【新日本】タイチ「東京ドームでザックと闘いたい」IWGP GLOBAL王座挑戦を前に決意

新日本プロレスは11月3日、大阪・朝日生命ホールで翌日に迫るIWGP世界ヘビー級選手権、IWGP GLOBALヘビー級選手権、IWGPジュニアヘビー級選手権、さらに『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024』優勝決定戦の公開調印式を行った。

IWGP GLOBALヘビー級選手権の調印式では、挑戦者・タイチと王者・デビッド・フィンレーが対面。タイチは「G1に出られなかったことで、初めて引退が頭をよぎった」と吐露し、ファンの支えで立ち直ったことを明かした。「ザックへの挑戦も考えたが、今の自分には無理。まずはGLOBALの王座を手に入れ、IWGP世界ヘビー級王座へ挑む資格を得たい」と語り、「東京ドームのメインでザックと闘いたい」と夢を掲げた。

対するフィンレーは冷酷な言葉で応戦。「俺はジェイ・ホワイトやタマ・トンガ、オスプレイなどの夢を打ち砕いてきた。タイチ、お前と並んで座るのは、ウエムラがG1で俺を倒したが、直後に骨折したからだ」と一蹴し、「俺は“ドリームキラー”だ。このベルトを奪う者などいない。GLOBALヘビー級チャンピオンとして死ぬ覚悟だ」と宣言した。

質疑応答では、40代の意地を問われたタイチが「今の会社の方針は若手優先だが、40~50代でも諦める必要はない」と語り、後藤の娘の涙も背負い闘う決意を示した。フィンレーは「トーキョードームのメインはお前には関係ない」と突き放し、冷徹な“ドリームキラー”としての存在感を見せつけた。

<写真提供:新日本プロレス>

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