルに、そして世界ジュニアをメインイベントに据え置いたこの一戦。

これまで佐藤光留、岩本煌史、阿部史典を相手に3度の防衛を重ねてきた王者・田村はパワフルな攻撃でHAYATOを攻める。

HAYATOも全日本参戦後、これまで世界ジュニアに挑戦したが、手が届かず。これが通算5度目の挑戦となり気合が入る。

白熱した攻防を繰り広げた両者であったが、最後は人でなしドライバーを返されたHAYATOがシド・ヴィシャスでついに3カウントを奪取し世界ジュニア王座初戴冠を果たした。

<試合結果>

▼メインイベント(第6試合) 
世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
<第67代王者>
田村男児 ×
vs
<挑戦者>
ライジングHAYATO 〇
26分49秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め

※第67代王者・田村男児が4度目の防衛に失敗、ライジングHAYATOが第68代王者となる

試合後、みちのくプロレスを退団しフリーとなったMUSASHIが登場し、新王者HAYATOに挑戦表明を行った。

MUSASHIはマイクを持つと「ライジングHAYATO、このタイミングでリングに上がって来たんだ。何が言いたいかわかるよな?そのベルトを懸けて、全日ジュニアの強さ、俺に教えてくれよ。オマエの初防衛戦の相手は、俺だ」と宣戦布告。

この宣戦布告を受けHAYATOは「俺は愛媛プロレスで全日本プロレスに出てから1年以上、ベルトに挑戦できなかった。でも、全日本プロレスに参戦してきて、すぐこの世界ジュニアに名乗りを上げる、そういうところは嫌いじゃないよ。やろう!せっかく俺の初防衛になるんだから、デカイところにしたいね。3月30日、大田区でやるんだろ。PWF、準備しといて」と大田区での防衛戦を宣言。

MUSASHIの退場を見届けるとHAYATOは「この世界ジュニアを巻けるまで、とてつもなく長かった気もするし短かった気もする。後悔は少しあるけど、それも今思えば全部楽しかったよ。それは皆のおかげだよ、有難う。やっとの思いで手に入れた恋人、この世界ジュニアと一緒に、これからはパンクな全日ジュニアを作っていくよ。全日本プロレスは会社のレベルじゃ負けても、試合のレベルじゃ絶対に負けないから。また全日本プロレスの俺に会いに来て。レッツ・パンク!」

■試合後バックステージコメント

悲願の世界ジュニア初戴冠となったライジングHAYATOがファンに感謝の言葉

「こんな俺を応援してくれたみんな。みんなのおかげで心が折れずにベルトを巻けたよ。どうもありがとう。感傷的になっている暇は正直もうないんだよね。だって次はMUSASHIが来るんだから」

田村男児「負けた。4度目の防衛戦。この所属同士の世界ジュニア、しかもメインイベントで、HAYATOに負けた。やっぱり今日、HAYATOのほうが魂が上回っていた。だから負けたんだ。一歩も及ばなかった。HAYATOが先に一歩進んでた。それが俺の敗因だった」

試合後、HAYATOは自身のXで「やっと獲れたよ 今まで何度フラれても諦めなくて良かった でも、ここまで諦めさせないでくれたのは、応援してくれてるみんなのお陰だよ ありがとう ベルト持って初めて感じた感情はみんなへの感謝だったから、本当に俺のやってきた事は間違いなかったって思ったよ」とポスト。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

➡次ページ(【動画】ライジングHAYATO「ベルトとったよ」)へ続く

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