【G馬場追善興行】太陽ケアが引退試合で感謝「馬場さんがいなければ、私はここにいません」

プロレスラー・太陽ケアが1月31日、東京・後楽園ホールで行われた「ジャイアント馬場没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会」で最後の戦いに挑み、約30年間のキャリアに幕を下ろした。

今大会の開始前には、この日が命日のジャイアント馬場さんの追悼セレモニーが全日本プロレスのOBや関係者らが集まり、1,717人超満員の観客と共に行われました。

メインイベントで行われた引退試合でケアは鈴木みのる、MAZADA with NOSAWA論外とタッグを組み、秋山準、丸藤正道、小島聡組と対戦。試合では得意のキックやTKOを繰り出していくも、最後は秋山のリストクラッチ式エクスプロイダーを受け、敗れた。

試合後の引退セレモニーには、川田利明、渕正信、TARU、武藤敬司らが登場して花束を贈呈。

マイクを握ったケアは、亡き師匠・ジャイアント馬場さんへ「馬場さんがいなければ、私はここにいません」と感謝を語り、「チャンスでもあり、ギャンブルでもあった。あなたがいなければ今の私はいなかった。あなたがハワイから呼んでくれたから私は夢をかなえられた」と続けた。

さらに、「リングに上がるときは自分のためだけでなく、馬場さんのためにも戦っていました」と思いを口にした。

最後は日本のファンに向けて感謝を述べ、10カウントゴングが打ち鳴らされ、プロレスラー生活に終止符を打った。

バックステージでは「30年なんて信じられない。あっという間だったけど、関わってくれたすべての人に感謝したい」と述べた。      

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