【ドラゴンゲート】新日本・田口隆祐がD’Courageに助っ人も極悪軍団Z-Brats討伐はならず!「いつでも力になるのであれば」と再タッグにも意欲

 ドラゴンゲートが8月1日、東京・後楽園ホールで「THE GATE OF ADVENTURE 2024」を開催。田口隆祐(新日本プロレス)がD’Courage(Dカレッジ)に助っ人参戦し、極悪軍団Z-Brats(Zブラッツ)討伐はならずも、再タッグ結成に意欲を見せた。

 先の「BEST OF THE SUPER Jr.31」を田口は交通事故のため欠場し、代打出場したのがDカレッジのドラゴン・ダイヤだった。5・31後楽園でのKUSHIDAとの公式戦後、ダイヤは放送席の田口とガッチリ握手を交わしていた。その後、7・5後楽園でZブラッツがDカレッジに対戦要求。

メンバーの足りないDカレッジのダイヤが「田口隆祐選手、俺たちに力を貸してください」とラブコールを送り、田口の参戦が決定した。ダイヤは「BOSJ」での経験を糧に、7・21神戸で豹を破り、オープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取し、後楽園大会を迎えた。

 Dカレッジは田口、菊田円、ダイヤ、田中良弥の布陣で、Zブラッツのシュン・スカイウォーカー、KAI、ISHIN、ジェイソン・リー組を迎撃。奇襲を掛けたZブラッツはシュンが田口と場外で大乱闘。ダイヤがシュンにトペコン・ヒーロをぶちかますと、田口、菊田、ダイヤがKAIにトリプル・ヒップアタックを敢行。

田口がジェイソンをオーマイ&ガーアンクルで絞め上げる。田口とダイヤはダブル・ヒップアタックをシュンに決める。ISHINが田中を捕獲すると、ジャーマンから人誅をさく裂させて3カウントを奪取。田口を助っ人に迎えたDカレッジだが勝利をモノにすることはできなかった。

 バックステージでダイヤは「急な呼び掛けだったのに、来ていただいたんで力になりました。負けたままでは終われない。また組ませていただいて…」と声を掛けると、田口は「いつでも力になるのであればお願いします」と再度のタッグ結成に前向き。ダイヤは「ドラゴンゲートでも、新日本さんのリングでもいいんで」と目を輝かせた。

 また、第3試合(箕浦康太vsミノリータ)のGOLD CLASS(ゴールド・クラス)対決の終了後、Zブラッツが入ってきてミノリータを拉致。メインイベント後、ゴールド・クラスの面々が現れて、Zブラッツに抗議。8・12横浜武道館でミノリータを巡り、両軍の激突が急浮上した。

<文:ミカエル・コバタ>

『THE GATE OF ADVENTURE 2024』
日時:2024年8月1日(木) 18:30試合開始 
会 場:東京・後楽園ホール
観衆:1,364人

<試合結果>

【第1試合:6人タッグマッチ】
ストロングマシーン・J
Kzy
U-T 〇
vs
Ben-K
B×Bハルク
望月ジュニア ×
9分20秒 フエゴ

【第2試合:6人タッグマッチ】
ウルティモ・ドラゴン
ラ・エストレージャ
宮脇純太 〇(プロレスリング・ノア)
vs
ドン・フジイ
パンチ富永 ×
柳内大貴
8分34秒 STV

【第3試合:シングルマッチ】
箕浦康太 〇
vs
ミノリータ ×
9分37秒 エビ固め ※Golden Rose

【第4試合:6人タッグマッチ】
ドラゴン・キッド ×
土井成樹
Kagetora
vs
望月成晃
近藤修司 〇
大鷲透
7分14秒 エビ固め ※ドイブルを切り返す

【第5試合:シングルマッチ】
ルイス・マンテ 〇
vs
BIGBOSS清水 ×
9分48秒 スペルティグレ

【第6試合:タッグマッチ】
YAMATO
横須賀ススム ×
vs
豹 〇
JACKY KAMEI
12分10秒 サムソンドライバー

【第7試合:スペシャル8人タッグマッチ】
田口隆祐(新日本プロレス)
菊田円
ドラゴン・ダイヤ
田中良弥 ×
vs
シュン・スカイウォーカー
KAI
ISHIN 〇
ジェイソン・リー
17分4秒 踏み付け式体固め ※人誅

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