【新日本】『WTL』優勝決定戦前日会見でゲイブ&SANADAが内藤&ヒロムを襲撃「こんな茶番は終わりだ」

新日本プロレスは12月7日、熊本市のくまもと森都心プラザ プラザホールで『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2024』優勝決定戦の前日会見を実施した。

12月8日にグランメッセ熊本で開催される優勝決定戦では、Aブロック1位のゲイブ・キッド&SANADA組とBブロック1位の内藤哲也&高橋ヒロム組が激突する。

会見には両チームが登壇し、優勝への決意を語った。

▼ゲイブ・キッド&SANADA組のコメント

ゲイブ・キッドは、「この団体は世界最高であり、その舞台に立つなら最高の試合を見せるべきだ」と新日本プロレスに厳しい視線を向ける一方で、「2022年は最悪の成績、2023年は準決勝敗退。だが2024年は必ず優勝し、東京ドーム(1月4日)に進む」と力強い決意を示した。

パートナーのSANADAも、「LOS INGOBERNABLES de JAPON(L.I.J)が嫌い」と言い切りつつ、「刺激的なゲイブとのタッグで優勝を狙う」と闘志をみなぎらせた。

▼内藤哲也&高橋ヒロム組のコメント

高橋ヒロムは、「ジュニアヘビー級の自分がヘビー級と戦い抜き、新日本プロレス史上初の快挙を成し遂げる」と自信をにじませ、「内藤さんとの“1+1=1”の絆で試合に挑む」と語った。

内藤哲也は、「グランメッセ熊本は思い入れの深い場所。この舞台で約15年の絆を見せ、優勝を手にする」と力を込めた。そして対戦相手について、「ゲイブとSANADAの実力は警戒すべきだが、一番の要注意人物はヒロム。彼が暴走し過ぎないよう注意しつつ、最後の美味しいところは自分が取る」と笑顔で話した。

記者からの質問に対して、ゲイブは「俺とSANADAの関係に問題はない。明日は勝つだけだ」と一蹴。内藤は「SANADAは気分屋。明日にはWAR DOGSを抜けているかも」と冗談を飛ばし、ヒロムも「L.I.Jに戻る可能性は?」と茶化した。

一方のSANADAは、「こんなに裏切りを繰り返しているのに、いまだに信頼されている自分が怖い」と冷静に返答。最後には「早く飲みに行きたい」と締めくくり、余裕を見せた。

両チーム、コメント後のフォトセッションに移ると、ゲイブ&SANADAが内藤&ヒロムを襲撃し、ゲイブが「こんな茶番は終わりだ。明日、俺たちが勝つ!」と罵倒。最後は、倒れる内藤とヒロムをバックに2人で記念撮影し、会見場を去って行った。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』優勝決定戦は、個性と実力がぶつかり合う一戦となる。ジュニアとヘビーの垣根を超えるヒロム、L.I.Jへの対抗心を燃やすゲイブとSANADA、それぞれの思惑が交錯する中、どのような結末が待ち受けているのか注目される。

<写真提供:新日本プロレス>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加