【新日本】デスペラードがSHOとの金網戦を制し王座奪取!次期挑戦者にDOUKIを指名「完全に俺はお前に感情移入してる」

新日本プロレスは6月16日 (日)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて『NEW JAPAN SOUL 2024』を開催した。

『NEW JAPAN SOUL 2024』
日時:2024年6月16日 (日) 12:30開場14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:2,370人

メインイベント(第9試合)では「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」が金網マッチで行われ、王者SHOに『BEST OF THE SUPER Jr.31』優勝者のエル・デスペラードが挑戦。

SHOのダーティーファイトに応戦するデスペラードは、H.O.Tが投げ込んだイスを逆利用しSHOを追い詰める。

H.o.Tの乱入は棚橋らが駆け付け排除に成功。

最後はデスペラードが垂直落下式のリバースタイガードライバーからピンチェ・ロコでSHOを仕留め、王座奪取に成功した。

<試合結果>

▼メインイベント(第9試合) 時間無制限1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合(金網マッチ)
<王者>
SHO ×
vs
<挑戦者>『BEST OF THE SUPER Jr.31』優勝者
エル・デスペラード 〇
28分57秒 垂直落下式リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコ→片エビ固め
※SHOが3度目の防衛に失敗。デスペラードが新チャンピオンとなる

試合後、新王者となったデスペラードは次期挑戦者にDOUKIを指名。

デスペラードはDOUKIに対し「これはよ、俺とお前の人間関係があるからって、みんな思うだろ。俺も正直そう思うよ。完全に俺はお前に感情移入してる。そりゃそうだ。なあ? 俺が1番しんどいとき、メキシコでなんにもわかんねぇとき、お前がずーっと助けてくれたから。『お前を助けたい』という気持ちはあるよ。“ひいき”だ、これは。でもな、これも“縁”だ。チャンスっていうのはよ、そう簡単には手に入んない。人間の繋がりだってチャンスだと思っていいんじゃねぇか?」と言葉を投げかける。

対するDOUKIも「あなたに、ここまで言われて…断るわけないだろ!全力でこのベルト獲らせてもらう」と宣言。

 

■試合後バックステージコメント

デスペラード「超恥ずかしい。(※祝勝席に座って)恥ずかしい、本当に! DOUKI、本当にそういうとこ、本当そういうとこ。気の遣い方間違ってるよ。バカ野郎、クソ。ウワァ、顔痛え! イッテー! 二度とやらねえ! クッソ痛え! ウワァ、明日真っ黒だぞ、俺。イテテテ……大根おろしみたいになったしよ、キツい。アァ、クソ。(※缶ビールを開けながら)OK。なんか聞きてえことあるか? 言いてえことは全部飛んだよ、あのバカ野郎がマイク切って渡すから、もう。凄え恥ずかしかったじゃねえか。イテテテ……。(※と言って、ビールを飲む)。なんか質問は? バックステージコメントなんか、もうリング上で全部言ったよ、思いの丈は。単純に……ウワッ(※と顔を歪め)…SHO、あのうグレーだ白だなんだかんだって言ってたけど、お前は真っ黒だよ。胸張って真っ黒だって言ってくれよ。アゴ回してよ、適当に変なこと言わなくていいよ。お前は真っ黒だ、紛うことなき。いいじゃないか、それで。俺は真っ黒だったけど、真っ白にはもうなれないんだ。なる必要もないけどな。やりきってくれよ、黒をよ。笑いなんかいらねえよ、テメー。でだ、ああいう人たちがいるから、真っ白い人間ってのは輝く。んなことはわかってる。でも、黒い人間を、俺たちが肯定することはないんだ。ナメんな。DOUKI。なぜメキシコ出身の俺が、なぜメキシコで右も左もわからなかったのかっつうのはファンタージだ。置いとけ。アイツがいなかったら、俺はメキシコであんなに楽しくプロレスできなかっただろうよ。恩人だ。それを差し引いても、なぜタイトルマッチを急にできるか? お前らそう思うだろ? 俺はわがままだからよ、やりてえヤツとしかやりたくねえんだよ。わかるだろ? ベルト持ってるヤツがSHOだった。だからしょうがねえ。アイツとやるしかねえじゃねえか。ベルト持ってんのは俺だ。俺が選ぶよ。それだけだよ、理由なんてさ。(※立ち上がって)ウワー…血なまぐさい。気持ち悪い。(※缶ビールを飲み干し)二度とやらねえっつったけど、(※缶ビールを数本、タイツに入れながら)アイツとだったらもう一回入って、アイツの顔面、ヘルシングみてえにしてやろうか。ヨシ、お疲れさん」

※SHOはノーコメント

DOUKI「リング上で言ったことがすべてだよ。直近のシングルでデスペラードに負けて、“なんでお前が挑戦できるんだ? そう思うヤツもいるだろう。でもな、確かにそうだ、デスペラードが言った通りだ。チャンスはな、誰にでも来るわけじゃない。どんな、少しでもチャンスがあれば、俺はそこに向かっていく。全力であのベルト、獲りにいかしてもらう」

<写真提供:新日本プロレス>

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