【全日本】斉藤ブラザーズが世界タッグ王者として史上初の『世界最強タッグ』全勝優勝!ジュンがスミスに三冠挑戦表明「俺が三冠チャンピオンになって、DOOMで締めてやるよ!」

全日本プロレスの年末恒例「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦で、斉藤ブラザーズ(斉藤ジュン&斉藤レイ)が歴史的快挙を成し遂げた。

「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」【優勝決定戦】
日時:2024年12月8日(日)開場10:30開始11:30
会場:後楽園ホール
観衆:1,517人(札止め)

12月8日、東京・後楽園ホールで行われた優勝決定トーナメント決勝戦で、宮原健斗とデイビーボーイ・スミスJr.のタッグを下し、世界タッグ王者として史上初の全勝優勝を飾った。

<試合結果>

▼メインイベント(第7試合)時間無制限1本勝負
世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム決定トーナメント決勝戦 
×宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.
vs
〇斉藤ジュン&斉藤レイ
23分17秒 サイコブレイク→片エビ固め
※斉藤ジュン&斉藤レイが「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」優勝

試合後、ジュンがリング上でマイクを握り、「最強タッグを全勝優勝したらどうしてもやりたいことがあった」と発言。一度退場していた三冠ヘビー級王者スミスを呼び出し、堂々と「大みそかの代々木でこの斉藤ジュンに挑戦させろ」と挑戦を表明した。

スミスも観客の拍手に応える形で承諾し、両者は固い握手を交わした。この結果、31日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行われる大会で3冠ヘビー級王座戦が実現することが決まった。

ジュンにとって3冠戦は今年2月以来の挑戦となるが、状況は大きく異なっている。8月の仙台大会ではスミスにシングル戦で勝利を収め、さらに今回の全勝優勝で勢いに乗っている。

ジュンは「仙台でやったとき、スミスは本気じゃなかった。だから今度は本気のスミスとやりたい」と意気込みを語り、「俺が三冠チャンピオンになって、DOOMで締めてやるよ!」と宣言した。

一方のスミスは、「全日本プロレスのファンがイエスと言うなら、俺もイエスと言う」と挑戦を快諾しつつ、「DOOMじゃなくアイ・ラブ・ゼンニッポンだ」と反論。激闘を予感させる言葉でリングを去った。

バックステージでは、鈴木秀樹が乱入し、関本大介とともに斉藤ブラザーズの世界タッグ王座への挑戦を表明。斉藤兄弟も「ブッ倒してやるぜ!」と応じ、年末に向けた全日本プロレスの熱気はますます高まっている。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

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