「13歳から夢見た瞬間が叶った」新日本プロレスの頂点に立った“ザ・フロントマン”ザック・セイバーJr.

そして、2024年10月20日、地元イギリス・ロンドンのCrystal Palace National Sports Centreで行われた『Royal Quest IV』では、IWGP世界ヘビー級王座の防衛戦がメインイベントを飾った。
対戦相手は、9月に仙台でのタッグ戦でザックからピンフォールを奪っていたSANADA。地元ファンの熱狂的な応援を受け、ザックは序盤から自慢の関節技でSANADAの左腕を執拗に狙い、コントロールを試みた。

しかしSANADAも負けじとザックの脚をターゲットに絞り、膝への攻撃を重ねることで反撃の糸口を掴んでいく。技術の応酬が続く中、観衆も引き込まれ、緊張感が場内を包み込んだ。
中盤戦、SANADAが再び膝攻撃を強化し、強烈なニークラッシャーでザックを苦しめた場面もあったが、ザックは執念で耐え続け、グラウンドテクニックでSANADAの体力を削り返していく。

終盤には得意のクラーキーキャットを決め、SANADAがギブアップ寸前となりながらも逃れようとする姿に、ファンの声援も一層大きくなった。ついにSANADAを仕留め、初防衛を成功させた瞬間、会場は熱い歓声に包まれた。
試合後、ザックはマイクを握り、「俺は13歳の頃からずっとこの瞬間を夢見ていた」と語り、長年の夢が叶ったことを感慨深げに表現した。「こんなに長い時間がかかるとは思わなかったが、俺の旅はまだ続く」と力強く宣言し、「俺は死ぬまでプロレスラーでいる」と、その情熱をファンに示した。

また、リング上にはTMDKの仲間が集まり、ザックと共に勝利を祝福。TMDKのスローガン「THE MIGHTIES DON’T KNEEL!」を叫ぶ彼の姿に、会場全体が一体となり、大歓声が響き渡った。
IWGP世界ヘビー級王座を手にしたザックは、次なる目標として東京ドームでのメインイベント制覇を掲げている。ザックの新日本プロレスにおける挑戦は続き、英国の誇りと共にその名を歴史に刻み続ける。
<写真提供:新日本プロレス>
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