【スターダム】ワンダー王座陥落で傷心の安納サオリが壮麗亜美に惨敗!岡田太郎社長が7・4後楽園での仙女・岩田美香&愛海戦を提案


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 スターダムが6月29日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2」を開催。6・22代々木で岩田美香(センダイ・ガールズ)に敗れて、ワンダー・オブ・スターダム王座から陥落し傷心の安納サオリが壮麗亜美に惨敗を喫した。


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 もはや負の連鎖というしかないかーー。安納は代々木大会で敗退した後、岩田から仙女の7・15後楽園でのリマッチを提示されたが回答せず、無言の状態が続いた。

この日は中野たむ、なつぽい、水森由菜、玖麗さやかとのコズミック・エンジェルズで、壮麗、鹿島沙希、八神蘭奈、妃南、レディ・C組と10人タッグマッチで対戦。安納は奮戦はしたものの、壮麗の雷の如くであえなく憤死。マイクをつかむこともなく退場した。


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 ここで岡田太郎社長が「1回負けたくらいでクヨクヨしすぎじゃないですか? 反応がなくて、みんなも心配してるので、次の7・4後楽園のカード、交渉して準備しました。仙女さんから岩田美香、愛海組で。対するは安納サオリ、なつぽい組で戦ってください。それで少しは元気が出るんじゃないですか?!」と発表した。

 バックステージで安納は「ごめん。みんな…」と言うばかり。対仙女のパートナーに起用されたなつぽいは「落ち込むなら落ち込めばいい。でも、岩田さんが7月15日って言ってたよね? その前に7月4日、ありがたいカードくれたよね。落ち込むのはいいけど、時間に限りがあるよ。サオリがこのままだったら、私が行くから」と背中を叩いて、安納に喝を入れた。

 果たして、安納は岩田との直接対決で目を覚ますことができるのか、7・4後楽園決戦から目が離せなくなった。


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 また、6・22代々木での大江戸隊との「最終敗者以外4人、ユニット追放イリミネーションマッチ」で最終敗者となり、たった一人のクイーンズ・クエスト(QQ)となった上谷沙弥は第1試合に登場し、保持するハイスピード王座をかけ、フキゲンです★の挑戦を受けた。何かを吹っ切るかのようなファイトぶりを見せた上谷は、後方回転エビ固めで丸め込んでV2に成功。


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上谷は「このハイスピードのベルトがなくなってしまったら、私に何が残るんだろうって。無事守り抜くことができて本当にうれしいです。1週間経って、気持ちの整理が100%ついたって言うとウソになるけど、前に進んでいかなきゃと思ってます。元QQメンバーに“ごめん”しか伝えることができなくて。もっと大事なことをリング上で今後伝えていきたいです」と話した。


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 代々木大会でQQ追放となったAZMと天咲光由は、新たに合体を果たしたスターライト・キッド、鈴季すず(欠場中)、星来芽依から勧誘を受けているが、この日はキッド、星来と組み、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&琉悪夏と対戦。

キッドがモモ☆ラッチで琉悪夏を丸め込んで勝利した。AZMも天咲もキッドらと組んで戦っても、気持ちの整理はなかなかつかない様子。星来が「7・4後楽園で、2対2で組みたい」と提案。AZMと天咲は別のチームになる形で、キッド、星来との4人によるタッグマッチが浮上した。

<文:ミカエル・コバタ>

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