【ノア】潮崎豪が石川修司を破り防衛、新たな挑戦者と“借り”への決意を語る「1人借りを返さなきゃいけない人間がいる、新日本プロレス永田裕志!」
プロレスリング・ノアは11月24日(日)、東京・新木場1st RINGにて「LIMIT BREAK ex.」がを開催した。
『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK ex.』
日程:2024年11月24日(日)開始12:00開場11:15
会場:東京・新木場1st RING
観衆:245人
メインイベントでは、潮崎豪が世界ヘビー級王座の2度目の防衛を果たした。
潮崎は石川修司と28分を超える激闘を展開。終盤には両者が打撃戦でぶつかり合い、まさにヘビー級の醍醐味を体現する一戦となった。
最後は潮崎の豪腕ラリアットが炸裂し、勝利を収めた。試合後、潮崎は「石川選手は大きいだけじゃなく、あれだけ動ける。限界を超えた先の戦いができた」とコメント。
試合直後、ZERO1の松永準也がリングに上がり挑戦を表明。「潮崎!石川修司で満足してんじゃねぇ。次は俺がいく!」と熱い言葉をぶつけた。これに対し潮崎は「リングに上がる度胸と自信を感じた。戦いに火をつけてほしい」と応じ、新たな挑戦者への期待をのぞかせた。
さらに潮崎は、新日本プロレスの永田裕志にも対戦を要求。「1つ借りを返したい。場所と日時はどこでもいい」と語り、過去の因縁に決着をつけたい意向を示した。永田との対戦を通じて、自らのさらなる成長を目指すという。
一方、敗れた石川は「潮崎のラリアットは今までで一番効いた。でもまた挑戦したい」と再戦を熱望。「LIMIT BREAKのリングは面白い。またチャンスをくれ」と語り、次なる戦いへの意欲を見せた。
また、松永は「この日を待っていた。潮崎の持つベルトを一発で獲る」と自信をのぞかせ、次期挑戦者として早くも注目を集めている。潮崎豪を巡る激しい争いは、さらなる盛り上がりを予感させている。
■試合後バックステージコメント
潮崎「ありがとうございました! いやあ、すごいね。やっぱりすごいよ、石川修司選手。あれだけデカくて。デカいだけじゃない。あれだけ動ける選手というのはなかなかいないよね。久しぶりにと言っちゃあれだけど、本当にLIMIT BREAK…限界を超えるような、限界を超えたその先のプロレス、戦いができましたね。まあでも、これで終わりじゃなく、まだまだやっていきたい選手だなと戦って感じましたね。そして次、松永選手。あそこのリング上に来るというそれだけの度胸はあるし。正直、試合を見ているわけではないんで、どんな選手かというのは自分の頭の中にないですけど、それはそれで新鮮に戦える選手だと思うし。リング上に乗り込んできたという心意気というか、自信は感じたので。そこをしっかり見せてもらえれば、戦いも火が点くかなと思います」
――永田選手については?
潮崎「そうだ、そうだ。永田選手、あの人に俺は勝ったことないんじゃないかな。あるかな。ないような気がする。新日本プロレス、永田裕志という名前を出さしてもらいましたけど、これも自分の中ではLIMIT BREAK、それがキッカケだと思うんで。LIMIT BREAKの旗揚げ戦で30分引き分け。まあ、タッグでしたけど。そして(新日本の)東金大会で次は自分が取られるという悔しい結果を生み出してしまったので。次は永田裕志、シングルでしっかりと自分の借りを返して、また次に進みたいと思ってます」
石川「潮崎と初めてシングルマッチでガッチリやったけど、やっぱなんと言ってもあのラリアット。20何年間かいろんなラリアットを受けてきたけど、本当に効いたね。でも、『効いたね』っていうのは、もうやりたくないっていう『効いたね』じゃないんで。今日は素直に負けちまったけど、『何回でも』って言ったけど、もう1回あいつが持っているベルトに挑戦して、今度は俺が3つ必ず獲ります。LIMIT BREAKのリング面白いんで、負けちまったけど、また俺にチャンスください。この1週間、月曜の田中将斗から始まって潮崎。本当に濃い1週間を味わえたんで、レスラー冥利に尽きます。これでスキルアップしたと思うんで、また石川修司のこれからを楽しみにしてください」
松永「リング上で言ったことがすべてだ。俺はこのLIMIT BREAK、ずっと待ってたよ、この時を。俺は潮崎豪とタイトルマッチがやりたくて、このLIMIT BREAKに出てんだ。ついにこの日が来たよ。あのベルトが世界ヘビーだろうと、ナショナルだろうと、俺は今日この試合のあとに出てたよ。石川修司だけで満足してんじゃねえぞ。この俺が一発でベルト獲ってやる」
<写真提供:プロレスリング・ノア>
Pages 1 2